コロナウイルスの流行により、マスク着用をはじめとした感染予防がデフォルトの世の中となりました。それに伴い激減したのがインフルエンザの患者数です。
1月末の報告によれば、インフルエンザ患者数は2020年8月31日から2021年1月24日までの21週間の累積で、わずか793人だったそうです。
ちなみに同期間における過去5年間の平均患者総数は約68.5万人で、それと比べると今シーズンは通常の0.12%程度の患者数と、桁違いの減少をみせているんですよね。これすごくないですか?
グラフを見ても、患者数が少なすぎて棒グラフを成立させられない状態です。折れ線グラフはずっと地を這っていますね(苦笑)。
もちろんインフルエンザは年によって大流行したりしなかったりがあるので、今シーズンは流行しない年だったのかもしれませんが、それでもたった793人というのは驚異的です。
極端な話、ワクチンを接種し、コロナ対策並みの予防をしていれば、インフルエンザには罹患しないのではないかと感じるほどです。もし20万、30万人の感染者がでた年に、コロナ同様の予防をしていたら、数字がどれくらい下がったのかな、なんて興味も尽きないくらいです。
おそらく人類がここまで徹底したウィルス感染対策をしたことは、有史以来初めてのことだと思います。70億人が一斉にマスクを着用しましたからね。世の中にこんな光景が訪れるなんて、予想だにしなかったですよ。
でもおかげでインフルエンザは遮断できました。あと風邪もけっこう遮断できていると感じます。これってつまり、生活上ありがちな病気は、コロナ対策をしていればほぼかからないのではないかと感じている次第です。
ですので、仮にワクチン等でコロナウイルスの脅威が去った平穏な世の中が訪れたとしても、マスク着用、こまめな手洗いうがい、毎日の検温、アルコール消毒、密を避けるといった、以前と変わらぬレベルで感染予防をし続ければ、インフルエンザと風邪にかかるリスクは限りなくゼロにできるような気がします。
ただそれは今後の人生、永久にマスクを着用して生活していくということを意味します。あのうざったいものを、一生着用するのはちょっと抵抗がありますね。でも数年それを続けてみて、インフルエンザや風邪にかかる率が激減するかどうかの実験もしてみたい気もします。
ですので、私は新しいF1チームマスクを追加購入してしまいました。前回はマクラーレンでしたが、今回はメルセデスです。これで気分をあげて、マスク生活を楽しみたいと思います(笑)。
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