喧嘩男だったころの闘い方を思い出し、試合の主導権を取り戻したネプチューンマン。ところがネプチューンマンのお株を奪う必殺技『ボルケーノボンバー』で試合は再びリヴァイアサンのペースに!?
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ザ・マンとリヴァイアサン
お株を奪うボンバーで吹っ飛ばされたネプチューンマン。そのチャンスにすかさずリヴァイアサンは、序盤に出したフェイバリット『リヴァイアサン・メイルストローム』の体勢に。そして

この技はまだ続きがある
とそのまま落下し、ネプチューンマンの前頭部を自身の左膝に激突させる『リヴァイアサン・メイルストローム・クラッシュ』が炸裂。
この強烈な衝撃でネプチューンマスクの左半分が破壊され、ネプチューンマンは完全にダウンです。
いや~、リヴァイアサンのフェイバリット、続きがありましたね。膝の滑車を露出させて威力を増そうとしているところが少しセコい気もしますが…(苦笑)。
ただ彼の『リヴァイアサン・メイルストローム・クラッシュ』を見ていると、なにやらザ・マンの『千兵殲滅落とし』を彷彿とさせますね。
技を食らう相手が、掛け手の背中に回るか、回らないか、の違いだけのような気がします。これは偶然なんですかね? それとも私が勘ぐりすぎなだけ…?
ほら、以前書きましたが、リヴァイアサンはザ・マンの昔からの知己ではないかと私は踏んでいるので、その技にも共通点があるのかな…なんて想像しちゃうんですよ。
それこそザ・マンの思想体系である“完璧の教え”が確立する以前、ザ・マンが

あーでもない、こーでもない
と試行錯誤していたときに、いろいろと相談にのっていたのがリヴァイアサンではないかと思うのです。
そして二人で試行錯誤しながら到達したフェイバリットが『千兵殲滅落とし』と『リヴァイアサン・メイルストローム・クラッシュ』だったと。
だからフォルムが似ている…なんてエピソードがあってもいいかな、なんて思っちゃうんですよね。
ネプチューンマンのテーマ
さて、ネプチューンマンにとってはそんな夢想をしている場合ではありません(笑)。久々の“仮面割れ”です。ネプチューンマンが真にピンチの時に現れる表現技法ですね。
直近では『究極のタッグ編』における、対ファイブ・ディザスターズ戦以来でしょうか。以来っつっても、それからネプは闘ってないから、連チャン仮面割れですね(苦笑)。
ただ…今回の“仮面割れ”に関しては、言うほど深刻さはないですね。というか、今回ネプの闘いのテーマには
があると思うんですよ。
だから彼の装飾品が剥がれて喧嘩男率が高くなるのは、①のテーマに順ずることになるので、逆に彼の優位に進むような気がするんですね。
そして頼れるセコンド・ロビンマスクのエールにより、今度はテーマ②が発動。多くの超人に萌芽してきている“火事場のクソ力”の種火が、ネプチューンマンにも灯りました。

これが今の時代に生まれ出ずる、新たな世代の…未来の完璧超人像だーっ!!
とおもむろにチョッキをめくりだしたんで、完全に喧嘩男になるのかと思いましたよ(笑)。
ただネプチューンマンの断固たる決意の表れといいますか、なかなかに気合の入った宣言だったと思います。
以前の負けを素直に認め、そこから生じるライバル心も“友情”なのではないか? というネプの解釈。けっこう男前ですよね。これを見ている限り、ネプチューンマンに負けはないかな…なんて思います。
リヴァイアサンの立ち位置
そしてそれを受けたリヴァイアサンは

もっと見せろ! ザ・マンが成し遂げたその成果の全てを
と、新たなる自我を持ったザ・マンの弟子にとことん付き合ってやる、といったスタンスです。
これを見ると、リヴァイアサンはザ・マンが作り上げた成果を実感するのが楽しくてしょうがない、といった感じですね。どちらかというと、それが理想的な方向であってほしい、と願っているくらいに。
ですので、リヴァイアサンはネプチューンマンの新たなる完璧超人像に感服して、ジェロニモ同様彼の実力を認める方向に進むんじゃないでしょうか。
やっぱり炸裂・新必殺技!
そしてそれにつながるムーブが…やはりありました、ネプチューンマンの新フェイバリット!
ロビンが対ネプチューンマン戦に温存しておいた『ロビンスペシャル』と同様の考え方で、喧嘩男が温存しておいた『喧嘩スペシャルヌーヴォー』です。
これはまた…複雑怪奇な関節技ですね…もともとの『喧嘩スペシャル』と『パロスペシャル』とのハイブリッド技のような感じがします。
そして“ヌーヴォー”という言葉には、キン肉万太郎とカオスのタッグ名・マッスルブラザーズ・ヌーヴォーを思い起こさせます。ゆで先生、この言葉好きなのかな?
問題はこれで試合が決まるのか、ですかね。個人的にはもう一波乱あるかな、と思っています。というのも、リヴァイアサンはまだまだ全力出してないですからね。ここであっさりと敗れちゃったら、超神としては少し骨がなさすぎる。
ですので、残念ですがこの新フェイバリットは一度外されて、もう一つ試練を乗り越えた先に再度極まる、というパターンではないでしょうか。
その他気になった点
その他気になった点は
- なんかリヴァイアサンは足にストッキングを履いているように見えるな(苦笑)。
- 足元から発動するネプの“火事場のクソ力”。
- エールを送ってくれたセコンドに、「マットに沈んでいたことだろう」とディスるネプ(笑)。
- 新技はチキンウイング、三角締め、コブラツイストの複合技、といったところか。
こんなところです。そして…最新刊77巻が発売されました! こいつぁ~年明けから縁起がいいや!!


コメント
“喧嘩男”の時の技の上位互換を出してくれたので、最後は”ネプチューンマン”の技の上位互換を見せてくれるのかな?と思う所
完璧超人として挑んでいるのであればそっちで締めてくれんと締まらんし(苦笑)
リヴァイアさんの顔仮面っぽいから割れるのかなぁとひそかに期待していたら
まさかネプの仮面が先に割れたでござる
そしてリヴァイアさんがだんだん道場の面倒見のいい師範代に見えてきた
なんというか実力差を見せつつもノリノリで指導している感じの
ネプチューマンが斎藤さんですをやったとき驚いたのですが
チョッキの棘は体に張り付いてるものだとウォーズマン戦であったと思うのですが、結構スルーになってますね。
明けましておめでとうございます!
前回から見入ってましたが今回も技と技の応酬、見応えがありました!
確かにロビンマスクが喧嘩男に用意していたロビンスペシャルがあったようにネプチューンマンにも対ロビン戦に対する技を温存していたという件はあり得るので新必殺技を出す場面は説得力充分でした。
ですがそれでも勝負の行方はまだわからないと思うので例えネプチューンマンが負けるとしてもジェロニモ戦の逆パターンでどちらも生き残る展開を希望します。
みなさん、こんにちは。
リヴァイアサンは思慮分別がある超神って感じですよね。たしかに面倒見の良い方なのかもしれません(笑)。