出会いから40年を経た今でも、私・アキラのイチ推しキャラに君臨し続けるロボ超人! なぜ彼は私をトリコにするのかを考察するシリーズの第一回目は、アキラが彼にホレるまでのいきさつを赤裸々に告白します!

| 出身 | ソビエト連邦 |
| 超人強度 |
100万パワー |
| 必殺技 |
スクリュードライバー |
| 主な戦績 |
ティーパックマン○ |
おかげ様でこの『オレ流超人批評』も、第1回のウォーズマン批評から数えてとうとう100回目という大台に到達することができました。
2003年の10月からコツコツと駄文を書き記して21年と数か月(2025年3月時点)。これもひとえに皆様の応援の賜物だと感激しております。本当にありがとうございます。ちなみに記念すべき第1回の超人批評はこちら↓です。
ご覧の通り、かなり雑な文章かつ内容も薄くて相当恥ずかしいデキなのですが、まあこれも当時の味だと開き直ってそのまま残しております(苦笑)。
そんな中、この100回という記念すべき回にピックアップする超人を誰にしようかと色々考えたのですが…初心に帰るということ、そしてやはり一番好きな超人を批評したいという気持ちが強くあったので、
ウォーズマン
の再批評を、栄えある第100回として行っていきたいと思います。
そしてどうせ再批評をするのであれば、徹底的に彼を分析してみようかなと。ですので今回から複数回にわたり、様々なテーマで彼を詳細に批評・考察していくつもりです。ご期待ください。
今回はその1として私とウォーズマンとの出会いを回想するとともに、なぜ私が彼に惹かれ、一番好きな超人になったのかを熱く語りながら、彼の魅力をふんだんにご紹介していきたいと思います。
ただ好きが高じてやや独りよがりの考察になっている可能性が高いので、そこはある程度目をつぶってお付き合いいただけるとありがたいです(苦笑)。
では、いってみましょう。
ウォーズマン1-私が彼にホレるまで
強烈すぎた出会い
彼と私との出会いは、『キン肉マン』という作品と私との出会いとイコールです。というのも、私が初めてまともにジャンプを読んだとき、そこではちょうどウォーズマンvsバッファローマンの激闘が展開されていたんですよ。
たしか小学5年生の夏休み頃だったと思います。遊びに行った友人の鈴木くん(仮名)の部屋の押し入れに無造作に放り込んであった、少し古いバックナンバーのジャンプたち。
それまでは小学館の学習雑誌やコロコロコミック、コミックボンボンといった幼年マンガ雑誌でしかマンガを読んだことがなく、少し大人なイメージのあった週刊少年漫画誌は敬遠していた私でしたが、そのときはきまぐれにそれを手に取ったんですね。
そしてそこで繰り広げられていたのが…

100万パワー+100万パワーで200万パワー!!

いつもの2倍のジャンプがくわわって200万×2の400万パワーっ!!

そしていつもの3倍の回転をくわえれば400万×3の…バッファローマン、おまえをうわまわる1200万パワだーっ!!
という、いわゆる“ウォーズマン理論”に基づく“光の矢攻撃”でした。そう、私は『キン肉マン』でも屈指の名シーンとして誉れ高いこのシーンに、初見で出会ってしまったんですよ。
もうね、これで完全にやられましたね(笑)。

なんなんだ、このイカした展開のカッコよすぎる話は!!
と、全身に雷が落ちたくらいの衝撃を受けました…ないですけどね、雷が落ちた経験は(笑)。でもそれくらい少年の心を激しく高揚させるストーリー展開だったんですよ。

