1983年(昭和58年)第14号

オレ流ジャンプアゲイン-1983年
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解   説

創刊750号記念の表紙です。オールキャラ勢揃いですな。愛読者賞は平松伸二。赤井英和チックな、なかなかの二枚目に写っていますね。

広告1  田宮模型ブラバム

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1983年第14号広告1

解   説

  1. F1のプラモです。当時の戦力背景はよくわかりませんが、このブラバムはなかなかカッコいいと思います。白をベースにした濃紺のカラーリングがバランスいいなあと。あとノーズが鋭角な三角形なのもいい感じですね。
  2. 少年誌にはおなじみのグッズ広告です。銃、ミリタリー、パワーアップと、攻撃的なアイテムがびっしりです(笑)。やはり男子は本能的に攻撃力アップを求めるんでしょうか。

マイコンゲーム特集

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1983年第14号マイコンゲーム特集

解   説

まだパソコンがマイコンと呼ばれていた頃の、オリジナルゲーム特集です。主催はエニックス。この特集には注目すべき点が何点かありますね。

まず主催がエニックスということ。エニックスといえば言わずと知れた『ドラゴンクエスト』を販売して大ヒットを飛ばすゲームメーカーです。当時はファミコンすら発売されていなかったので、そんな未来はさっぱりわからないですが。

この企画のすごいところは、エニックスが素人プログラマーからゲームを募り、賞をとったゲーム(この特集に掲載されているゲーム)をそのまま販売したということです。

まさに一石二鳥といいますか、開発費をかけずに売り上げをあげるというある種ずるいやり方(苦笑)。作成者の印税って安かったのかな?

次にこのコンテストで中村光一がデビューしているということ。①の『ドアドア』がそれです。今ではチュンソフトの社長として業界一の有名人になりました。エニックス×中村光一。あれ…これは…?

最後にこの企画のライターが堀井雄二だということ。堀井さん、取材者でありながらちゃっかりと自作ゲームをエントリーさせています(笑)。②の『ラブマッチテニス』がそれですね、。このあたりの境界線の曖昧さ、一ジャンルの黎明期っぽくていいですね(笑)。

その結果がエニックス×中村光一×堀井雄二。ここに『ドラゴンクエスト』を制作するメンバーが揃ったという、記念すべき特集だったのです。実は。

話は逸れますが、脱衣ゲームで賞をとって顔出しというのも、ある種おとこだよなあ(苦笑)。

風魔の小次郎

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1983年第14号風魔の小次郎

解   説

750号記念号ということで、4色カラーが大増8ページです。当時は4色が3~4ページというのが相場でしたので、8ページはかなり気分が高揚しましたね。

あらためてこのカラーページを見ていると、車田マンガの背景の綺麗さに圧倒されます。宇宙的というか、星雲的なこの背景、エアブラシか何かで描かれているんでしょうけど、すべてアナログですからね~。

フォトショップ世代の人にとっては、めんどくさいことこの上なくみえるんでしょうね(苦笑)。

キン肉マン

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1983年第14号キン肉マン

解   説

何回か行われている超人人気投票の結果発表です。このときは夢のタッグチームの投票もありました。当時小学生だったので、嬉々としてハガキを出した記憶があります(笑)。

このときの人気第一位はラーメンマン。本人のコメントの通り、ラーメンマンとしての登場はまったくなかっただけに確かに意外ではありましたね。

おそらくモンゴルマンとしてのジョーカー的活躍、そしてフレッシュジャンプで連載が始まっていたスピンオフ『闘将たたかえ!!拉麺男ラーメンマン』の影響が強かったのかもしれません。私は当時惚れぬいていたテリーマンに投票した記憶があります(笑)。残念。

夢のタッグチームは、その後のシリーズである『夢の超人タッグ編』の布石になっています。第一位の「悪魔最強最悪コンビ」は「はぐれ悪魔コンビ」として実際に登場し、第三位の「2000万パワーズ」はキャラがサンシャイン→モンゴルマンに変わって登場、第四位の「地獄の伝道師コンビ」は、チーム名が残って完璧超人組として登場しました。

ちなみに私はこのアシュラマン&バッファローマンコンビに投票しました。当時の力関係からしたら、これが最強だと思うんですがいかがでしょうか(笑)?

スラップ★スティック物語

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1983年第14号スラップ★スティック物語

解   説

平松伸二の愛読者賞読切です。話の内容はまあ置いといて、やはり時代を強烈に感じさせるのが主人公である美糸びいとたかし(笑)。あだ名はたかちゃんマン。しかも瓢金ひょうきん高校ですよ。もう何といってよいやらで…(笑)。たしかに『オレたちひょうきん族』、おもしろかったもんなあ。

あと気になる点は、主人公二人が仲たがいする原因となった女学生。少女マンガ風で明らかに平松伸二じゃない人が描いているような気がするんですが…。気のせいですかね(笑)。

しかしこの女学生、三国志演義の貂蝉ちょうせんのごとく男を手玉にとり、離間の計を成功させます。まあどうでもいいですけど(笑)。

ハイスクール!奇面組

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1983年第14号ハイスクール!奇面組

解   説

学年行事を余すところなくネタにしていた『ハイスクール!奇面組』です。この回はマラソン大会ネタでした。零くんと渡竹わたしだけの掛け合い(マラソン講座)がおもしろくて印象に残っています。

でも一番印象に残っているのは零くんの「坂道攻略法」かな。物理法則を無視した、あまりの直感攻略法に大笑いした思い出があります。

目次

解   説

編集の伊東さんが、誌面を通じて強烈なクレームを出してますね(笑)。当時の喫煙事情は現代とは比べ物にならないくらい喫煙者が優遇されていたから、これは相当勇気がいる一言だったのでは…?

でもその他の編集者の意見を読んでいると、「喫煙=体に悪い・迷惑」という意識改革も浸透してきた時代なのかな? とは思いますね。

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解   説

表4掲載率ナンバーワンの呼び声も高い、自転車の広告です。今回はヘッドライトに特徴がありげな一台です。自転車なのにウインカー搭載。ハザードもできる! …必要ないなあ(笑)。

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