『キン肉マン』524話では、アシュラマンの“倍返し”がついに完成へと向かう。
なぜサラマンダーは、地に這ってなお神候補の座を手放そうとしないのか。
なぜアシュラマンの「神を名乗るには軽すぎる」は、ここまで冷酷に響くのか。
そして空力作戦から阿修羅バスターへとつながる一連の攻防は、何を証明したのか。
そこには、神候補の資格を一つずつ剥ぎ取っていく“断罪の構図”が存在していた。
本記事では、アシュラマンの倍返しがサラマンダーの本質を暴く過程と、“軽さ”という神候補にふさわしくない資質が露呈する物語構造を読み解いていきます。
今週の注目ポイント
この記事にはキン肉マン週プレ最新話524(2026年3月9日配信分)の感想が記載されています。つまりネタバレ確実なため、十分ご注意ください。
また、著作権保護の見地から
①Webサービス版
②紙媒体
等でオリジナルの作品を事前に読むことを強くお勧めいたします。
最新話はこちら↓のリンクから!!

お忙しい方、文章を読むのがめんどい方は、今回のテキストを編集した動画↓からもお楽しみいただけます。ではいってみましょう!
今週のキン肉マン第524話「冴えわたる冷血面!!」感想と考察
前回までのあらすじ
宇宙崩壊を加速させていた元凶は刻の神だった!
サラマンダーvsアシュラマンのエクストラマッチもいよいよ佳境! サラマンダーの火炎殺法に追い詰められるアシュラマンだったが、「冷血面」の力を思い出し窮地を脱出! 火傷のダメージも回復させると、一気に反撃開始!
盟友・サンシャインの砂を使った氷嵐地獄でサラマンダーの紅蓮地獄を打ち破ると、サラマンダーをマットに叩きつける必殺技のセットアップに入った――!! 前回の感想は☞https://oreryu.site/kinnikuman15-110/
美しき倍返しの完遂―サラマンダーを這わせた“阿修羅稲綱落とし”
上空高く、サラマンダーに近づくアシュラマン。曲げた膝関節から鉤形の骨を露出すると、その鉤でサラマンダーの両足をロック。そこから繰り出された技はやはり…

阿修羅稲綱落とし!
このフェイバリットが完璧に決まり、サラマンダーはその頭を垂直に叩きつけられます。前回アシュラマンはこの技に入る直前に

カ~ッカカカカ、さっきのお返しだ、今度はお前の頭がぶち割られる番だーっ!
と言っていましたが、まさに有言実行。これ以上ないくらいの強烈な報復を完遂させ、お仕置きを受けたサラマンダーは

ボハ~~ッ
と叫び声をあげて吐血し、うつ伏せでリングにひれ伏すことに。一方、お仕置きを決めたアシュラマンは、シュタッとクールに着地。
このかたや“無惨に這いつくばる”、かたや“颯爽と決めポーズで着地”という事後描写の比較表現がね、鬱屈していた我々の気持ちをまた大きく解消してくれるんですよ。思わずアテネ五輪で金メダルを取った北島康介選手ばりに

気持ちいい~、チョー超気持ちいい!
と叫んじゃいましたからね(笑)。

しかもこのサラマンダーの無残な図は、自身が放ったブーメランが特大になって返ってきた図でもあるんですよ。皆さん、覚えてらっしゃいますか? 彼が試合冒頭で不敵に言い放った

貴様が這いつくばる未来が、我にはハッキリ見えたわーっ!
という言葉を。
このサラトラダムスの大予言がね、しっかりと自分自身に的中しているという(苦笑)。それをきちんと回収している点もまた、カタルシスポイントを高得点にしているんですよね。
というわけではい、アシュラマンの緻密かつ完璧な“倍返し”作戦、これにてミッション・コンプリートです。いや~、鮮やかでしたね。もはや芸術的リベンジです、これは。

まだ終わらない!―神候補に執着するサラマンダーの尻尾奇襲
この見事なリベンジ劇を見て私、正直なところ

あれ? このまま試合終了かな?