いや、当時はわからないですよ、キャラクターの相関図も、基本的なストーリーも。
このブタみたいなキャラ(失礼)がキン肉マンなんだろうなあとはなんとなくわかりましたけど、ウォーズマンやバッファローマンが闘っている背景とか、まったくわからなかったです。
ただこの回の話は
- ウォーズマンのルックスがカッコいい
- ウォーズマンはいい役
- バッファローマンはヤバいくらい強い
- バッファローマンは悪役
という、キャラクターの立場と魅力が初見でも一発理解できるというわかりやすさに加え、ストーリーも
- ウォーズマンは絶体絶命
- しかし起死回生の一撃にかける男気がカッコいい
- しかも起死回生の一撃の理論がイカしすぎている
- ところが惜しくもそれを外すというショッキングな展開
- 直後バッファローマンの大技を食らい生死不明
といった『キン肉マン』という作品の魅力を凝縮したような話でしたので、ジェットコースターのようなその展開に私はすっかりと魅了されてしまったんですね。
最強エースキャラにホレる
これを機に『キン肉マン』にハマった私は、その前後のバックナンバーも鈴木くんの家で読み漁り、ウォーズマンvsバッファローマン、テリーマンvs魔雲天の闘いを履修。その結果、まんまとウォーズマン&テリーマンが推し超人になりました(笑)。
テリーについては

苦楽をともにしてきた仲間だからこそ、命をすてることができるんじゃないかーっ
と、自己犠牲を厭わない魂の叫びを全身で魔雲天にぶつけた彼の熱さに、そしてその涙に心がシビれました。
それに対し、ウォーズマンは光の矢がカッコよすぎたことと、ヒーロー然としたグッドルッキング、そしてそこから発せられる

そんなすごいパワーをもっているなら…実戦で証明してみな!!

そんな1000万パワーなど、このベアー・クローで粉砕してくれる…!!
という、いちいちイカしたセリフと立ち回りに完全にKOされた、という感じですかね。
そして次のフェーズはコミックスを教材とした、過去のウォーズマンの学習です。デビルマジシャンをウォーズマンと勘違いして6巻をジャケ買いするという痛恨な事件もありましたが(苦笑)、当時刊行されていた10巻までの彼を、超短期間で急速学習しました。

その結果、私はひとつの結論に到達しました。それは

ウォーズマンは正義超人最強でありエースである
という結論です。いやホント、あの日あの時あの時代(特に10巻)においては、それは限りなく真実であったと声を大にして世間に伝えたいです。
そしてその結論が、私がさらに彼を推す大きな原動力となったのは想像に難くないでしょう(苦笑)。
ウォーズマン・最強エースの証明
当時の彼が最強エースたるゆえんは、超人オリンピックでケタ外れの実力を示したこともさることながら、その後の彼のセリフや立ち回り、その他の演出に如実に表れていたと思います。
ではさっそく彼の最強エース・エピソードを具体的にご紹介するとともに、それによっていかに私が彼に魅了されたかを解説していきましょうか。
もうね、これを読んだらみんなウォーズマン推しになっちゃいますよ、きっと(笑)。
最強エースな助っ人
ブラックホール戦に勝利するも、体がボロボロで戦闘不能となったキン肉マンの代わりに颯爽と現れたアイドル超人軍。この心躍る名シーンにおいて、彼は

おまえばかりいいカッコウはさせないぜ!!
と、先に登場したテリーマンへの加勢を高らかに宣言する役割を担いました。その時の登場の仕方、存在感、露出度が、もうエースそのもので。

ウォーズマン、カッコよすぎる!!
とハートを鷲づかみにされましたよ。
もちろん他のアイドル超人もカッコよかったですが、ウォーズマンはダントツです。ぶっちゃけ“ウォーズマンとその仲間たち”くらいの印象を受けました。ロビンやブロッケン、ウルフファンの方には悪いですけどね(苦笑)。

でも私は先にジャンプでウォーズマンのその後の敗北を知っていたので、前後して見たこの登場シーンについては虚しさが先に来てもいいはずです。ところが実際はそんなことはまるでなくて、上記したように高揚しきりでしたね。
裏を返せば、先を知らずにこのシーンを見ていたとしたら、彼へのホレ具合がもっとヤバかった、ということになるわけです。もうその気持ちを実証実験する機会はありませんが、どうなっていたのか自分自身、興味ありますね(笑)。
最強エースなマッチメイク
悪魔超人軍との対抗戦カードが決まるまでのくだりも、彼は完全に正義超人軍のエースです。

