今週のキン肉マン第285話-世界の鍵を握る兄弟!!

今週のキン肉マン
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 アリステラが提案したタッグマッチ。「兄さんと私のふたりなら無敵じゃあ~っ! 私たち兄弟で一緒にタッグを組んで、ヤツらをギャフンと言わせてやろうじゃないか~っ!」と、スグルはテンション高くその提案にのってきます。「キン肉マンもああ言っている。あとはお前次第だ。さあどうするソルジャーよ?」とアリステラが念を押すと、アタルは「その提案は…呑めんな!」と、きっぱりと拒否。

 話の流れ的にありえないアタルの回答(笑)に、アリステラが読者を代弁して「どういうことだ!? なぜ拒否をする!」と問うと、アタルは即答せず、スグルに対して「スグルよ、オレと組んで闘おうなどと、本当に一点の曇りもない心で出した答えなのか?」と質問します。スグルが「も…もちろん…」と答えると、「腹部にそんな重症を負って本当に闘えるのか?」と再度質問。

 実際のところ、パイレートマン戦での激闘で負ったスグルの腹部の傷は重症。その事実を冷静にアタルは分析していました。そして「言っておくがコイツらはフェニックスとゼブラを倒したほどのヤツらだぞ。そんな相手にその傷を抱えてなお勝てると本気で考えているのか。ええ、どうなんだスグル?」と問い詰めます。

 そんな理詰めの問いかけにスグルは「だ…大丈夫だ、兄さん。こんな傷など屁でもない! それより兄さんと組んで闘えるなんてチャンスがこの先どれだけあるものか!? その機を私は逃したくないんだ…」と、体調よりも魅力的なシチュエーションを優先します。しかし腹からはさらに出血があり、立ち上がることができません。

 それを見たアタルは「ご覧のとおりだ。スグルは今、これ以上闘える状態ではない。お前たちの提案は受けることができない。残念ながら…な」と、スグルの意志を無視して答えると、スグルは「でも兄さん、私が闘わないと…他に誰がそのふたりの相手をするって言うんだ」と、素朴な疑問を口にします。

 現実問題、4王子側の勝者であるマリポーサとビッグボディはアタルのパートナー候補ですが、対戦相手の死亡によりワームホールが消失し、すぐには安土城には駆けつけられない状態。しかしアタルはひとつだけ解決策があるといい、「神の力を使わせてもらう。さぁ出でよ、残虐の神よ!」と、空に向かって残虐の神を呼び寄せます。

 するとその呼びかけに応えて残虐の神が登場。神々を敵視するアリステラは「フン、忌々しい」とそれを一瞥。「わざわざ自ら私を呼ぶとはキン肉アタル、大胆なことをしてくれる。私の提言どおり、神の1億パワーを受け取る気になったかな?」と、自身が憑依することを確認します。

 しかしアタルは「そんなくだらんものはオレにはいらん。そう言ったはずだ」と、その申し出をキッパリと拒否。「ではなぜ呼んだ。情報は全て与えた。その他に何を望むつもりだ?」と残虐の神が尋ねると、アタルは以下のように答えます。

  • たかが下界のいち超人に1億もの超人強度を植え付けるというのは、とてつもないエネルギーを消費する行為のはず。
  • だがその膨大なエネルギーを使ってひとつ別のことをやってもらいたい。
  • 知っていると思うが今現在、お前たちと同じ穴のムジナというべき存在のひとつ、大魔王サタンがこの世の3ヵ所に強力な結界を張っている。
  • これだけはさすがに現世のいち超人の力ではどうにもできん。
  • だがお前の備える神の力を使えば話は変わる。その結界に穴を開けて、ひとりくらいなら出せるはずだ。

と、結界を一部破壊して超人をひとりここに呼び寄せろとリクエスト。アタルのこの要求はキン肉大神殿、魔界、超人墓場の3ヶ所に伝わります。

 「どうだ? お前の力を使えばそれくらいできるだろう、いや…できるはずだ」と、アタルは強気に要求します。「ハハハハ、なかなか面白いことを考えるな、お前という男は。結論から言うとできないことはない。だがその力を使えば、お前に1億パワーを授けることは当面の間できなくなる。千載一遇のチャンスだぞ。それをそんな使い方で消費してしまって本当に構わないのか?」と残虐の神が念押しをすると、「言ったはずだろう。そんなまやかしの力に頼るオレではない。それにオレにとってはそんなものより今の要求を実現してもらえたほうがよほど力になる。だから頼んでいる」と、パワーよりもパートナーを望むアタル。