阿修羅バスター温存っていう、珍しいパターンやっちゃう?
という予想が頭をよぎりましたよ。いや、それくらい『阿修羅稲綱落とし』の決まり方がエグかったものですから。
しかし試合のジャッジを預かるハラボテ委員長は、すぐにゴングは鳴らさずに、まずはダウンカウントを指示。サラマンダーが完全KOされていないとみなします。
つまり…試合はまだ続行、ということですね。同時にそれは、この試合にはもう一波乱があることを意味します。
その波乱の始まりは、サラマンダーのアイデンティティともいえる尻尾でした。彼は這いつくばりながらも、気づかれぬよう静かに「シュルシュル」と尻尾を伸ばし、アシュラマンの左足に巻き付けて彼を捕獲。

ヘイ、足もとに注意だーっ
とリングサイドから叫ぶテリーマンの助言もむなしく、

アシュラマン遅しだ、油断は禁物だぜ!
と、彼を引き寄せたサラマンダーは、強烈なサイドキックを冷血面に叩き込みます。
いや、これはなかなかに往生際が悪いです、サラマンダー。というか、タフですね。さすがは自らを“神の資格者”と名乗るだけのことはあります。実際に彼は

我もやられっぱなしでは、神候補としての沽券にかかわる
と口にしていますしね。このあたりに彼のプライドというか、

選ばれし超人でいたい
という選民的願望の根幹が、如実に見て取れますね。必死ですから、彼。
そう考えると、彼は彼で“神候補”という肩書をはく奪されることが、何よりも恐ろしいのかもしれません。いかに傲岸不遜であろうとも、自分自身に価値がなくなる、というのは恐怖なんですね。

そしてそんな恐怖もまた、彼にとってはブーメランなんですよ。というのも、彼は登場時に先任の五大刻であるエンデマンと自分の関係性について、

むしろ後より生れた我のほうが、あんなジジイどもより優れていてもおかしくない
と評価したからなんです。
そう、彼は敗れたエンデマンをまるで“低スペックのファミコン”のように嘲り、自身を“高スペックのスーパーファミコン”であると驕り高ぶったのです。
しかし今の彼は、自慢のスペックが無価値化し始めている…つまり見えざる次世代機――つまりプレイステーションの陰におびえ始めているわけで。これをブーメランと言わず、何と言うのでしょう。

これを思うと、スカイマンが

くっ、汚い!
と吐き捨てた彼の手段を選ばない抵抗も、とても人間臭い必死が感じられ、

情状酌量の余地もあるかなあ?
なんて、ちょっと同情してしまいました(苦笑)。
同じ技は二度通じない?―サラマンダーのジェニュインテラーが抱える弱点
そんな必死な彼が繰り出した起死回生の一手は、一度アシュラマンをKO寸前まで追い込んだ、必殺の『サラマンダー ジェニュインテラー』でした。

ここはキッチリ…お返しをさせてもらわねばなぁ
と恨み節を口にしながら、6本の炎の腕でアシュラマンの全身を完全にロック。そして上空高い地点から一気にリングめがけて落下を開始。アシュラマンはまたもや絶体絶命の危機に追い込まれます。

しかしこれは…漫画の定石で言うならば、間違いなく“悪手”でしょう。というのも、彼は以下の点において自身を不利な立場に追い込んでいるからなんですよね。
- 同じ技を選択したこと
- アシュラマンが以前とは“別人”であること
- 無価値転落を恐れてあせっていること
1.同じ技を選択したこと
彼が選択した『ジェニュインテラー』は、たしかに強烈無比な必殺技です。それに対する絶対の自信と、やり返したいというプライドもあるのでしょう。
しかしながら一度相手に見せてしまった技は、同時にその“攻略法”を考える猶予を与えてしまったことに等しいです。そのため『ジェニュインテラー』は一番強力な技でありながらも、一番危うい技、つまり諸刃の剣でもあるんですよね。
2.アシュラマンが以前とは“別人”であること
これもね、以前との大きな違いですよね。今のアシュラマンは、サラマンダーの火炎殺法をことごとく無効化してきた“冷血面アシュラマン”です。
そんなサラマンダーにとって一番相性が悪い相手に対し、何も考えずに過去に出した技を繰り出すのは、リスクでしかありません。
それこそ前回私が書いた、
闘いの潮目が変わったことを知らせるスイッチの音
が、いまだ聞こえていないんですよ、彼。この鈍感さはね、

かなりの命取りなんじゃないかな~
と思わせますよね、はい。
3.無価値転落を恐れてあせっていること
そして彼は確実にあせっています。とにかく“神候補”のチケットが、自分の手からスルリと抜け落ちることが怖いんですよ。
つまりそれは冷静な判断力を失わせ、短絡的な行動を選択することにつながるのです。そもそも論で彼、普段から考えの浅い短絡志向な超人ですからね。余計に拍車がかかっちゃった感じです(苦笑)。

