1991年(平成3年)第36・37合併号

オレ流ジャンプアゲイン-1991年
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解   説

特別号といえば、表紙は『DRAGON BALL』という時代でしたね。この「オレジャン」では、こういった特別号を掲載することが多いので、必然的に『DRAGON BALL』の表紙が多くなっています。

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解   説

出た~っ、バブルガムブラザーズ! 『WON’T BE LONG』が大ヒットした頃ですね。キンピカの衣装がバブリーな時代を髣髴とさせます。まあこの辺りで弾けるんだけど。バブル(笑)。

右側には痩せてたころの松下由樹が。顎のラインとか、今とおんなじですね(笑)。

ドラゴンボール

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1991年第36・37合併号ドラゴンボール

解   説

人造人間編が始まった頃の『DRAGON BALL』が巻頭カラーです。

トランクスの正体を知ったときはビビりましたねえ~。意外すぎて(笑)。あのベジータがどういう表情でベッドに入るんだろうって、みんな想像したでしょ(笑)? え? してない?

絶望的な未来を変えるために、タイムマシンで過去に戻って悪を倒すというのは、おそらく『ターミネーター』からヒントを得ていると思うのですが、この『DRAGON BALL』の場合、ラスボスがなかなか見えない、というところがうまいなあと感じましたね。

この号に出てきた19号、20号の先に17号、18号がいて、その先に16号で、そのまた先にセルですからね。ボスまでが遠い遠い(笑)。ま、それもその度に驚かされて、読むほうとしても楽しかったですけどね。

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ペナントレース やまだたいちの奇蹟

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1991年第36・37合併号ペナントレース やまだたいちの奇蹟

解   説

『山下たろーくん』の次に連載された『やまだたいちの奇蹟』です。『山下たろーくん』の舞台をプロ野球にしただけのように見えるその内容に、正直いって唖然とさせられた記憶があります。こせきこうじ、度胸あるなあって(笑)。

しかしこせきこうじというマンガ家は、主人公をどん底の底辺に据えるのが得意ですよね。今回のたいちも、どうしようもないくらい底辺です(笑)。

しかも双子の弟の方はイケメンスーパールーキーに設定するという比較論法。徹底しています。劇中内の新聞記事もメタクソですよね。あんなトーンで記事を書くマスコミなんて、さすがにないっての(笑)。

まあ主人公を底辺に置けば置くほど、活躍したときのシーンが痛快になりますから、やりやすいんでしょうけど。

でもこせきこうじはこのパターンばっかりだよな(苦笑)。まあこういうドロくさい感じも嫌いではないので読んじゃいますけど。

ちなみに彼の作品では『スクラム』というラグビーマンガが個人的に好きです。

-幕末人斬り伝-壬生の狼

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1991年第36・37合併号-幕末人斬り伝-壬生の狼

解   説

壬生の狼好きさんの熱い要望により、オレジャン掲載です。野口賢得意の時代劇で、新撰組・沖田総司を描いた哀しい作品ですね。

幕末の勤皇・佐幕といった関係は、ある程度歴史を勉強した人でないと、何がなにやらわからないので、マンガの題材にするのはなかなか難しいと思うんですね。まあ単純にいえば改革派(勤皇)と保守派(佐幕)と考えれば、かなり強引ではありますが、わかりやすいと思います。

そんな背景において、このマンガでは沖田総司を保守派、ヒロインのスズを改革派として描き、そんな敵対する間柄であり、結びつくことが難しい二人のほのかな恋心、お互いの立場のせいで犠牲になったスズの幼い妹、裏切り者の容疑で組織に粛清されたヒロイン、そして静かな怒りを冷徹に行動で示した主人公を哀しいトーンで描いています。

また、人斬りのシーンの描写が少年誌にしてはかなり残酷であり、その辺りも印象深いですね。野口賢の作品は、表情はマンガチックなのに、こういったところのリアリティは妙に写実調というか。

そう考えると、この作品は少年誌ではなく、青年誌で発表した方がしっくりいったのかもしれません。女性キャラも必要以上にエロいし(笑)。

そして読み終えたあとでも、はたしてスズは組織を売っていたのか、総司はスズの正体を知っていた上であえて知らないふりをしていたのかなど、謎が残る作品です。

タイムウォーカー零

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1991年第36・37合併号タイムウォーカー零

解   説

飛鷹ゆうきの隠れた傑作との評価も高い、『タイムウォーカー零』です。といいつつ、よく覚えていません(苦笑)。

たしか時間移動と瞬間移動の特殊能力を持つ主人公が過去に戻り、お宝をゲットしたり事件を解決したり、トラブルに巻き込まれるといった感じのマンガだった気がします。今見ると絵柄が少し古いというか、手塚治虫テイストが感じられますね。

ちなみに私がこの作者の作品を次に目にするのは、数年後に発売された『ファイアーエムブレム-聖戦の系譜』のアンソロジーでした。

「こんなところで生き残っていたか、よかったなあ」と思った記憶があります(笑)

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ドンボルカン

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1991年第36・37合併号ドンボルカン

解   説

『よろしくメカドック』で一世を風靡した、次原隆二の野球マンガです。マイナーだよなあ、コレ(笑)。

たしか主人公はドミニカあたりで野球をやってきて、日本に逆輸入された、みたいな設定だったと思います。よく覚えてないけど(苦笑)。

投球フォームにねじりを入れるのは、当時近鉄にいた野茂英雄の“トルネード投法”がモデルなんでしょうね。

正直、このマンガで覚えているのは、表紙に必ず入る“ボルカンとはスペイン語で活火山という意味”という注釈の方ですね。とても勉強になりました(笑)。

目次

解   説

よく目次を見ると、1つの作品を3人連名で描いているものが3つもありますね。なんかちょっぴり珍しい光景にも感じます。

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解   説

定番の自転車の広告です。インディアン風の男性、なんかタモリみたい(笑)。

ちなみに右下にクイズ付のプレゼントがあるんだけど、こういったクイズって解答バレバレのパターンがお約束じゃないですか。100人だしたら、ひねくれ者や宇宙規模のおっちょこちょいがいない限り、全員正解みたいな(笑)。

この場合って、当選者選考のときにちゃんと応募者全員の正解確認してるのかなあ? そんな無駄な時間費やすわけないよな…と思ったら、なにも応募者全員の正解確認する必要はなく、当選候補者だけちゃちゃっと確認すればいいことに、書いている今気づきました(苦笑)。アホだ、私は。

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