 そんなアタルの望みを聞いた残虐の神が「その力でサタンの結界を一瞬破ることは確かにできる。それでも時間はわずか一瞬。亀裂のスペースも小さなものだ。本当にひとりしか出すことはできぬだろう。それでもいいのか、たったひとりだぞ?」と最終確認をすると、「ああ…ひとりで十分だ。それでいい」と迷いなく答えて次回に続く、です。

 おお~、夢の兄弟タッグ、まさかの拒否! 肉ファンの誰もが色めき立ったこの流れを、バッサリと切り捨てましたよ、アタルさん(苦笑)。これはこれで衝撃の展開です。いわゆるひとつの「だが断る」ってやつですね。アタルの後ろに岸辺露伴が見えましたよ(笑)。こんなKY発言をよどみなく発することができるアタル、そこにシビれるあこがれるぅ!

 とはいえ、アタルは弟の体調を案じての拒否なので、まあ理にかなっているというか、それもそうだろうといったところですね。真マッスル・ブラザーズの夢が潰(つい)えたのは悲しいですが、100%勝利が確定されている試合を見るというのも、少々興ざめであることは確かです。

 じゃあアタルが残虐の神の憑依を受け、1億パワーでアリステラとマリキータマンを一人ずつ撃破するのかというと、それも拒否。う~ん、ワガママちゃんね(笑)。彼の信念からすると、外部ブーストを得る行為は「くだらない行為」であるらしく、1億パワーを受け入れたフェニックスをそこはかとなくディスっています(笑)。まあ今回のフェニックスについては情状酌量の余地があるので、蔑まないようにしましょうよ、アタルさん(苦笑)。フェニックスはフェニックスで、ミッション達成のために自分のプライドを捨てる覚悟でブーストを得たわけだからさ。

 彼の要望は、残虐の神の力でサタンが張った結界を一瞬だけ解除し、自分のパートナーとなる超人をひとりワープさせてほしい、とのことでした。この要望で「誰がアタルのパートナーに選ばれるの? ドキドキ選手権」がここに開幕(笑)。夢の兄弟タッグがお流れとなって物語のテンションが下がるかと思いきや、一気にV字回復を達成します。いや~見事だな、アタルさん。いや、ゆで先生か。

 こうなるともう、今週は日本全国で「誰が選ばれるか」の大予想大会ですよ(笑)。当然私もね、予想しますよ、はい。エントリーされた超人は結界が張られた3ヶ所にいる誰かですよね。まずは誰がエントリーしているかおさらいしましょう。

正義超人軍

  • ブロッケンJr.
  • ウォーズマン
  • テリーマン
  • ラーメンマン
  • ジェロニモ

悪魔超人軍

  • バッファローマン
  • ザ・ニンジャ
  • ブラックホール
  • アシュラマン
  • ジャンクマン
  • サンシャイン

完璧超人軍

  • ネメシス
  • ネプチューンマン
  • ザ・マン

 このようなメンツが誌面には出てきました。アタルとの関係性から考えると、当然“超人血盟軍”メンバーが有力候補となります。しかしアシュラマンはまだ負傷中っぽいし、バッファローマンは王位争奪編で事実上タッグを組んでいます。ということでこの二人を消去すると、残りはブロッケンJr.とザ・ニンジャということになります。

 そして未来的な事実を考えると、その後アタルと『超人特別機動警察隊(アンタッチャブル)』を組むことになるザ・ニンジャが大本命か!? ここで阿吽の呼吸を見せてからのアンタッチャブル結成というストーリーならば、今後の展開につなげるのにスムーズです。ブロッケンJr.もアタルの参謀に抜擢されたくらい評価が高いので、対抗ですかね。ですんで

本命:ザ・ニンジャ
対抗:ブロッケンJr.

