第4回 テリーマン

オレ流超人批評
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キン肉マンのベストパートナー。しかし巷に流れる最弱説! いったいナゼ?
出身 アメリカ
超人強度 95万パワー
必殺技 スピニング・トゥ・ホールド
ナックルパート
カーフ・ブランディング
主な戦績 スカイマン○
ロビンマスク●
ザ・魔雲天○
アシュラマン△
はぐれ悪魔コンビ●
(ニューマシンガンズ)
はぐれ悪魔コンビ○
(マッスルブラザーズ)
ヘル・ミッショネルズ○
キング・ザ・100トン△

私が最初にホレた超人

 実は私がキン肉マンを読み始めたころ、一番ホレたのがテリーマンでした。ウォーズマンの回でも書きましたが、私がジャンプを読み始めたのは、ちょうど『七人の悪魔超人シリーズ』で、まさにアイドル超人軍と悪魔超人軍の対抗戦 まっさかりのときでした。

 ウルフマン・ロビンマスク・ウォーズマンと、実力者 (除くウルフマン ) 超人が次々と倒されていく中、ブロッケンJr.とともに悪魔超人から勝利をもぎとった、アメリカンな超人です。

 ではいったい私が彼の何にホレたかというと、魔雲天戦でのセリフです。魔雲天に攻めまくられ、圧倒的不利になったテリーマン。ここで魔雲天はこんなセリフをはきます。

魔雲天
魔雲天

あんなブタマン(キン肉マンのこと)やメガネのチビ(ミートのこと)に、命をかける意味があるのかね?

 これを聞いたテリーマン、烈火のごとく怒ります。そして怒涛の反撃開始。このときのセリフがまた泣かせるんですよ。

テリーマン
テリーマン

キン肉マン、ロビンマスク、ウォーズマン、みんな超人オリンピックの修羅場をくぐってきた仲間たちだ…苦楽を共にしてきた仲間だからこそ、命を捨てることができるんじゃないかああああ!

 やっばい。幼き頃の私やっばい。不覚にもしびれちまいました。そして渾身のブレーンバスターで魔雲天を粉砕…地味な技だけど。でもホレたなあ(笑)。

テリーマン最弱説について

 ところがです。キン肉マンフリークの話をいろいろ聞くと、でてくる、でてくる“テリーマン最弱説”。その根拠はいろいろあると思うのですが、こんなところだと思います。

技が地味

 そうなんです。技が地味なんです。他の超人は、現実にはありえない技を必殺技にしていることが多い(ロビンの『ロビンスペシャル』、ウォーズマンの『スクリュードライバー』、キン肉マンの『マッスル・スパーク』等)のに、彼の必殺技はフツーにマネできるんですよ。

 ぶっちゃけ、単なるいちプロレス技なんです。これじゃあ説得力がない。つまり相手を“叩きのめせる”イメージがわいてきません。

キン肉マンの引き立て役

 キン肉マンとタッグを組むことが多かったせいか、おいしい部分をキン肉マンに取られがちでした。この“引き立て役”というポジションに関しては、『キン肉マンⅡ世』で本人がいってますしね。自覚してるのでしょう。

アシュラマン戦での引き分け

 キン肉マンもいってました。

つぎは正義超人実力ナンバーワンのテリーマンだ。安心、安心

みたいなことを。

 そうです。悪魔六騎士シリーズ当時、彼は実力ナンバーワンだったのです! 私も「まずテリーは負けないだろう」と思ってました。

 しかし! あのアシュラマン戦での体たらく。負けに等しい引き分け。後のアシュラマンの出世ぶりをみると、大きく株を落としたかんがあります。まさしく“庇を貸して、母屋をとられる”です。

最終シリーズでの不甲斐なさ

 アシュラマン戦で株を落としましたが、次のシリーズの『宇宙タッグトーナメント』ではキン肉マンと組んで優勝し、少しは立ち直ったかにみえました。

 しかし彼は最後の最後で、決定的なポカをやらかします。最終シリーズ『キン肉星王位争奪編』決勝での、レギュラー落選です。

 これは痛すぎます。キン肉マンの新必殺技開発練習の実験台になっての欠場でしたが、最後の最後でメインキャラから外されたのは、イメージ的にも厳しすぎる…。

 しかしゆで先生はここまで活躍させてきたキャラを、何ゆえこの大事なときに外したのでしょうか? 「自分よりも他人を気遣う」「汝、隣人を愛せよ」的な、控えめなキャラに変化していった彼の宿命だったのでしょうか?

最後に

 以上が“テリーマン最弱説”の原因だと思われます。しかし戦績を見る限りだと、勝率はいいんだけどなー。やっぱ圧倒的な勝ちイメージがないんだろうなー。

 なんか“自分の光を削って相手を光らす”ような、とんでもなくいい人に思えてきました。


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