出会いから40年を経た今でも、私・アキラのイチ推しキャラに君臨し続けるロボ超人! なぜ彼は私をトリコにし続けるのかを考察するシリーズの第五回目は、すべてのファンが涙する、彼の不遇な扱いについて考察します!

| 出身 | ソビエト連邦 |
| 超人強度 |
100万パワー |
| 必殺技 |
スクリュードライバー |
| 主な戦績 |
ティーパックマン○ |
ウォーズマン批評第五回:不遇なる主力キャラ―その悲哀を深く考察
数十年もの間、彼が私を魅了し続ける要因とは一体何なのか。
それを紐解いていくシリーズとして、複数回に渡り解説・考察を行っていきます。これまでのバックナンバーは以下の通りです。
前回のその4では彼の戦闘特性の後編として、地に落ちた彼の戦闘特性を第二シーズン(ポーラマン~ペシミマン戦まで)でどのようにアップデートし、その価値再建を行ってきたかを考察しました。
今回のその5では、その4でも触れた彼の落日…つまり主力キャラにしては不当とも思える扱いの悪さに着目し、

なