『王位争奪編』で日の目をみることなく非業の最期を遂げた幻のチーム! そんな哀れな4人を救済すべく、公にならなかった彼らの魅力を追求する!
真ソルジャーチームといえば『キン肉星王位争奪戦』において、キン肉アタルの闇討ちによって本戦に出場することなく歴史の闇に消されてしまった哀れな超人軍団です。
その不憫さは、実はフェニックスチームに瞬殺されたビッグボディチームよりも上なのではないかとの学説もあるくらいで(笑)。
今回は彼ら真ソルジャーチームの面々を一人ずつピックアップし、本来であればセンセーショナルな活躍をしたであろう彼らのキャラクターをテキトーに妄想することで、令和の世に生き生きとした彼らを再降臨させてみたいと思います(笑)。
ちなみに彼らはスピンオフノベライズ『ディープオブマッスル!!』でその人となりを描かれているらしいのですが、私はそれを未読でこの文章を書いていることをご了承くださいませ。
ヘビー・メタル
厭世的かつ退廃感漂うヘビメタファッション。
その中でもレザーアイテムにメタルの鋲を打ち込んだ、トゲトゲしい世紀末ファッションは、映画『マッドマックス』を経由し、マンガでは『北斗の拳』、プロレスでは『ザ・ロード・ウォリアーズ』に大きな影響を与えたと思われます。
そしてそのファッション・ムーブメントがとうとう『キン肉マン』にも上陸。そのムーブメントを披露した超人がヘビー・メタルでした。
細かく鋲のついたアームバンドやレスリングシューズ、キシキシいいそうな革パン、クロスにたすき掛けしたチェーン、そしてやはり鋲のついた肩当てとエルボーガードを身につけた彼は、

リングよりライブハウスのステージに上がった方がいいんじゃない?
というツッコミを受けるのも、仕方のない出で立ちだったと言えるでしょう。
とはいえ、体に鋲がついている超人は過去にも複数登場しています。ロビンマスクの頭、バッファローマンの膝、ジャンクマンの両手、ネプチューンマンのベスト…そう考えると彼のリングコスチュームは意外とメジャーな部類なんですね。
ただひとつ違うのは、他の超人が一部位に特化した鋲ファッションであるのに対し、彼は全方位鋲ファッションなんですよ。それこそ

すべての鋲超人の合体形!
とでもいうような、鋲の一人オールスター感謝祭状態なんです(笑)。

ただ彼の勇姿を見たケビンマスクが

オレも…肩に鋲を打ち込むかな…
と、自身の漆黒の鎧に鋲を取り入れるけっかけとしたかどうかは定かではありません(笑)。
また、顔についてもやや疑問を感じさせる部分がありますね。まず顔面中央部に、ブラックジャックのような縫合跡が一直線に走っているんですよ。
これがリアルな縫合跡なのか、マスクのデザインなのか。もしリアルの縫合だとすると、口も含めて大胆に縫っちゃってるので、

ミュージシャンのくせに、これじゃ歌えないだろ!
と、自らの特性を自らで潰すという自虐的スタイルが摩訶不思議で。まあ

それがロックだ
と言われちゃうと、ぐうの音もでないのですが(笑)。
そして右目を囲む★マークのフェイスペイント。おそらくこれはKISSをはじめとするヘビメタバンドのアイデンティティを取り込んだのだと思うのですが、これを見て最近連想するのは

レボ☆リューション!
のゴー☆ジャスさんだったりするので、令和になった今でも油断ができません(笑)。

そんなロックな彼ですが、富士山頂の雪山合宿では、その体中に装着されている鋲により、メンバー全員からスパーリングを拒否られたに違いないと思うんですよ。

よし、オレとスパーしようぜ!