この1~3の不利な条件が導き出す答えは…もう一つしかありませんね。そうです、彼のフェイバリットである『サラマンダー ジェニュインテラー』は、アシュラマンによって打ち破られること必至なわけです。
ですので私、ここからは

アシュラマンはどうやってこの技を破るのかな?
という興味本位でページをめくりましたからね。それくらい安心して物語を読み進めることができましたよ。
空力の鬼才アシュラマン―三藐三菩提エプロンとは何か!?
では絶体絶命…であるはずの、アシュラマンを追ってみましょう。結論から言うと、前回から炸裂している彼の“カタルシスモード”は、まだ続いていました。
彼は体をがんじがらめにされて、脳天から高速で落下しているというのに、まるで動じる気配もなく

お前はずっと勘違いをしている
と、静かに口を開きます。そして

さっきこの技を仕掛けることができたのは、火攻めという強力なアシストがあったからだ

そうでなければ付け焼刃の6本腕殺法など本家の私の敵ではないのだ!
と、“サラマンダー相手にならず”の声明を高らかに出すアシュラマン。その言葉の裏には、状況打開の自信が満ち溢れているかのようです。
尊厳を傷つけられる形となったサラマンダーは、

ならば外してみるがいい。
6本の腕を駆使した我の1億パワーのクラッチを!
と、意地の挑発を見せます。しかしアシュラマンの冷静さは失われることなく

カカカ、ではこういうのはいかがかな?
と、それに対して冷ややかに対処。そして

三藐三菩提エプロン!
と叫ぶと、身に着けていた腰の6つの前垂れが上に伸びていき、サラマンダーの上半身を覆うように流線形となってカバー。
すると空気抵抗が少なくなった『ジェニュインテラー』の落下速度は大幅に増し、大きな加速ブーストを得る形となりました。
つまりアシュラマンは、自分たち二人の姿を“F1マシン化”したわけです。正面からくる激しい空気抵抗(ドラッグ)をいかに低減し、加速力を上げる車体を作り上げるのか…まさかそんなエアロダイナミクス表現が、キン肉マンで登場するとは思いもしませんでした(笑)。
そしてそれを達成したアシュラマンは、まさにF1界で“空力の鬼才”ともてはやされている空力デザイナー、エイドリアン・ニューウェイです。超人界の空力マスター“アシュラリアン・ニューウェイ”爆誕の瞬間ですよ。
…すみません、誰もわからない例えですね。あの~私、F1が大好きなもんで、つい(苦笑)。

そして彼が発した“三藐三菩提”という謎の言葉。これは何かというと、仏教用語で
仏が一切の真理を正しくあまねく悟ること
という意味らしいです。まさに

へのつっぱりはいらんですよ
と同じくらい言葉の意味はわからんが、とにかくすごい技であることは間違いがなく(笑)、この素晴らしき仏教用語に“エプロン”という日常名詞を掛け合わせる感性がアヴァンギャルドすぎます。
まさかインドの高僧も、自分らの教えにエプロンがくっつけられるとは、夢にも思わなかっただろうなあ(苦笑)。

阿修羅バスター炸裂!―“空力作戦”で消えるサラマンダーの炎の腕
ただですよ。自分たちをF1化して加速度を増すことに、何の意味があるのでしょうか。それこそサラマンダーが言うように

ボワボワ、落下速度を自ら速めてどうする。バカめ!
ってなことになりません? 自身の地獄行きの結末を、自ら早送りしているようにも感じますよね。
しかし冷血アシュラマンは冷静なんです。この一見やらかしたように見える行動の裏には、実は深~い考えがあったんですね。
だからこそ彼はサラマンダーに対して

バカはどっちだ
と、その浅はかさをせせら笑うんです。あ、これはサラマンダーと同じことを思った私に対しても浴びせられた冷笑ですね。
そして次は加速度を増したことについての種明かしです。

お前の腕は炎という現象。
だが炎ならこれだけの猛スピードにはついてこれない

そうなると当然お前の炎の腕もやがて…消えうせる!
と一喝するや、アシュラマンを強力にロックしていた4本の炎の腕が、落下速度の速さに形を保てずシュン、シュンと次々と消滅。
なるほど~、この加速は炎を消し去るための戦略だったんですね。物理的にそれが正しいのかは置いといて、直感的に

