例えば「春夏秋冬のうち、どの季節が一番好き?」と聞かれたとしましょう。そうした場合、私は「全部好き」と答えるようにしています。暑い寒い、食べ物がおいしい、おいしくないとか、様々な判断基準があるかと思いますが、私の判断基準はそういったところにはなく、四季折々にいいところがあると感じているために、どれかを突出させて選べないのです。
ではその四季折々のいいところとは何かといいますと、この日本で季節ごとに根付いている風物詩であるといっても過言ではありません。
例えば最近の猛暑(2004年7月時点)はとってもうんざりなのですが、だからといって夏は嫌いじゃないんですね。このクソ暑いながらも心躍らせる風物詩が、それらをカバーするわけです。例えばそれは花火であったり、スイカであったり、夏祭りであったり、風鈴であったりするわけです。
こういった昔ながらの日本の文化というものが、ものすごく私をいい気分にさせてくれるわけです。もし時間や境遇が許すならば、夏なんて庭先で朝顔を育てて、打ち水をして、すだれのかかった和室でアイスコーヒーなんかを飲んでしまいますよ。ラジオ体操だっていっちゃいますよ、私は(笑)。早起き好きだし。
なんでしょうか、こういった風物詩を人生に多く取り入れていくと、「生きている」って実感がすごく湧くんですよ。人生において風物詩で細かい起伏をつけているともいえるでしょうか。季節ごとにこういったイベントをこなすことにより、精神的なヒーリングをおこなうわけです。
しかし現実はなかなかそうもいかなく、仕事におわれてヒマはないわ、お金はないわ、土地はないわで、なかなか理想の生活に近づけません。もっとのんびりと季節を感じ、風流に生きてみたいのですが…仕事しすぎなんだよう、日本人は!(愚痴?)
というわけで、この「オレ流」では、なるべく季節を感じられるような演出をしていこうかと思っています。とりあえずは土用丑の日にうなぎでも食べたいですね。
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