解 説
天下一武道会が始まり、ジャンプマンガ特有の格闘路線にシフトチェンジしてきた『ドラゴンボール』が表紙です。
そして『ハイスクール!奇面組』のアニメが開始。この頃から人気マンガはほとんどアニメ化されるルートができてきました。当時人気があったおニャン子クラブとうまくコラボしていたアニメでしたね。この頃からアイドルがアニメの主題歌を歌う流れができたような感じがします。
広告1 グリコ/二光
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解 説
- プレゼントにサウンドスタジャンというウェアラブルなナインナップ! なかなかに先端なアイテムですよね。昨今のクールビズアイテムである扇風機付きシャツを思い起こさせます。タイアップのアイドルが菊池桃子、吉川晃司、チェッカーズと80年代を強く感じられる人選。いいですね。しかしチェッカーズのメンバー、全員マッシュルームカットでどうした(笑)?
- 思春期時には誰もが夢見る「理想の自分の部屋」を訴求したような二光の広告。部屋全体をコーディネートし、セットでアイテムを提案し売り込むという戦略。まだまだ当時は自分専用のテレビ、なんて環境は夢のまた夢だったので、若者の欲求をくすぐりますよね。月賦(表現が古い…)を利用してすぐに夢の生活を実現、みたいな感じですね。ビデオデッキが最長の16回払いなので、1年半後には自分の物になると。でも1年半後だったらそれまでガマンして貯金するのも難しくないような…(笑)。
解 説
堀井雄二を中心とする、当時の一流ゲームデザイナーが監修したファミコン情報コラム。当時大ヒットした『北斗の拳』をパロった演出が秀逸でした。
辛口な評価も話題となりましたが、堀井雄二としては「なけなしのお小遣いでソフトを購入するチビっ子が、つまらないソフトを手にして泣かないための指標を」という意図だったそうです。
また、採点ソフトはメーカーから借りるのではなく、きちんと購入していたからこそ厳しい採点ができたらしいです。メーカーとの癒着による提灯記事は書かない、というスタンスが素晴らしいですが、『ファミコンジャンプ』の記事を書くときだけはその方針と矛盾したため辛かったようですね(苦笑)。
個人的にはこの頃大流行りだったジョイスティック特集が興味深いです。「アスキースティック」は別格だったのですが高い! でも「ファミリー・キング」と「オリジナル・ジョイスティック」は使い物にならない感がハンパない(笑)。「ジョイボール」は触ってみたくなる衝動はあるものの、使いづらいだろうという予測は立つ。
となると、ホリ電機の「ジョイスティック7」が一番使えそうな感じがしますね。実際ホリ電機はこの後もジョイスティック業界では他社と一線を画すメーカーとなります。
ドラゴンボール
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解 説
1回目の天下一武道会の準決勝です。悟空としては初めて遭遇した強敵といえるでしょうか。それでも対戦相手・ナムの必殺技の攻略をその場で考え、実践して結果をだすあたりに悟空の非凡性が見て取れます。
弟子の増長を防ぐ壁役として師匠の亀仙人が変装して大会に参加していますが、最後のコマの「強い…まさかこのわしが負けんじゃろな」と焦り始めているシーンが鳥山明らしい笑いで楽しいです(笑)。
銀牙-流れ星銀-
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解 説
日本中の犬戦士を探して仲間にし、熊と闘うという犬サーガのクライマックスです。東北の暴君熊・赤カブトとの全面対決がとうとう始まったところですね。
このマンガのすごいところは、大いなる敵に立ち向かっていくという大河ドラマを、人間ではなく犬を擬人化してやりきった点でしょうか。人間がキャラクターだとありふれたネタになりがちなのですが、犬を使うという変化球により面白さが生まれたマンガでした。
個人的にはボスである赤カブトが、各部下に指示をだしているコマが笑えて好きです。「おまえはここに行け! おまえはあそこに待機しろ!」なんて指示しているんですかね(笑)。この熊の擬人化も犬に負けず劣らずで、ついつい吹き出してしまうところです。突っ込まざるをえないシーンですが、好きですよ、私は(笑)。
ついでにとんちんかん
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解 説
運動会の競技を何にするか、という会議でボケまくるネタです。1ページに必ず2、3のボケを織り込んでいるので、考える方も大変ですね。
しかもうんこちんちんを中心とする小学生受けネタの王道といった感じで逆に潔い(笑)。個人的には「バトンの先にウンコをつけて…」というネタが「らしいな」と思います(笑)。小学生はたまらんだろうな、このネタ(笑)。
ショーリ!!