わざわざきめなくとも、みんな対戦者がきまったようだぜ

ということは、オレの相手はきさまってわけか

そのようだな
この会話のやりとり、イカしすぎてます! 相手はちびっ子が見ても明らかに悪魔超人サイドのボスだとわかるバッファローマン。そんな危険すぎる相手を目の前にしても、まったく物怖じしないクールな態度。
正直な話、ここでバッファローマンを対戦相手に選ぶのはあまりにもリスキーです。しかも彼ら二人の口ぶりから判断するに、このカードは消去法によって最終的に残ったカードのような感じがすごくするじゃないですか。
いうなれば早い者勝ちでファミコンソフトを選ぶ際、ドラクエ、マリオ、FF、ゼルダが早々と取られていき、残った『トランスフォーマー コンボイの謎』をつかまされたイメージが彼にはあるのです(笑)。なのに彼は

ということは、『トランスフォーマー コンボイの謎』をプレイするのはきさまってわけか

そのようだな
と、クールに答えているんです。なんてカッコいいんだ(笑)!

まあ冗談はさておき、このくだりではたとえ

相手はおっかなそうなボスですよ!?
と周りがザワついたとしても

みたいだな。だからどうした
といった彼の豪胆さというか、内から湧き出る自信のようなものが感じられ、彼がアイドル超人軍のエースであることを、とても強く表現していると思うんですよね。
そしておそらくこのカードは、ゆで先生が
正義のエースvs悪魔のエース
というテーマで設定したのだと、個人的には感じています。
さらにはこのカード決定のくだりから、ゆで先生ご自身もウォーズマンがこの時点での最強超人だと認識しており、それを暗に示したのではないか、とすら思っています。

覚悟がクールすぎる最強エース
アイドル超人軍vs悪魔超人軍の対戦カードが決まった際、ロビンとブロッケンの間で

なあみんな、おれたちまた生きてあえるかな?

まあ…悪魔超人が相手だから、無傷じゃすまねぇな…
といった会話がなされます。
これは悪魔超人軍がこれまでの相手とは違い、命を賭して闘わねばならない厳しい相手であることを、読者に再認識させるために挿入されたシーンなのでしょう。
そんな死地に赴くかのような、重苦しい未来を予見するシーンを締めたのも、やはり我らがエース・ウォーズマンでした。

フフ…なーに、地獄であえるさ
カッコよ! ウォーズマン、カッコよ! いや、ロビンやブロッケンもカッコいいですよ? 彼らにだって厳しい結果しか見えない未来に対し、恐れることなく

まあそれはしゃあねぇんじゃね?
とその試練を達観し、逆にそのヒリヒリとしたリスクを楽しんでいるような、闘い人としての色気が感じられます。
ただウォーズマンの締めの一言は、その次元を一つ超えているじゃないですか。彼はこの時点ですでに

死ぬことはマスト
の心境なんです。これをコンピューター超人という彼の特性に当てはめると

死ぬことはすでにプログラム済み
といったところでしょうか。
となると、“ワンチャン生きて帰ってこられるかも…”というニュアンスが見え隠れするロビンやブロッケンと比べると、どうしても彼だけ覚悟の決め方のレベルが違うように感じてしまうんですよね。

