今週のキン肉マン第266話-日本代表の友情!!

今週のキン肉マン
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 『キン肉バスター』を返され、逆にパイレートマンの『バイキングバスター』を食らったスグル。思わずダウンを喫すると、「甘い! ちょっと気合いを入れ直したぐらいで反撃に転じられると思うその態度! その程度じゃお前も…あのカナディアンマンとかいう木偶の坊と変わらぬわーっ!」と、パイレートマンはサッカーボールキックからのグラウンドの膝蹴り連打でスグルの顔面を攻め立てます。

 「木偶の坊?」と、仲間を蔑まれたことにスグルが反応すると、「そうだ! 図体だけでかくて何もできないヤツを木偶の坊と呼ばずになんと呼ぶ!? そしてお前も…ヤツと同じく何もできずに散りゆくだけの木偶の坊と変わらぬと言っているーっ」と、パイレートマンは厳しい言葉を続けて浴びせます。

 劣勢に立ったスグルを鼓舞したのはウルフマン。「何をやってやがる! カナディアンマンだけじゃねぇぞ、ティーパックマンだってカレクックだってベンキマンだって、み~んなソイツらにやられちまったんだ! その上お前までやられちまうっていうのかよ!? お前それでも超人オリンピックV2チャンピオンか! オレたちが命を懸けて闘ったあの大会のチャンピオンがそのザマじゃあ…お前に希望を託して死んだ仲間が浮かばれねぇだろうが、このクサレ木偶の坊がーっ!」と、江戸っ子を思わせるべらんめえの強烈な檄を飛ばします。

 それを聞いたスグルは「フフフ…パイレートマンよりお前の暴言のほうがひどいじゃないかウルフマン。だがいいことを言ってくれた。そうだ、これは私だけの闘いではない。私は散っていった彼らの魂も背負って闘わねばならんのだ。それがこの体たらくじゃ確かに…あまりに申し訳ない!」と、四つん這いの亀の状態から立ち上がります。そのスグルの周りには、彼を支えるように死んだ仲間が寄り添います。

 「この力…」と、パイレートマンが不屈の勢いで力強く立ち上がるスグルに驚愕すると、「火事場の…友情パワァア~ッ」と叫んだスグルは「カナディアンマンの仇は…この私が討ってやるぜーっ!」と、なんと彼の最新フェイバリットであった『リビルド・カナディアンバックブリーカー』でパイレートマンを攻撃。力強く締め上げていきます。

 一気に逆転技を食らったパイレートマンは「間違いない、今の発破でキン肉マンのパワーは確実に上がった…この吾輩が技を解こうとしても…容易に解けぬ!」と、スグルの秘めたるパワーを体感します。

 するとスグルは自ら技を解き、「この機は逃しちゃいけないタイミングだと私の勘が言っている! だからここは一気呵成に行かせていただく! 試合で見せるのはこれが初めて! 敬愛するカメハメ師匠から最後に授かった52の関節技のひとーつ! 『シャットダウンクラッチ』!!」と、『マッスル・リベンジャー』の最終形態のような固め技を披露。「これが本物の…火事場のクソ力!? これでこそ…地球まで来た甲斐がある!!」とパイレートマンがつぶやき次回に続く、です。

 久々の亜流バスターが決まりましたが、言うほどダメージは与えられていないようですね。ダメージ表現がだいぶスルーされているので、ちょっと報われない技に殿堂入りしてしまいそうです、『バイキングバスター』(苦笑)。

 その後スグルの仲間を“木偶の坊”呼ばわりし、スグルの怒りのパワーを引き出そうとしますが、その目論見はウルフマンがあっさりと潰した感じです。敵以上に口が悪いってなんだよ(笑)って感じですが、その江戸っ子ばりの口の悪さでスグルは発奮して形成を逆転させたのだからたいしたものです。まあそれがパイレートマンが引き出したかった別次元のパワーを呼び寄せたので、パイレートマンにとっても結果的にウルフマン、グッジョブ、という形になったんですけどね(笑)。

 ウルフマンの口の悪さはこのシリーズが始まってから顕著になった設定なのですが、とてもいい設定ですね。彼の口の悪さは江戸っ子のべらんめえ口調に通ずるものがあるんですけど、日本の超人だけにとてもしっくりきます。

 そして同じ日本の超人であるスグルと掛け合い、尻を叩くようにしてお互いを発奮させる関係。今までになかったウルフマンの魅力が開花した感じです。正直彼の「このクサレ木偶の坊」発言には、スグルよりも早く「お前の発言の方が厳しいな!」と突っ込んでましたから(苦笑)。その後読み進めるとスグルも同様に突っ込んでいたのでニヤニヤしちゃいましたよ(笑)。

 その結果スグルの特別なパワーが放出されたわけですが、なんか“火事場のクソ力”と“友情パワー”がごっちゃになった発言をしていましたね。“火事場の友情パワー”って(笑)。以前この二つのパワーの差は何なのか? と書いた記憶があるのですが、なんだろう、同じなのかな? フィーリング的に同じでもいいんだけど。定義づけが難しそうですからね。

 そして立ち上がるスグルを支える死んだ仲間の図が久々に登場しました。この作品のお家芸ですよね。肉体は滅んでも精神は不滅というやつです。これにカナディアンマンのフェイバリットで応えるスグルもなかなかに粋ですが、最後は52の関節技から新技披露という意外な選択をしてきました。この選択にどんな意図があるのか楽しみです。

 でもパイレートマンは冷静に状況分析を続けているので、まだまだ余裕がありそうです。引き出そうとしていた力をいざ目の前にし、さらなる力で押さえつけることができるのか。もしくは発動の秘密や法則を解明するのか。ここも注目です。

 その他気になった点は

  • ウルフマンは超人オリンピックにすごい誇りを持っているんですね。
  • スグルを支える正義超人軍に、カナディアンマンがいないんだけど…?
  • 死角にいるのかな(笑)?
  • 『リビルド~』を自ら解いたのは、「これじゃあ極まらない」という無言の意思表示なのか…?

 こんなところです。

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