お前チクチク痛いからイヤだよ
てな感じで、合宿中は力を持て余し気味だったと思うんです。ですので、

お前らの実力を測ってやる
と突然現れたあの男の申し出は、腕を試したくてウズウズしていた彼にとっては、渡りに船だったことでしょう。ひょっとしたらいの一番で彼に飛びかかったかもしれません。
しかしその船は地獄行の片道船であり、彼は断末魔というシャウトを最後に二度と立ち上がることはできませんでした。合掌。
ザ・ゴッドシャーク
彼はホホジロザメをモチーフにしたサメ超人です。彼を見たときにまず感じたことは

あの…すでに食べられてますけど…
というものであり、デビューした瞬間に私の失笑を買ったキャラだったと言えるでしょう。
やはりですね、あのサメの大口の中から両目がのぞくフォルムはかなり滑稽ですよ(笑)。これを見たら

なんで口の中に隠れちゃったのかな? 本体の人

口の中に目があるんだから、サメ側の目、必要?
というツッコミを入れずにはいられないじゃないですか(苦笑)。
また、そんな状態になっているものだから、サメの被り物をしている人にも見えちゃうんですよね。ほら『Dr.スランプ』のアラレちゃんが、ゴジラとかの被り物をよく被っていたじゃないですか。あの雰囲気です。
ですので、彼がどんなに威張って直立ポーズをとっていても、“コミカルな被り物をしたおじさん”に見えてしまうんですね。

おじさん、おじさん、いい加減それ脱ぎなよ
と、思わず声をかけちゃいそうになるくらいな(笑)。それでいて

我が名はザ・ゴッドシャーク!
と、自分の名前に“ゴッド(神)”なんてつけちゃって、しかもそれを堂々と名乗るものだから、余計に夢見がちで変な被り物おじさんに見えちゃうんですよ。もうこうなると

はいはい、わかりました。
でもそこにいられると掃除のジャマだから、パチンコにでも行ってきてくださいな
と、奥さんに軽くあしらわれるコスプレ好きの旦那状態ですよ。神の威厳なんてあったもんじゃないです(笑)。

ただ正直な話、彼が神を名乗ることによって、残虐の神とひと悶着あったのではないかな、なんて心配になったりもしますね。

お前…本物の神を目の前にして、よく神を名乗れるな

我が名はザ・ゴッドシャーク!

…つまりお前は自分がサメの神だって言うわけだ

我が名はザ・ゴッドシャーク!

…いい加減にしろよ、お前。
天上界にサメの神なんていなかったぞ

我が名はザ・ゴッドシャーク!

…ソルジャーマン(怒)!

はいはいはい、後で私がキチンと言って聞かせますので

アッと驚いたわ!
きちんとしつけとけよ!!
なんて(笑)。アッと驚くメンバーだけに、残虐の神もついついアッと驚いちゃった(笑)。
そんなザ・ゴッドおじさんですが、ゴッドな力を出す間もなくアタルの襲撃によってあえなく撃沈してしまいました。
しかし救助隊の発見時には、たとえ首から下が埋まっていようとも、己のアイデンティティであるサメの被り物だけは脱ぐことなく地上に露出させ、光る眼を見開いていたサメの神。
このあたりに彼の神としての意地を感じさせますね。合掌。
ウールマン
彼を初めて見たのは、読者投稿超人発表となっていた本編表紙だったと思います。その時に感じたのは

ジェロニモみたいなヤツがおるな
といったものでした。
目を隠した頭髪(体毛?)、両腕・両足を覆ったモコモコ(笑)。これらデザインの共通性が、彼とジェロニモを結びつけたのだと思います。
しかしながら、両者を比較すると以下の2点で大きな違いがあると感じています。
- ジェロニモはモフモフ系でウールマンはモコモコ系
- ジェロニモは衣装でウールマンは地毛
このように、二人は似ているように見えて、実は似て非なるキャラクターなんですよ…って、激しくどうでもいいですね(笑)。
ただ彼のフォルムで少し気になるのが、胸や腹部、上腕など、肌が露出している部分なんですよ。全身モコモコしてりゃいいものを、中途半端な露出部分があるため、

羊毛として刈り取られちゃった後だったのかな?
という疑念を抱かずにはいられないんです(笑)。
ほら、手足を押さえられた羊さんが、バリバリバリってバリカンで毛を刈られるシーンがよくテレビで放映されるじゃないですか。『なるほど! ザ・ワールド』とかで(笑)。