しかも彼はそんなレベチな精神ステージに身を置きながらも、

フフ…なーに、地獄であえるさ
と、軽口をたたいているんです。この置かれた状況と真逆な彼のアウトプットが最高にイカしていて。もうね、それを見た名もなき小学生男子が

なにこの人!?
カッコいいんだけど! 超カッコいいんだけど!!
と、そのギャップあふれる飄々としたクールさに完全KOされた瞬間ですよ。あ、その男子は私なんですけどね(笑)。
このように、正義超人軍団が覚悟を決めるシーンにおいて、最高にクールな言動でその場を締めた彼は、間違いなくこの時点でのエースであったと断言できるのです。
最強エースなトリ
そしてとうとうアイドル超人vs悪魔超人の対抗戦が始まります。その際、冒頭で各試合のオープニングシーンが挿入されるのですが、その順序が
- ウルフマンvsスプリングマン
- ブロッケンJr.vsミスターカーメン
- ロビンマスクvsアトランティス
- テリーマンvsザ・魔雲天
- ウォーズマンvsバッファローマン
となっており、ウォーズマンがトリを飾っているんですよね。
これを柔道の団体対抗戦になぞらえるならば、ウォーズマン戦は大将戦にあたり、彼はアイドル超人軍の大将という位置づけになります。
しかもこのシーンは、決戦開始のゴングが鳴るまでの緊張感を段階的に高めるための演出であることは明白であり、その観点からも、ラストを任されている彼は間違いなくアイドル超人軍のエースだったといえるでしょう。
そんなストーリーの昂ぶりの中、“二度と使わない”と心に決めいていたベアクローを片手に携えた彼は

みんな地獄であおうぜ
と戒めを破ってそれを装着し、迫りくるバッファローマンを迎え撃つのです。
もうね、このあたりの彼の一挙手一投足すべてに、とてつもない悲壮感とそれに付随する色気とカッコよさがあふれいて。それが最高にイカしているんですよ。
でもってページをめくると、五大決戦開始の見開き大パノラマでしょう。その中でも彼の露出度は極めて高く、軍団の中でも最大待遇であることが明白なんです。
そして相手を迎え撃つため駆け出す勇壮でカッコいいポーズ…これで彼にホレない人なんて、この世にいるんですか(笑)?

客観的事象に基づく最強エースの証明
ここまでは彼の言動描写を根拠とし、主観的視点からそのエース表現に着目することで、彼がいかに推すに値するクールなキャラクターなのかを力説してきました。
では今度は視点を変えて、他者視点から客観的に描写された彼に着目していきましょう。ここでもやはり、彼がエース中のエースたるゆえんが如実に見て取れ、彼にホレざるを得ない事象がてんこ盛りです(笑)。
それではいってみましょう。
スグルの言動から見える最強エース
突如7人の悪魔超人が来襲してキン肉マンに対戦を迫ったとき、

キン肉マンとやるまえに、オレとやりな
と、その間に立ち塞がったのがウォーズマンでした。そこで彼の勇敢な姿を目にしたスグルは

いけー!! ウォーズマン
いいぞー、カックイイ!!
と、遠巻きに(笑)大声援です。このスグルの声援を見ても、彼の実力がいかに信頼されているかがわかろうというものです。
もちろんスグルは調子のよい臆病なキャラなので、これがテリーマンでもロビンマスクでも同じ言葉を送っていた可能性はありますが、仮にここで立ち塞がったのがカニベースだったら、さすがに同じセリフは口にできないと思うんですね(苦笑)。
つまり彼は自分を高い確率で守ってくれるレベルにある超人として、ウォーズマンを認識しているわけです。それは彼に全幅の信頼を寄せている、と言い換えることはできないでしょうか。
例えるならば、三国志において蜀呉の同盟を締結するのに、劉備が孔明に全権を託したくらいの信頼度がウォーズマンにはあったわけです。
このように主人公キャラからナチュラルにその強さを頼りにされていたという事実は、やはり彼がエースとして認識されていた証だと思うんですよね。

超人強度設定から見える最強エース
彼とバッファローマンの試合中、マンガ界の革命といわれる戦闘力可視化システム“超人強度”がお披露目されます。
その際、アイドル超人軍の中で彼がナンバーワンである100万パワー設定をされていたのは、子ども心にもとても印象的でした。
そしてそれはウォーズマンが彼らのエースであるという客観的なお墨つきをもらったようで、ウォーズマン最強論を唱えていた私に