それなら火は消えそうだよね
と思わせる“キン肉マン構文”にはきちんと則った、いかにも冷血面に似合うなかなかクールな戦略です。
そしてロックが甘くなったその瞬間を見逃さず、

カ~カカカ、これで完全攻略だ!
と、両足をクラッチしているサラマンダーの実の両手をも弾き飛ばすと、アシュラマンは自身最大のフェイバリットに移行。そう、サラマンダーを『改良・阿修羅バスター』の体勢に捕らえて次回に続く、です。

「神を名乗るには軽すぎる」―アシュラマンが指摘したサラマンダーの致命点
いや~、とうとう出ましたね、阿修羅バスター。やはり最後はこれじゃないと締まらないですからね。
しかも形状は“首からの脱出”という弱点を防いだ“改良版”。アシュラマンの

絶対に逃がさない
という意思が、見え隠れしているかのようです。
おそらくですけど、次回これで決着だと思います。サラマンダーの尻尾がフリーなので、こいつが悪さをして抵抗する可能性も十分ありますが、その場合は尻尾を攻略しての“変形改良阿修羅バスター”が披露されるのではないでしょうか。
そして今回私にとって一番印象深かったのが、この阿修羅バスターのセットアップ中に語られた、サラマンダーに対するアシュラマンの思いの丈なんですよ。いや、もはや説教と呼んでもよいかもしれませんね。
まず彼はサラマンダーのフェイバリットから脱出した際、こう言っているんです。

6つの腕で私と対等に張り合えるという思い上がり、神という言葉を軽々しく口にする思い上がり…お前の言動はすべて軽すぎる

それが私は最初っから気に食わない
と。もうね、私が感じていたことをすべて代弁してくれていて、心の中で拍手喝采しちゃいましたよ。
そうなんです。サラマンダーの言葉はひとつひとつがとても軽いんです。薄っぺらいんです。ホント、彼が登場してからそれをず~~っと感じていたんですよ。その軽さの頂点が、前回の名言? である

お清めは塩だよ塩!
発言でしょう。彼の思慮の浅さが満天下に示されたあの発言を含めて、アシュラマンが最後にガツーン! と一喝したことがとても気持ちよくて。

私はこの試合が始まったばかりの頃、この闘いのテーマが
- 竜巻vs火炎
- 真の上位階級者(貴)vs偽の上位階級者(賤)
となるのではないかと考察しました。
そして1は氷嵐vs火炎に進化してアシュラマンが制し、2については、まさに今その決着がついたのかな、なんて感じています。
要はアシュラマンのこの一連の説教というものは、“魔界のプリンス”たる生まれながらにしての上位階級者が、上辺だけ高貴さを取り繕った、その実は品がなく賤しいハッタリ上位階級者に対して引導を渡した一撃のようにも感じるんですよね。
つまりこれによってサラマンダーは、“神の資格者”から“自称・神の資格者”に格下げされたわけです。ニュースでよくあるじゃないですか。悪さして逮捕された人の肩書が“自称・会社経営者”で、

自称ってなんだよ
って思わずテレビに向かってツッコんじゃうようなことが。
そんな膝を打つ納得感が彼の説教…いや、説法にはあったからこそ、私をとてもスッキリした気分にさせてくれたのだと思います。

でもって最後にアシュラマンは、

こんなヤツが神になっちゃあ、世も末ってもんだぜーっ!!
という強烈な皮肉をもって、今回の物語を締めています。
もうね、ここで作品随一の“悪口超人”としての実力を、これでもかっていうくらいに発揮しているんですよ。これを見る限りだと、彼が序盤にKO寸前のピンチに追い込まれたなんて、まるで嘘のようです。
つまり中盤以降の彼の闘いをまとめると、
- 冷血面という強みで形成逆転
- 氷の属性で炎の属性を撃破
- 悪魔的倍返しの完全完遂
- 貴賤の闘いを制す
- 悪口の復活(笑)
となり、しり上がりに自分らしさを取り戻しながら、闘いのテーマにも勝利していることがわかるかと思います。