彼を見ると、ついついそんなイメージがわいちゃうんですよ。そして刈り取られた羊毛は、

きっとアパレル関係に流通されるんだろうな
なんて想像しちゃうんです(笑)。
さらに言うと、彼の羊毛は高品質なはずなんですよ。というのも彼、腹部にウールマークがついているんです。そう、80年代を生きた我々にはとても印象深かった

触ってごらん、ウールだよ
のウールマークですよ(笑)。
あのマークがついているということは、彼は厳しい品質基準をクリアした体毛で、その身を覆われていたことになるわけです。
そう考えると、彼は高品質ウールを生産する羊農家と、超人プロレスラーとの二足の草鞋を履く兼業農家だったのでしょう。
そして真ソルジャーのオファーがあった際は、羊毛業の閑散期だったに違いありません。そのタイミングで王位争奪戦への参加を安請け合いしてしまったばかりに、あの惨劇に巻き込まれてしまったんですよ、きっと。
それだけに、胸に「A」の文字が刻まれて最期を迎えてしまったあの結末は、彼にとっては大いに心残りであったことでしょう。羊毛品質に誇りを持っていた彼だけに、

できればAでなくウールマークを刻んでほしかった…
と、薄れゆく意識の中できっと嘆いていたに違いありません(泣)。合掌。
ブルドーザーマン
キン肉マンという作品には、定期的に“機器×人体”のハイブリッド超人が登場します。
その傾向は『キン肉星王位争奪編』においてはかなり顕著で
- ミキサー大帝
- ミスターVTR
- キング・ザ・100t
- ペンチマン
- バイクマン
- モーターマン
- ザ・マンリキ
といったハイブリッド超人が、綺羅星のごとく(笑)登場しました。
ただそれらの超人を見て、総じて感じることは

う~ん、ちょっと無茶なデザインが多いんだよな…
でしたね(苦笑)。
特に機器と肉体を融合するデザインの場合にそれが顕著であり、スタイリッシュさとは正反対のフォルムを持つ彼らに対し、苦笑いを浮かべたものです。ただその不格好なフォルムに
- 考案者の一生懸命さ
- 稚拙な画力だからこその微笑ましさ
- 機器にとにかく手足を生やそうとする思考のかわいらしさ
を感じるのも確かで、そこに各キャラに対する“愛おしさ”があふれる要因があるんだろうなあ、とも感じるんですよね(笑)。
そして“アッと驚くようなメンバー”の一員として登場した彼・ブルドーザーマンもまた、間違いなくこのカテゴリーに属する超人だったといえるでしょう。
彼を見た瞬間感じたことは

駅弁売りの人みたいだな
でしょうか。ほら、お腹に抱えている排土板(というらしい)が、弁当売りの抱える立ち売り箱(というらしい)に見えちゃうですよね。と同時に

腰…痛めなきゃいいけどな
なんて特定部位を思わず心配してしまうような、見事なアンバランス超人でした。でもそれがまた彼を

これぞ機器×人体のハイブリッド超人の真骨頂!
と喝采をあげたくなるような、無理目フォルム超人のエリートに押し上げたともいえるでしょう…って、ホメてますからね、これ(苦笑)。
そしてこのような超人を見ていつも思うのが、

どうやって子孫を繁栄させているのだろう?
という疑問ですね。この一族の女性もお腹に排土板をつけているのかな、とか、そもそも論でこの一族に女性はいるのかな、とか(笑)。
もし想像通りだとすると、この排土板って明らかにブルドーザー族にとっては最重要アイデンティティである可能性が高いわけです。
となると、当然彼らの美意識もこれに集中するのではないかと思うんですよ。そう、彼らの中では

あいつの排土板、男らしいなあ…いいなあ

イケ排土板を持つヤツは勝ち組だな

キモ排土板のボクは、一生日陰者さ…
といったような、排土板カーストが存在するに違いありません。
また、そのような価値観であれば、当然彼らが女性陣を見る際には

ブ、ブル子ちゃんの排土板って、プリンプリンでセクシーだよな…

超絶美排土板のブル美しか勝たん!
みたいな会話がまことしやかに語られているのかな~なんて(笑)。
でもって、ブルドーザー界のトレンディドラマでは、この男女の排土板同士を接触させることがキスシーンに相当するんですよ。そしてその瞬間、ドラマの主題歌が流れて次回に続くんです、きっと(笑)。