やはりそうだったか
という、たしかな満足を与えたのです(笑)。

やはり主人公であるスグルよりも、数値が上というのは気分がいいですよ。特別待遇であることは間違いがないし、超人オリンピックでは負けたけれども、数値の上ではスグルよりも彼の方が強いということですから。エースですよ、やはり。
…まあその数秒後、颯の如くその優越感は波にさらわれてしまいますが…この件については、今回は言及しないでおくことにしましょう(苦笑)。
テリーマンのつぶやきから見える最強エース
他に彼の実力が間接的に評価されている描写として、テリーマンのつぶやきがあります。彼は魔雲天と闘っている際、四番目の靴紐が切れてしまい、魔雲天から

ゲヘヘヘ、どうやらウルフマン、ロビンマスクにつづいてウォーズマンもやられたようだな!
という揺さぶりを受けます。それに対して彼は

ウォ…ウォーズマンも…
と、かなりショックを受けたつぶやきを漏らしているんですね。その裏には、彼の中で

ウォーズマンはまず負けないだろう
という見積もりがあったように感じるんです。つまり彼の実力査定の中でも、ウォーズマンがピカ一の評価であったからこそ、このようなリアクションになったのだと思うんですよ。
思えばテリーマンは、超人オリンピックの解説席サイドからウォーズマンの試合をずっと観てきたわけじゃないですか。つまり彼はウォーズマンの評価について、他の超人たちのそれと比べて、より客観的かつ俯瞰目線での評価ができたと思うんです。
そんな一歩引いた立場からウォーズマンを見てきた人物がショックを受けた、と考えると、彼のリアクションにまた違った視点からの深刻さが見えるような気がするんですよ。
そしてそれはいかに彼の実力が高く評価されていたのか、彼の敗北がどれほど意外で衝撃的であったのかというメッセージを、より強調させていたように感じるんですよね。

正直なちびっ子から見える最強エース
最後に、最近になって私が

やはり彼はエースだったんだなあ…!
と、再確認した描写をお伝えします。それは『7人の悪魔超人編』の冒頭、彼ら7人が乱入したときのシーンなんですね。
この時はファン感謝デーが開催されていて、リング上には多くのちびっ子が超人さんたちと風船割りゲームを楽しんでいました。しかしこのおっかない乱入者によってリング上は大混乱となり、ちびっ子たちは逃げ惑うことを余儀なくされたのです。
そしてここからが注目ポイントです。その逃げ回ったちびっ子たちの行き着いた先は…なんとウォーズマンの背後なんですよ。そう、彼らはウォーズマンを危機回避の盾として選択したんです。
その数は視認できるだけで7人。この風船割りゲームに何人のちびっ子がリングインしていたかはわかりませんが、かなりの割合のちびっ子が、ウォーズマンを自分の盾として選択したことは間違いないでしょう。
もうね、このシーンがすべてを物語っていると思いませんか、皆さん(笑)。このシーンを客観的に考察すると、リング上のちびっ子たちは
- 命の危険を感じた
- 生命を守るために回避行動をとった
- 生き残る確率が一番高いのは、一番強い味方に頼ることである
- リング上で一番強いのはウォーズマンである
- よってウォーズマンの後ろに隠れる
という思考回路をたどって、あのようなシーンを作り出したといえるわけです。
つまり動物としての本能に従って動いた結果がこの状況を生み出したのであり、それゆえ当時の彼が超人の中で最強であったことを、図らずも示してしまったわけです。