そしてこの理詰めのステップアップこそが、次回彼が勝利を手にするであろう、大きな説得力になっているんですね。なので…勝ちますよ、アシュラマン。念願のシングル初勝利です!
第524話感想とまとめ
以上、今回の感想と考察をまとめると
といった感じとなるでしょうか。
そう考えると、今回のテーマは“二人の格の違い”を浮き彫りにすることだったように感じます。腕の虚実、言葉の軽重、人間性の貴賤…。
この差異が二人の明暗をクッキリと分けたように思えますが、みなさんはどう思われましたか?
そして今回は惜しくもピックアップできなかったポイントが、まだまだあります。それらについては一言雑感ですが、次の項をご参照ください!
第524話の小ネタ感想―気になったシーンピックアップ
その他気になった点は
- 膝の骨が“鉤形”に変形することについては、スルーする耐性が身につきました(笑)。
- 『阿修羅稲綱落とし』で試合が決まっても、十分説得力があったと思います。
- 「ノック、ダウンカウントじゃ」は、「ノックがダウンカウントする」と「ノックダウンのカウントをする」のどちらでも意味が通じる(笑)。
- 冷血面は本当に落ち着いている。もはや“冷血無双”状態。
- しかもクールだから、一番カタルシスが染み入るんだよな。
- 『三藐三菩提エプロン』の不思議仕様は、まだスルーできません(笑)。
- 気球のようにも見えたから、逆に減速するんじゃ…なんて思ったのは秘密です(苦笑)。
- 空力の鬼才にそんな凡ミスはないですよね(笑)。
- 最後の説教は、本当に気分がよかったです。
こんなところでしょうか。
みなさんも今回感じたことやその後の展開予想などを、よかったらXやコメント欄に書いてくださいね!
お知らせ
超人批評のご案内
超人批評の最新作をご紹介します。今回は記念すべき超人批評100回突破シリーズとして、第1回の批評超人でピックアップしたウォーズマンの再批評を数回に分けてアップ。
そしてとうとう今回、ウォーズマン再批評が最終回を迎えました。今回は

ウォーズマンとは何者なのか
という、彼のアイデンティティの最深層に迫っていきます。
はたしてウォーズマンというキャラの根幹は何なのか。それについて、多くの事例と資料をふまえ、深々と考察をいたしました。
そしてありがたいことに、この批評は嶋田先生からも

深い考察ありがとう。
作者が涙してしまいました
という、ありがたいメッセージをいただいております。ご興味わいた方は、ぜひご一読くださいませ。
キン肉マン以外の雑文のご案内
キン肉マン以外でも興味深いコンテンツを探している方はこちら↓なんていかがでしょうか。
趣味に費やす時間が限られている中年社会人。わずかに空いたその時間、可能な限り濃密に楽しみたいというのが正直なところです。
そんな悩みに一石を投じる、オレ流趣味のタイパUP術。ブログ執筆とレトロゲームプレイを例に、どちらも少ない時間で同時に満足度を上げた方法論をご紹介します!
コミックスのご案内
そしてコミックスは2026年の4月3日に、最新刊の92巻の発売が予定されているようですね。お早めのご予約が吉ですぞ! それではまた。


