1982年(昭和57年)第11号

オレ流ジャンプアゲイン-1982年
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表紙

解   説

82年新年号から始まった『風魔の小次郎』が表紙です。上部に「№1Magazine!」と謳っているのですが、このころマガジンやサンデーに奪われた部数を奪還したんですかね? ラブコメブームに苦戦していたジャンプの、反撃の狼煙といったところでしょうか。

広告1 CITIZEN VEGA

解   説

自転車の広告に続いて多いのが、腕時計の広告です。これはCITIZENのブランド『VEGA』ですね。最初にデジタルという言葉に触れたのは、電卓もしくは腕時計だったなあ。ただその頃って「デジタル=デジタル数字」という認識しかなかったんだけど(苦笑)。

風魔の小次郎

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1982年第11号風魔の小次郎

解   説

風魔一族と夜叉八将軍との全面対決のオープニングです。車田正美は初登場のキャラを黒塗りにして正体を隠す表現が多いですね。今回の黒獅子みたいに。

これってそのキャラが活躍するときに御開帳することが多いのですが、まれに開帳できずに消えてしまう哀れなキャラも存在します。実は八将軍の一人、不知火しらぬいがその哀れな末路を演じております。戦闘シーンなしで竜魔にやられてました(苦笑)。

キン肉マン

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1982年第11号キン肉マン

解   説

個人的に名勝負だと思っている「ウォーズマンVSバッファローマン」です。このころの試合はテンポがいいし、しかも面白くて心に残るものばかりですね。ウォーズマンの噛ませ犬扱いは哀しいですが、一矢報いるようなシーンも多くてバランスもいいと思います。

なんといってもウォーズマンのセリフがいちいちカッコいいですよね。最後の方は情けない発言と振る舞いをしていますが(苦笑)。

ちなみにコーナーを背にして手を伸ばし「来るな、来るな」をする情けないポーズは、当時のNWA王者・リックフレアーがよくやっていたポーズを参考にしたものだと思われます。

デスマッチ

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1982年第11号デスマッチ

解   説

選抜作家10人の読切賞レース「愛読者賞チャレンジ」作品です。今回は『こち亀』の秋本治。コソ泥常習犯とそれを追いかけるベテラン刑事との、おかしな関係を描いた名作です。ひょんなことから刑事に間違われ、事件を解決するコソ泥。そのコソ泥を立てるベテラン刑事。テンポのいい会話とギャグ、そしてどこかあったかい人情。秋本先生の真骨頂ですかね。

青空フィッシング

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1982年第11号青空フィッシング

解   説

釣りって少年たちの遊びの中じゃ、かなり人気のある方だと思うんですけど、ジャンプ誌上で釣りマンガって少ないような気がします。その数少ない釣りマンガが高橋よしひろの『青空フィッシング』です。

こういう題材って、いかに子どもが真似したくなる魅力があるかにかかっていると思うんですよ。つまり釣りの教科書的なテイストを入れつつドラマを展開していくというか。でも『釣りキチ三平』には敵わなかったんだろうな。

スクラム

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1982年第11号スクラム

解   説

こせきこうじ作品の隠れた名作(と勝手に思っている)『スクラム』です。こせき作品の主人公は「山下たろー」を代表に、努力一筋ダメ人間キャラが多いのですが、この『スクラム』の主人公・千太郎は一風変わっていて、ビッグマウスの強気キャラです。ただそのビッグマウスを現実にするために努力するので、根底は一緒なんですけどね。

でもこの口の悪いキャラがなかなか良くて。試合には負けたけど、その努力が認められてみんなに称賛されるんですが、その優しさと自分の不甲斐なさのギャップが釣り合わず、結果泣いてしまうという(苦笑)。責められても絶対泣かないキャラが、人の温かさに涙してしまうシーンが子ども心(当時)に妙に印象深かったです。

目次

解   説

平松伸二の話が泣けますな。映画が始まった瞬間から寝てしまったのか? ま、自分も似たようなタイプなので、気持ちはよくわかります。あの暗さはどうしても眠気を誘うよなあ。

広告2 モデルガン/SEIKO デジタル腕時計

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1982年第11号広告2

解   説

  1. モデルガンも一度は興味持つよなあ。個人的には左上の「イングラムM-11」が気になるかな。筒状のぶっとい銃身が目を引きます。詳しくはないんですが、『こち亀』を読む限り、モデルガンの規制ってけっこうあるみたいですね。たしかにこれを空港で手荷物にしたら飛行機止りそうだ(笑)。
  2. 本日2回目の腕時計広告です。やっぱり登場頻度高いな。こちらはSEIKO。白黒ドットのアニメーションが売りのようです。このドット絵も「デジタル」のイメージを高めますね。

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