さらにいうと、ちびっ子は純粋です。まだ汚れを知りません。ということは、本能においても混じり気が少ない、超純粋本能といっても過言ではないでしょう。その超純粋本能が結論づけた最強戦士こそが、ウォーズマンその人なんですよ。
そう考えると、彼は本能によって選出された最強超人の中でも、さらに質の高い本能から選出された最強超人なわけです。つまり当時の彼は究極なる
ベスト オブ ベスト
な超人であったことが、満天下に示されたことになります。
いかがでしょうか。ここまで客観的に論理だてられると、反論のしようがないのではないですか? 皆さん(笑)。いいですよね? もう彼が当時の最強超人ということで(笑)。
ちなみにここで超人オリンピック2連覇を果たし、現役のチャンピオンであるはずのスグルの背後に誰一人ちびっ子が避難してこなかった点は、ギャグマンガとして私の評価がとても高いです(笑)。
結果は出しているのに、最強だとは評価されない役どころ…そんな懐深き主人公が、自分の役割をきちんとこなしているからこその、このウォーズマンの最強描写であることは、頭の片隅にきちんと置いておきたいと思います。
そう考えると、スグルの懐の深さをもこのシーンでは表現しているなあと、あらためて気づかされましたね。
おわりに
以上、記念すべき第100回の超人批評、ウォーズマン(Ver.2)その1でした。
今回はかなり自分の都合のよい解釈で彼の最強時代を振り返り、いかに彼が私をホレさせたのかを熱く語らせていただきました(苦笑)。
でもこれを読んでいただいた方の中には、

たしかに…彼には最強時代があったかもな…
とひいき目ではなく、私の主張に同意してくださる方もいらっしゃるのではないかと、ひそかに期待しています(笑)。
ただ今回のテーマは彼の長い超人人生の中の一瞬を切り取ったにすぎません。言うなれば私は単純思考であった幼少期に、たまたま当時のエースであった彼と遭遇したがために、彼に洗脳されてしまった、ともいえるでしょう。
それは初めて目にした対象を親と思い込む、“刷り込み”に近い現象だったのかもしれません。その観点からすると、私が彼を推す理由はかなり本能的であり、裏を返せば浅はかで深みのないものであったといえるかもしれません。

しかしながら彼は、出会いから40年を経ても、私の一番好きな超人であり続けています。それはこの最強エース時代以降、彼の積み重ねてきた行動の一つ一つが新たな彼の魅力として付加され、その座を誰からも奪われなかったからなんですね。
それについてはまた他の機会にお話ししましょうかね。次回は私を魅了する彼のフォルムをテーマとし、深く考察していきたいと思います。ではまた。
※今回はサカモトさん、アツシさん、高橋さん、長野さん、戦争Loveさん、サナさん、準決勝、ネプチューンマンの末路が心配さんほか、たくさんの方からリクエストをいただきました。ありがとうございました。