そう考えると、富士山頂の雪山で、己の大事なシンボルを天に向けて露出して最期を迎えた彼の不憫さは、ちょっと筆舌にしがたいなあと感じてしまいました。合掌。
なぜ彼らはイジられるのか
とまあここまで4人に対する雑感を述べてきたのですが、容赦なくイジられているのが共通点でしょうか(笑)。
もうね、完全に嘲笑キャラなんですよ、彼らは。あんなに不幸な目にあっているというのに(苦笑)。
ではなにゆえ彼らはそんな対象になってしまったのでしょうか。個人的には、彼らがお笑いの基本スタイルである
フリとオチ
の関係性を、見事に構築していたからだと思っています。
この場合のフリとは、チームリーダーたる真ソルジャーが、国立競技場の戴冠式で発した

アッと驚くようなメンバーを登場させてやるさ
という大風呂敷に他なりません。これによって彼は他の王位候補者の中でも一目置かれる存在になり、

こいつ…一味違うかも…!!
という読者の期待を高めたことは間違いがなく、同時に彼が連れてくるメンバーは俄然注目度が高くなり、結果的にハードルの高い大きなフリとなったわけです。
しかし実際に彼が精査して探し出してきたメンバーは

そろいもそろって微妙なデザイン!

そろいもそろって瞬時にKO!

そろいもそろって雪に埋もれて発見されるも病院搬送中に死亡!
という負の三拍子を伴ったオチを披露します(笑)。このフリとオチの激しい落差が彼らを滑稽たらしめ、嘲笑される原因となっているのだと思われます。

そしてこの見事なフリとオチによって、当然読者は

あなたの言う“アッと驚く”って何だったのさ

アッと驚く早さでやられるメンバーってこと?
というツッコミを口にせずにはいられず、彼らに対するイジりは永遠に続くことになったわけですね(笑)。
アッと驚くメンバーの真相について
ただですね、これだと彼らがあまりにも不憫です。ですので、真ソルジャーが彼らの何をもって

アッと驚くようなメンバー
と判断したのか、よい機会なのでその真相にメスを入れてみたいと思います。
私は彼のメンバー選定のポイントは、富士山頂の雪山合宿に大きな関係性があったとにらんでいます。というのも、冬の山は過酷な環境であるため、ハンパな準備は死に直結するんですね。
となると、冬山でキャンプを張るための“衣食住”については、当然のことながら細心の注意と準備を怠らないようにしなければなりません。
ではまず住環境に着目してみましょう。合宿の拠点となる基地を作るには、大量の雪を除雪し、整地をしなければなりません。そこでブルドーザーマンの

アッと驚く除雪・整地能力
が必要不可欠となってきます。
次に衣環境に着目すると、厳しい寒さの雪山において体温を下げないためには、暖かい衣服が必要となります。そこでウールマンの

アッと驚く高品質ウール
を身にまとって寒さをしのぐことは、想像に難くないでしょう。
さらに食環境に着目すると、当然ながら食事は野ウサギなどの、山の動物を狩って現地調達することになります。その際、わずかな血の匂いを嗅ぎつけるザ・ゴッドシャークの

アッと驚く獲物サーチ能力
は、その狩猟効率を爆上げさせたはずです。
そんな充実した衣食住環境を構築した真ソルジャーチームは、夜には焚き火を囲んでワイワイと食事をし、お互いのコミュニケーションをより深めたことでしょう。
その際、場を大いに盛り上げたのがヘビー・メタルの

アッと驚くミュージック
だったに違いありません(笑)。焚き火、キャンプときたら、当然必要でしょ? ミュージック(笑)。
彼の奏でるサウンドとシャウトによって盛り上がったメンバーは、お互い肩を組んで体を左右に揺らせながら、大いに歌ったことでしょう。それは彼らにとって林間学校のキャンプファイヤーと同義だったわけです。

そして彼らは揺れる炎と体と音楽とをシンクロさせることで、チームが一丸となる一体感を得たに違いありません。そんな彼らがもし順当に本戦に出場していたとしたら、フェニックスから