コメント
今やレギュラートップクラスの実力者でありながら
●黄金マスク編:なんか正義超人負けたらアカン雰囲気→引き分け
●王位争奪戦編:なんか知性チーム負けたらアカン雰囲気→引き分け
●敗戦相手:主人公、肉世界のダークドレアム( ̄▽ ̄;)
と不遇過ぎた彼にやっと救いが( ;∀;)
でもそのまま殺しちゃうとまた…
頑張れ、スカイマン!
まるっささん、こんにちは。
不遇超人のトップはウォーズマンだと思っていたのですが、なかなかどうして、プリンスも不遇ですね(苦笑)。確かに彼は強いのですが、試合に忖度演出が入る度合いが多く、その結果がシングル未勝利というありがたくない結果なのかもしれません。無冠の帝王感があるんですよね。
そしてもし彼がシングル初勝利を飾ると、またゴワゴワと新たな超人が誕生するんですかね…?
「オレ達の方が不遇じゃい!」
「オレは10トンの鉄を持ち上げ寝技のスペシャリストでもある実力者だぞー」
カナスペさん、こんにちは。
不遇にもランクがありますよね。ウォーズマンやアシュラマンは、試合数が多いけど不遇、スペシャルマンは試合数が少なくてさらに不遇。たしかに不遇レベルではダントツかもしれませんね(苦笑)。
アキラさん、こんにちは。今回も楽しく拝読いたしました。
次週、おそらくアシュラマンの勝利で幕を閉じると思いますが、そうなるとまた、「地面からニュニュニュ…」問題が…。
そういった意味でも、次回が楽しみです。
個人的には、スカイマンの、
「くっ、汚い!」
に、
「へ?”超人プロレス”って、そういうもんじゃなかったの⁉」
と、なっちゃいました。
アシュラマンの6本腕、バッファローマンの角、ジャンクマンの手、マンモスマンの鼻&牙、オメガマンの背中の手など、各自が先天的に持っているものを駆使して戦うのが”超人プロレス”だったんじゃないの?サラマンダーが、劣勢状態からの逆転に自分の身体的特徴を利用するのは、普通のことなんじゃないの?と。
まぁ、かなり人間に近い姿のスカイマンにとっては、「尻尾」という、おそらく唯一無二の特徴を持ったサラマンダーの全てが卑怯に見えるのかもしれませんが。
ついでに、小学生の頃からずっと思っていることを書かせていただきますと、ウォーズマンのベアークロー、ロビンマスクの頭頂の角&ユニコーンヘッド、ネプチューンマンのチョッキの棘、パイレートマンの上着など、どう考えても「生まれつきとは思えない物」が、反則扱いにならないのはなんでだろう…、と。アシュラマンに至っては、6本腕(先天的なもの)だけじゃなくて、コスチューム(後天的なもの)まで使ってるよなぁ…。「変形する膝」に関しては、「ジャスティスマンに敗れた後、過酷な鍛錬を経て会得した技」と好意的に解釈できるけど。
あと、「塩」に関しては、昔のドラマなどに、嫌いな人や不愉快な人がようやく帰った後に、玄関に塩を撒く、あるいは家族に「塩、撒いといてくれ!」と頼む場面がありましたが、もしかしたら、サラマンダーは、こういう意味で使ったのかな、とも思いました。
もし、アキラさんをはじめ、この投書をお読みになられて不快な思いをなさった方がいらっしゃったら申し訳ございません。
決して「揚げ足取り」のつもりは無く、あくまでも私見を述べさせていただいただけであり、「日本国内にこういう考えの持ち主が一人いる」程度に思っていただけると幸いです。
今後も仲良くしていただけるととても嬉しいです。
では、失礼します。
Xnさん、こんにちは。
ファイトスタイルの清濁というものは、あくまで主観ラインありきなんですよね。つまりXnさんがおっしゃるように、“先天的強みを生かした技”については、立派な攻撃であると私も思います。ただひょっとしたらスカイマンのいった「汚い」は、死んだふりをしてコソコソと尻尾を伸ばした精神性を非難しているのかもしれませんね。尻尾攻撃は否定しないけれども、コソっと不意打ちをしかけるのは認めがたい、という感じで。
そして超人の技の“合法・非合法”のラインについては、私は無理に線引きする必要はないのではないかと感じています。もちろん“先天的な能力”を利した攻撃が基本ラインでいいのですが、ぶっちゃけ“その攻撃が面白ければ合法”でいいのかな、と。この作品で一番大事なのはライブ感とそれに伴うアドリブ性だと思っています。ですので“これじゃあ何でもありだよ”と白けた攻撃が反則になるというか。これが一番キン肉マンという作品らしいのではないかと思いました。
そして今回のコメント、不快になる点なんてまったくないですよ。これからも様々な視点での感想をお聞かせください。よろしくお願いいたします。
アキラさん、こんにちは。
紳士的な返信、ありがとうございます。
自分の投書を読み直してみると、「プロレス初心者」あるいは「アンチプロレスの人」がほぼ必ず言う、
「どうして、ロープに振られたら戻って来なくちゃいけないの?」
「どうして、高いところからぐるんぐるん回りながら飛び降りてくるのを避けられないの?」