コメント
アキラさん、こんにちは!
アキラさんの長年にわたるウォーズマン推しを読ませていただきました。
ただ、私はアキラさんよりおそらく若干年長で、キン肉マンも少し前から読み始めていたためか、そこまでウォーズマンに惚れ込むことはなかったなぁ(ごめんなさい)。
アキラさんが推しているウォーズマンをディスるわけでないのですけど、彼って設定的にキン肉マンより若くなっているせいか、強いんだけど脆いというのが私のイメージで、ただそれを含めて彼の個性で、魅力だと思うのですよね。ですからここに書くのはウォーズマンをディスるためではなく、このような面も含めて彼の個性・魅力をアキラさんに論じて欲しいという、リクエストだと思って下さい。
1)肉体面での脆さ:肉体面での脆さはもちろん30分しか戦えないという設定です。これはウォーズマンはどんな敵も30分以内に片付けてきたから30分以上の戦いに対応できないというのが当初設定だったはずなのですが、30分以上の戦いを体験しても学習することはなく、なんか虚弱体質のような設定になってしまいました。エースはエースでもキャプ翼の三杉君のようなガラスのエースのような存在になってしまいました。
2)精神面での脆さ:以前別のところでもコメントしましたが、ウォーズマンはロボ超人コンプレックスというのは、ものすごく強いですよね。本来ウォーズマン以上にコンプレックスを感じてもいいような肉体をもった超人たちは沢山いるのに、なぜかウォーズマンはそれが強調されている。そしてその点を敵に突かれると冷静な戦いができなくなってしまう(その点はテレビで今やっているポーラマン戦やその次のオニキスマン戦でようやく克服することになるのですが)。これも若さゆえの精神的な未熟さ、脆さということなのでしょうか。それに比べるとウォーズマンほど強くもなく、あんなボディをしているベンキマンがそれに劣等感を感じることもなく、哲人のような落ち着きをもっているのと比べるとやはりウォーズマンは若いなぁと思ってしまいます。
3)精神面の脆さの一部でもあるのですが、ロビンへの依存心。特に正義超人入り後、ロビンとの師弟関係が作品で強調されたせいか、テレビでやっている試合のようにロビンが倒されると冷静な試合運びができなくなってしまう。現在のマンガのシリーズでロビン自身が言っていたように、スグルとウォーズマンはロビンにどこか頼る心がある、というのはそうなんだろうなぁと思ってしまいます。
こういうところからウォーズマンは強いんだけど、その高いスペックを生かし切れていない。ブロッケンほど未完の大器ではないんだけど、やっぱり見ている方としては100%安心しきれないと思ってしまうわけです。
スペックもそんな高くなく(と思われている)、必殺技も普通のプロレス技でしかないテリーが根性で何とかしてしまう——ジャイアントキラーとはよくいったもの——のとは真逆のキャラ造形だと思います。
とまぁ、こう書いてきましたが、まさにこういう点こそウォーズマンの人間的弱さであり、だからこそ作中で彼の成長も見れるわけですよね。単に冷たく完全な強さを持ったロボ超人(=ターボメン)だとしたら、おそらくキャラとしてはここまでの魅力はなかったのではないかと思います。
たけFさん、こんにちは。
すごい熱量のコメント、ありがとうございます。フィジカル面が三杉くん、うまい例えですね(笑)。そしてよっぽどコンプレックスを持つべき超人がのほほんとしているのに、より人間タイプであるはずの彼が悩んでいる…たしかに両者の比較は興味深いですね。それが彼の若さ、という点もたしかに考慮すべきかと思います。
今後彼のフィジカルや精神パーソナリティについても深く切り込むつもりですので、どうかご期待ください!
アキラさんこんにちは
超人批評100回おめでとうございます!ホントにすごいことだと思います。
100回記念と言うことで100にちなんだ超人がくると予想してましたがまさかウォーズマンとは意外でした。自分の予想ではストロングマンか無名時代のバッファローマンかなと思っていたんですがよくよく考えるとウォーズマンほど100回に相応しい超人っていないですよね。
ウォーズマンについて大好きを思いっきり語っていてよかったです!彼の勇姿を色々思い出しながら楽しく読めましたが途中でカニベース、カナスペ、テリーの手帳のウルフマンがめちゃくちゃ面白くて笑っちゃいました。バッファローマンが現れて立ち塞がるカニベースって想像しただけで爆笑でしょ(笑)しかも後ろでスグルが「いいぞー、カニベース。カックイイ」なんて言ってる所を想像したらもう腹筋崩壊ですよ(笑)
ウォーズvsバッファの試合での思い出はウォーズの立ったままKOされているシーン、そして光の矢でロングホーンを折ったおかげでスグルの生命を救ったシーンが感動的?って言うんですかね、上手く言えないんですが思うところがあるんですよね。そしてバッファの方もKOした後に「敵として会いたくなかったぜ」ってセリフが彼の実力や超人魂、闘志を評価しているのもいいんですよね。
ただやはりカニベース、カナスペ、テリーの手帳、そしてトランスフォーマー、コンボイの謎がウォーズマンを上回ってしまいました(笑)すみません…これからも小ネタを挟んだ楽しい読み物を期待してます!
アトールさん、こんにちは。
お褒めのお言葉、ありがとうございます。嬉しいです。
原点に立ち返ること、一番好きな超人、そして100回にちなんで100万パワー、そんな感じでの選出となりました。そしてその1回目は、私がどのように彼にお熱になったのかを知っていただけたらなあと思い、あんな感じの文章となってしまいました(笑)。
そしてその好きさ加減をわかっていただき、さらに小ネタで大笑いしていただけたのであれば、とても嬉しいです。次回もお楽しみに!