アッと驚く強靭なチームワーク!
と、驚嘆の言葉を引き出していたのかもしれないのです。そう、真ソルジャーチームがしょっぱなにブチ上げた

アッと驚くようなメンバー
とは、4人のアッと驚く特性が発揮された雪山合宿によって新たに培われた

アッと驚くチームワークを持ったメンバー
だったんですよ…きっと(笑)。それを…青春の歌を謳歌していた彼らの光り輝く未来を…あの男が一瞬にして奪ったわけです。
ただあの男だって、決して無慈悲な男ではありません。おそらくですが、燃え盛る炎を前に楽しく歌い、語らう彼らを樹々の隙間から覗きながら

さて…どうしたものかな…
と、計画していた仕打ちを決行するか否か、思い悩んだに違いありません(苦笑)。

しかし事態は実弟を巻き込んだ未曽有の危機を招いています。これを回避するために、あの男は心を鬼にしてあの5人の胸に「A」の文字を刻んだのでしょう。ただ情けとして

富士山頂で超人が5名、倒れてます!!
と、仕置き後すぐに119番をしたのではないでしょうか。でないと雪山の負傷者があんなにも早く発見されることなんてありえないですもんね(笑)。
おわりに
いかがでしたでしょうか。以上が私の考える、真ソルジャーが宣言した“アッと驚くメンバー”選定の真相でした。
このように、彼ら4人には“アッと驚く”能力が十分に備わっていたのに、それが日の目を見ることなく埋もれてしまったことについては、流れる涙を禁じえません。
しかも能力が埋もれるだけでなく、彼ら自身も雪に埋もれてしまうという、なんとも皮肉な最期を迎えるとは…。
そんな不憫すぎる彼らを思うに、今後彼らの救助シーンを見たときはけっして笑わず、泣いてくださいね。約束ですよ(笑)? ではまた。
※今回はTKマンさん、スガイマンさん、nittohujigayaさん、yamsakiさん、おげんのみさん、落葉松さん、エンドさん、好奇心さんほか、たくさんの方からリクエストをいただきました。ありがとうございました。
緊急企画!真ソルジャーチーム 夢の同窓会
7月某日、富士山頂にて真ソルジャーチームの同窓会がひっそりと行われました。闇討ち事件から40年を経た今、彼らは再び焚き火を囲み、それぞれが当時の思い出と近況を語りつくしました。

いやあ、よく来てくれたみんな。
久しぶりだな

夜空の美しさ、ゆらめく炎。
…あのときとまったく同じで、涙腺がウールウールするよ

ヘビーな特訓のあと、メタメタ燃える…いや、メラメラ燃える炎をみてオレたちは肩を組んで歌ったんだ

ブルブルと凍えるような寒さじゃったが、お主らと歌っていると心の芯から熱くなったのう

どんな敵が来ても余裕シャークシャークだと思えた…ヤツが来るまではな…あっ

………………

…ヤツのことは忘れよう。
ソルジャあ、話題を変えようか

じゃ、じゃあ最近観た映画ってある?
オレは『ロード・オブ・カオス』だな。残虐な狂気を感じるぜ

ワシは『殺人ブルドーザー』が残虐でよかったのう

わが輩は『JAWS』だ。
残虐に人を襲うのがまた一興である

ボクは『羊たちの沈黙』かな。
女性が皮を剥がされる残虐な猟奇殺人が発生するんだ。
ちょうどボクらの胸のAの字のようにさ…あっ

………………

…ヤツのことは忘れよう。
ソルジャあ、話題を変えようか

が、合宿でリーダーが企画したビンゴ大会、あれは盛り上がったのう

うむ。数字が読み上げられる度に当たる、当たらないと、悲喜こもごもであったな

ボクなんてトリプルリーチしながら当たらなくて。
普通当たるよね? トリプルリーチだよ?

当たる確率は高かったのに残念だったな。
まあアタルときはアタルし、アタらないときはアタルことを信じてアタルイメージを…あっ

………………

…ヤツのことは忘れよう。
ソルジャあ、話題を変えようか

わ、我々も随分と歳を重ねた。
わが輩もだんだんと無理がきかなくなってきたが…皆はどうだ?