となるかな…でもこれじゃあ誰でもできる予想でつまんないですよね(笑)。もう一捻り欲しいので、敢えて違った視点からの予想もしてみましょう。

 先ほどはアタルに関係する視点からの人選でしたが、今度はオメガに関係する視点で予想してみましょうか。アリステラと関係が深い、もしくは弟であるディクシアと関係の深いキャラが選ばれるとなると、当然仇敵である完璧超人軍からのエントリーが考えれるわけですよ。で、ここに一人、オメガとも関連があり、アタルにも関連があるキャラがいることに気づきます。そうです、ネメシスです。彼は完璧超人軍に所属していてかつ、アタルの血縁者です。オメガの仇敵軍団に所属しつつ、アタルの大叔父という、まさにこの闘いにはピッタリの人物です。“マッスル・ブラザーズ”とはなりませんが、“マッスル・ブラッド・リレイティヴ(キン肉族血縁者)”にはなるので、チームとしてもしっくりくるし。

 もしくはネプチューンマンか。まず今回の登場で、陰から隠れるように出てきたのが意味深です。そしてディクシアとの関連性もある。完璧無量大数軍で顔を合わせていた可能性もあるし、なんといっても王位争奪編では狙う側、狙われる側として闘っています。そしてアタルの灰を管理して、キン肉マンチームを陰から助けたという、アタルとの因縁もあります…候補としてはいい感じじゃないですか。

 それかもっと直接的に考えるとザ・マンか? 「もうさ、首を狙ってるんだったらいっそ、直接闘おうぜ」みたいな。アタル&ザ・マン、これはこれで仰天タッグじゃないですか。ただザ・マンは悪魔将軍との約束で“一生超人墓場から出るな”と言われているので無理かな?…とここまで書いた時点で、大きな過ちに気づきました。そもそも超人墓場に通じるワームホールは、アリステラがすでに密かに開通させていて、それをアタルが塞いだばかりだったんだった。ここで残虐の神にお願いするワームホールを超人墓場でリクエストすると、アタルの直近の仕事が無駄になってしまいます。そんな矛盾したことはありえないので…超人墓場にいる連中はリストから外れてしまいますね…。

 となると…もうニンジャ、ブロッケンのラインで決定か? いやいや、どうしても何か一捻り欲しいです(笑)。こいつがパートナーになったら祭りが起きるようなインパクトのあるやつ…アタルと因縁が深くて……!! いた! キン肉真弓!! キン肉族親子タッグ結成! それだ! それで行こう! というわけで

本命:キン肉真弓

でいきます…ってあるわけないだろ(笑)。ただこんな感じで日本中が盛り上がれるので、今回の「だが断る」騒動(笑)はたいした演出だと思いますよ、はい。しかしあれだなあ、アタルからご指名を受ける超人はおいしいだろうなあ。「オレ、あのキン肉アタルから指名されちゃったよ!」と、一生のステイタスになること請け合いです(笑)。言うなれば大物ハリウッド女優が新宿のホストクラブにお忍びで来て、指名されちゃったホストみたいな感じかな(笑)? あれ? 例えがおかしいかな(笑)?

 そしてもうひとつ気になることがあるんですよね。それはアタルが口にした、「邪悪の神とサタンは同じ穴のムジナ」という表現です。これは所属や源流が同じことを示しているのか、破滅的かつ利己的行動が同類項だということなのか。後者であればたいして気になることはないのですが、前者だとちょっと意味合いが違ってきます。というのも、設定がふわっとしているサタンの、新たな設定のヒントになるからです。アタルの言葉通りに受け取ると、サタンも神々の一員である(だった)ことを意味する可能性が高くなります。

 これは今シリーズにおいて、大きな意味合いを持つと思うんですよ。要はサタンの目的は何か、ということです。我々の知らない歴史が紐解かれる可能性も十分考えられます。このあたりも注目ですよね~。

 その他気になった点は

  • 理想論と根性論だけでは納得しない、リアリストの兄貴。さすがは“真・友情パワー”提唱者。
  • モニターに映るアタル、アリステラ、マリキータマンのスリーショットは、仲間同士にも見える(笑)。
  • パイレートマンもなかなか起き上がれないな。
  • 今回も一言もしゃべらないマリキータマン(笑)。
  • ジャスティスマンは来られると思うんだけどな。
  • アタル&ジャスティスマン。このチームもかなり無敵(笑)。
  • ブラックホールのロケーションムーブも使用不可なんだろうか?
  • 邪悪神を蔑むアリステラ、最高(笑)。
  • 魔界のモニターは井戸(笑)。
  • 超人墓場の電化製品は、すべてケースが石(笑)。
  • 神は誰かに憑依しないと闘えないのかな?
  • だとすると、アリステラが殲滅したい神々とは、どうやって闘うんだろう?
  • でもザ・マンは肉体を持って降下したしな…? よくわからん。
  • 黒目を出現させた残虐の神。あったんだ(笑)。

 こんなところでっす。

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