1984年(昭和59年)第49号

オレ流ジャンプアゲイン-1984年
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解   説

連載一周年を迎えた『銀牙』が表紙です。そして小さく『ゴジラ』と『ついでにとんちんかん』が入っています。

この当時、『ゴジラ』は30年ぶりの新作発表があり、『とんちんかん』は読切として本誌初登場でした。主要キャラの珍平くんだけ顔イラストを省かれていて可哀想です(苦笑)。

その後、読者人気投票で主要キャラなのに下位となり、影薄いキャラとしていじられることをすでに予兆していたかのような表紙です(笑)。

広告1  原辰徳のダイナミックベースボール/ナムコ

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1984年第49号広告1

解   説

  1. ファミコンはすでにデビューしていましたが、まだまだ液晶携帯ゲームの人気は続いていた時代です。今回はエポック社の『原辰徳のダイナミックベースボール』。原監督がまだまだ“若大将”と呼ばれていた頃ですね(笑)。写真も若い。背景パネルにカラー印刷をしたりして、少しでもカラフルな感じにしようと努力しているのがわかりますね。その他のゲームでは一番下の『アドベンチャーゾーン』が気になります。疑似3Dですよ。RPGっぽさがにおうタイトルですよね。
  2. 「オモいカルチャーをオモチャーと言う」。このコピー、すごく印象深いんですよね。あと「クーソーしてから寝てください」かな、ナムコシリーズでは。細野晴臣がモデルで出ちゃうってのも、子どものおもちゃというカテゴリーだったテレビゲームが、そのステイタスを一段階のぼってそれこそカルチャー(文化)になったことを端的に表しているような感じがします。

ゴジラ

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1984年第49号ゴジラ

解   説

1984年当時で30年ぶりに新作が製作されたというゴジラ。さらにその32年後(2016年)には庵野秀明監督による『シン・ゴジラ』が公開されています。ゴジラも息の長いコンテンツですね。

正直いってゴジラって全然興味なくて(苦笑)、今回掲載したのもちょうど『シン・ゴジラ』が公開されたから、なんて書いたらファンの人に怒られそうで怖いです(笑)。

この当時の映画でも、ゴジラのハイテク化は進んでいたようで、製作費1億円のコンピュータ制御・サイボット・ゴジラが注目でした。

でもこういう着ぐるみ? って、映画終わった後どうするんですかね。イベントである程度は使えると思うんですが、さすがに何年後かには処分するんですかね?

銀牙-流れ星銀-

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1984年第49号銀牙

解   説

連載一周年の銀牙は、その後の主要キャラとなる忍犬・赤目とのエピソードです。赤目、好きなんですよね。参謀っぽくていいじゃないですか。

個人的見解なんですけど、高橋先生はこの赤目のキャラに手ごたえを感じて、次回作『甲冑の戦士 雅武』を描いたんじゃないかなと思っています。

こち亀

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1984年第49号こち亀

解   説

両さんが大金をせしめるというネタは何回かあるんですけど、そのたびに派手な散在をして一瞬にして消えるというパターンが王道でした。

しかしこの回は少し変化球で、部長が薦める堅実な貯蓄を選択する、という意外なパターンでした。でも結局は欲が出て利殖サギに引っかかるというオチ(笑)。この利殖サギ師の顔とかすごく好きでね。いい顔してません(笑)?

あとこち亀では有名な「インチキ堂」の親父。あれもいいキャラです。大好きです(笑)。でも本当は「インチョキ堂」という店名なんですよ、たしか。小さい「ヨ」が落ちちゃったんですね。看板から。

キャプテン翼

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1984年第49号キャプテン翼

解   説

作品中において“さわやかナンバーワン”たる松山くんと翼の対決です。小学生時代はなかった対決なので、けっこう楽しみでしたよ。松山くん大好きですし(笑)。あの臭すぎる正直さが好きなんですよね。あと努力型というか、根性型というキャラ設定が身近で。

この対決はまさに翼と松山くんの“キャプレンシー対決”ともいえるような展開で、とても正直でさわやかでクリーンな対決でした。このキャプテン同士がマンマークし合う展開で互角の勝負をした松山くんの株が大きく上がった試合だともいえます。「ボールキープ力ナンバーワン」という新たなキャラ設定もこの試合で追加されました。うん、いい試合です。

ついでにとんちんかん

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1984年第49号ついでにとんちんかん

解   説

当時「えんどコイチ」という漫画家は知りませんでしたが、この読切には友達と大ウケした記憶があります。当時は土曜日にジャンプを買っていたので、翌月曜日には友達と読後雑感を語り合うのが定番になっていまして(笑)、そのときにお互い好評価だったんです。

個人的には「常識が通用しない」という抜作先生の行動が新鮮で、斬新な笑いだと感じました…今読むとかなり子供向けですけどね(苦笑)。

ガクエン情報部H.I.P

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1984年第49号ガクエン情報部H.I.P

解   説

この漫画大好きなんですよ。すごく面白かったと個人的には思っています。学園で活躍? する何でも屋の話なんですけど、キャラクターが確立されていてバランスがとれています。

リーダーの早乙女十三とか、ゴルゴ13のパロディなんですけどすごくキャラが立っています。なにげに犬のオスカルの甲斐甲斐しさも可愛くて好きなんですけどね(笑)。

また、ヒロインの遊子さんや、主人公の泊くんの説教くささがにおうセリフがすごく富沢順っぽいです。

今回のエピソードもかなりお気に入りの回でして、坂本龍一のパロディキャラであるサカモトくんがキレキレです(笑)。健康グッズ詐欺は現代でも進行形ですからね。人がないものねだりをする限り、永遠になくならない現象なんだろうなあ。

目次

解   説

武論尊が「秘孔突きの真似事はやめて」と警告。突き指とかのクレームが多かったのかな? でもあれをマネするな、という方がちびっ子にとっては無理でしょ(苦笑)。そのくらい影響力強かったですから。

広告2 ワールドホビー/ビッグ・クレーン

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1984年第49号広告2

解   説

  1. 定番のアイドルカレンダー通販広告です。思春期相手の雑誌だけに、訴求力が高いのでしょう。浅野ゆう子のカレンダーがけっこう攻めた感じですね(笑)。トレンディ女優になる夜明け前、ですね。安田成美もアイドルとして登場してます。ナウシカの主題歌を歌っていたころですかね。
  2. 4WD系のラジコンセットです。クレーンやウィンチがついているのが売りみたいです。ウィンチはちょっとおもしろそうですね。プロポ付で8,200円ですから、なかなかお手ごろ価格かもしれません。

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