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解 説
ちば拓の青春野球マンガです。学園、ライバル、かわいいマネージャー、青春、友情、努力、勝利と盛りだくさんなんですが、あんまり面白くないんだよな(笑)。あまりにもご都合主義すぎるのかな、展開が。
ここでも『ついでにとんちんかん』よろしく、うんこネタが爆発。ちば拓も好きだよな、これ系。しかしキャラクターの顔が髪型でしか判別できないのは厳しいな。『キャプテン翼』みたい(笑)。
ロードランナー
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『よろしくメカドック』でスマッシュヒットを放った次原隆二のバイクマンガです。車の次はバイクもので、って感じですかね。
この回では主人公のライバルとなるキャラクターの登場です。名前がそれっぽいです。立脇剣ですから。カッコイイね(笑)。しかも登場が派手です。少年マンガの必要条件を十分に満たした、お手本のような登場の仕方です。でもあんまり面白くならなかったです。個人的には。
ウルフにKISS
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幼少期をオオカミとして育てられた過去を持つ主人公が、持ち前の野生と無知により学校内で良くも悪くも騒動を起こすといったマンガです。
おそらく狼少女・アマラとカマラを参考にしたキャラクタライズだと思うのですが、主人公を陽性キャラに徹底させているため暗さは感じさせません。人間離れした野生の能力と行動を超能力とし、通常世界とのギャップで楽しさを狙った作品でした。
個人的には敵役の女子の出で立ちに突っ込まざるをえなくて…(笑)。ダメだよ、小学校にトゲ付きのプロテクター着ていっちゃ…。あとアメリカンポリスの帽子はいったい…。チームのメンバーも小学生には見えないし、もし自分の子どもだったら嫌です、私(笑)。
週刊ゆでたまごニュース

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嶋田先生の腰痛で『キン肉マン』が休載している期間に企画されたページです。中井先生の書き下ろしカットや読者のお便り掲載が毎週あって、連載復活を待ちこがれる読者との双方向コミュニケーション広場と化していました。休載は残念でしたが、これはこれで貴重な企画だったと時を経た今は感じますね。
目次

解 説
武論尊が家を新築しているようで。『北斗の拳』大ヒットでガッポリ儲けたのかな(笑)? ゆで先生は病気療養中の忸怩たる思いが。心中察するにあまりあります。
広告2 ブルワーカー/ ブリジストンサイクル
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- このブルワーカーの解説マンガはけっこう有名だと思うんですけどね。「まったく」「カン」「タン!」ってやつ。なぜこの3コマだけ左から読ませるのかは謎ですが(笑)、本当に肉体改造に効果があったかはもっと謎です(笑)。ただ当時はやってみたいな、と好奇心を刺激するものはありましたね。現在(2017年)でいえばクリスティアーノ・ロナウドが宣伝している『SIXPAD』に近い物があるかな? あれもやってみたいもんな(笑)。
- スポーツバイクでハンドルがドロップ型ではなく、ブルムース型(トンボ型?)の、当時としては珍しいパターンです。現在ではMTBをはじめとしてありふれたタイプですが、私が知る限り当時はドロップ型全盛でしたからね。このあたりがターニングポイントだったのかな? 宣伝文句にも「これからはこのタイプが主流!」って書いてあるしね。
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