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解 説
こせきこうじ作品の隠れた名作(と勝手に思っている)『スクラム』です。
こせき作品の主人公は“山下たろー”を代表に、努力一筋ダメ人間キャラが多いのですが、この『スクラム』の主人公・千太郎は一風変わっていて、ビッグマウスの強気キャラです。
ただそのビッグマウスを現実にするために努力するので、根底は一緒なんですけどね。
でもこの口の悪いキャラがなかなか良くて。試合には負けたけど、その努力が認められてみんなに称賛されるんですが、その優しさと自分の不甲斐なさのギャップが釣り合わず、結果泣いてしまうという(苦笑)。
責められても絶対泣かないキャラが、人の温かさに涙してしまうシーンが子ども心(当時)に妙に印象深かったです。


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