ボクは自慢のウールがすっかりと白髪になっちゃったよ

お前、元から白かったろ(笑)。
オレは寝つきが悪くなってきたから、ワインを飲んで体を温めてから寝てるぜ

ワシもワインじゃのう。特にナパワインに目がなくての。
また怪我をせぬよう、ストレッチも日課じゃ。
名づけて「ナパ飲むストレッチ」習慣、これで決まり…あっ

………………

…ヤツのことは忘れよう。
ソルジャあ、話題を変えようか

せ、せっかく久々に集まったんだから、未来を見据えたいよね。
そこでどう? ボクたちが未来に飛躍する新しいチーム名を考えてみない?

いいな、それ!
真ソルジャーチームって、ヘビーにナメられてるもんな!
そうだ、最近のトレンドから“シン・ソルジャーチーム”でどうだ!?

何一つ変わっとりゃせんぞ、それ(苦笑)。
やはりワシらの持ち味である、勇猛果敢な特攻精神を彷彿とさせたいのう

特攻精神…たしかにわが輩もそれがチームの強みだと思う。
ただやはりここは我らがリーダーに決めてもらうのが筋であるな

む。承知した。
我々の特攻精神を加味したチーム名か…ソルジャあ過去のTVドラマにあやかって…“特攻野郎Aチーム”なんてどうだ?…あっ

………………
その同窓会はなぜだか盛り上がりに欠け、集まったメンバーは揺れる炎を無言で見つめる時間が刻々と増えていく様を、身に染みて感じていたそうですよ(泣)。





コメント
アキラさん、こんにちは
前回がソルジャーマンだったので次はメンバーかな〜って予想してたので大歓喜です!
ウールマン、自分もジェロニモに似てるなって思ってました。語尾に「〜ズラ」ってつけて話してても違和感ないですよね(笑)正義超人としてスグルやロビンと絡んでても違和感ないし超神や時間超人と対戦してても違和感ない気がします。彼って意外と人気があるので正義超人側にいれば活躍した気がします。
ヘビーメタルなんですが文庫版キン肉マン13巻346ページの超人データだと見た目が違うんですよ!なんかちょっとイケメン風になってます!そしてあの男にいの一番で飛びかかったのは彼で正解だと思います。チームの切り込み隊長らしいので(笑)
アトールさん、こんにちは。
予想していたキャラをアテンドできてよかったです。ウールマン、ジェロニモと被りますよね(笑)。セリフがあったら、やはり方言でしゃべってほしいキャラです。超人総選挙2024でも、真ソルチームで唯一100位内にギリギリランクインしたキャラでした(笑)。
ヘビーメタルは切り込み隊長でしたか! ならいの一番で正解でしたね!
いつも楽しく拝見させて頂いております。
ビッグボディチームに続く同窓会が…とても嬉しく思いながら読ませて頂きました。
強力チーム同様彼らにも日の目を見させてあげて欲しいものです。
今の中井画伯ならチームワークに溢れた素晴らしいチームになるのではないかと期待してしまいますね。
Kzykさん、こんにちは。
真ソルジャーチーム同窓会、楽しんでいただけたようで嬉しいです。ビッグボディチーム同窓会の評判がよかったので、今回もぜひやってみたいと思っていたんですよ。
そして彼らの活躍、見てみたいですね。キングザ100トンやバイクマンみたいなちょい役割でもよいので…。
某動画で真ソルジャーチームの死因は人災って言われてて
富士山頂から愛知の超人病院に送られたらそりゃあ間に合わないよねって…
アタル兄さんの気遣いも無駄になってしまう不運さ不憫さに涙が止まりませぬ
uzukiさん、こんにちは。
あの時、ドクターヘリは飛んだんですかね? 吹雪だから無理だったのかなあ?
そして超人病院自体が各県にない可能性もありますね。ですので遠くなっちゃったとか…まあ、テリーとウォーズマンが入院している超人病院に合流させたかった、という物語上の意図が一番大きな原因なんですけどね(苦笑)。