と同レベルのことを書いてあったなぁと思いました(苦笑)。
確かに、「無粋」でした。
「超人プロレス」及び「ゆでたまごワールド」を楽しむのには、あの、有名なパパさんの名言がぴったりだったということですね。
「これで、いいのだ!」
また、アキラさんのおっしゃる通り、スカイマンの言う「汚い」は、「死んだふり」に対するものだったのかもしれませんね?
ただ、アシュラマンが、「ただ勝つ」のではなく、「サラマンダーを心身共に徹底的に叩きのめして勝つ」、「試合後、『もう一度、サラマンダー ジェニュインテラーを決められていたら…!』と言わせない勝ち方をする」ということに重きを置いていたとしたら、
①本当は一撃でKO出来たのに、サラマンダーに余力(反撃しようという気持ちと、その為の体力)を持たせるため、あえて阿修羅稲綱落としに手加減を加える。
②技が決まった後、あえて背中を向け続ける。
③足に絡まった尻尾に「何⁉」と驚いて見せる。
④サラマンダー ジェニュインテラーの体勢に入らせる。
というのは、アシュラマン流の「死んだふり」だったのかなぁとも思いました。
勿論、「悪魔に“卑怯”は誉め言葉」であり、むしろ、
「ダーティファイトという部分でも、お前は私の足元にも及ばないんだよ。」
という、アシュラマンによる徹底的な“わからせ”なのかなぁと。
ともあれ、来週が楽しみです。
では、失礼します。
追伸:
通りすがりの幻想殺しさん、
「膝の変形」は、ジャスティスマン戦で既にやっていたこと、すっかり忘れておりました。
教えてくださり、誠にありがとうございました。
死なないで!サラマンダー( ̄▽ ̄;)!
せっかく良いキャラしてますし。
アシュラマンの膝の骨が変形して敵をロックする技はジャスティスマン戦でもやってましたね
そんなにニンジャに貰ったカラクリ肩当てを描くのが面倒くさいのか(笑)
ちなみにブロッケンは「悪魔も進化しているのだ!」で済ませました
自分の六本の腕を駆使してサラマンダーの六本の腕を圧倒するのかと思いきやエプロンです
そういえばアタルとフェニックスの試合でブーメランみたいに飛んで、フェニックスを攻撃したこともありました
こういう不思議コスチュームが反則にならないのが超人レスリング
ウォーズマンのベアクローやネプチューンマンのトゲ付きコスチュームが見逃されてるだけあります
思えばアシュラマンは神の元で何億年も鍛えたジャスティスマンや本物の神であるバーザーカーと戦ってるので、それに比べたらサラマンダーは軽いでしょうね
仲間の悪魔超人の力を借りても勝てなかったジャスティスマン、仲間の力を借りてギリギリ倒せたバーザーカー
そしてサンシャインだけの力を借りて勝てそうな(しかも、その前から圧倒し始めてた)サラマンダーです
ジャスティスマンとバーザーカーが強すぎた感があるとはいえ、明確に格下感がありますね
なおタッグ戦では勝ち星が多いアシュラマンですが、シングルでの勝ち星はこれが初めてです(さすがにここから逆転はされまい)
シングルだと引き分けが多いのです
通りすがりの幻想殺しさん、こんにちは。
たしかにカラクリ肩当てを描くよりは、骨が変形する方が描いていて楽ですよね(笑)。
そしておっしゃる通り、超人レスリングはコスチュームも攻撃手段として認められているようなことがありますね。そこがまた面白かった利するんですよね。
また、アシュラマンはすでに超神との闘いを経ているのが大きいのはたしかですね。バーザーカーを例に出しましたが、比較論でいくとやはりバーザーカーに軍配があがるのは私も同意です。この経験があるので、サラマンダーに負けるわけにはいかないですよね。
アキラさんこんにちは
キン肉マンという作品をF1で例える方法、意外と分かりやすいです(笑)もうこれは「自称・キン肉マンをF1で例える唯一無二のブロガー」を名乗ってもいいレベルだと思います(笑)
それにしてもサラマンダーってエンデマンをバカにしてましたが彼自身、先代と同じムーブしてますよね。
例えば相手によって姿を変えて優位に立ち調子に乗る、その姿で即興の技を使う、性格がなんとなく似ている、焦って同じ必殺技を使うあたりでしょうか。本人は1億パワーしか受け継いでいないと言いつつも結局は正統な後継者だったということでしょうか。
次週アシュラは勝利しそうですが次に控えし時間超人がフライング出演してアシュラ、サラマンダーを蹴散らして引き分けにならないかちょっと心配です…不遇なアシュラだけに…(苦笑)
アトールさん、こんにちは。
F1のたとえ、高評価いただきありがたいです。いや~、F1ってけっこうマイナーですから、汎用的な例えにはあまり向いていないんですよ。でも今回はもう、私の趣味全開です(笑)。
そしてサラマンダーのムーブがエンデマンと同じという考察、なるほどと思いました。やはりそこは違うといいつつも、遺伝子レベルで似てしまうのかもしれませんね~。