幻の安土城出現にも大きな動揺をしないフェニックス。それを見て「その態度、一時的とはいえわが弟(ディクシア)がかしずく気になっただけのことはある。キン肉マンが現れなかったときには落胆したが取り消そう。相手にとって不足はないようだ。それに…ディクシアのこともあるしな」とフェニックスを称えつつ戦闘態勢に入るアリステラ。「あふれる知性で返り討ちにしてやろう」と一歩も引かないフェニックス。
そしてサグラダ・ファミリアではここを基地局として宇宙超人委員会がレフェリングを行うとハラボテが宣言。それに両軍が同意するや、一斉に5大決戦のゴングが打ち鳴らされました。真っ先に動いたのはルーマニアはブラン城のヘイルマン。ブリザードハンドでマリポーサに襲いかかるも、華麗な跳躍でマリポーサはかわし、ドロップキック、三角飛びラ・ケブラーダの連続攻撃。しかしヘイルマンもそれをはねのけブリザード・ラリアット。マリポーサは飛ばされた勢いをロープに預け、そのリバウンドを利用したフライングクロスチョップ。まったく譲りません。
「おまえの蝶々(マリポーサ)殺法の命はその足だな。その足使えないようにしてやるぜーっ!」と、ヘイルマンは相手の長所を消そうと、ブリザードハンドをリングに突き刺し氷リング化を狙います。しかしそれを読んだマリポーサはマットすれすれの低空キックでブリザードハンドを蹴り上げると、「その腕簡単には使わせぬわーっ!」と両足でヘイルマンの首を挟んで回転するコルバタからの脇固めに移行し、「貴様のその右腕、いただいたーっ!!」と勇壮に宣言して次回に続く、です。

一気に5シングルが開戦しました。その中でもオメガ兄弟とフェニックスとの関係性がクローズアップされましたね。精神的に動じないリアリストのフェニックスに対し、「弟がかしずく気になっただけのことはある」とアリステラの評価ポイントが上昇。一気に「相手にとって不足なし」というステイタスまで上り詰めました。
対抗戦初戦に選ばれたのはマリポーサVSヘイルマン。一進一退の攻防が繰り広げられますが、すべてにおいてマリポーサが上回っている感じです。だだ技が軽く感じられるのが難点といったところでしょうか。まあ軽やかなファイトスタイルが売りのマリポーサなので、そこはいっても仕方ないのですが。
でもヘイルマンもティーパックマンの次の相手がマリポーサって、振り幅広すぎって思っているのかな(苦笑)? あ、いや、ティーパックマンを悪くいうつもりはないんですけどね。あれだけインパクトある闘いをしたのだから株は上昇したんですけど、作品の歴史的な格ではかなり差があることは否めないので。それだけにマリポーサを食うことがあったら、ヘイルマンのステイタスは一気にジャンプアップですね…ないとは思うんですけどね。
その他気になったは
- 自分で“あふれる知性”といってしまうフェニックス。うぬぼれ屋さん(笑)。
- まだヘリ内からアナウンスと解説をする吉貝・タザハマコンビ。
こんなところです。
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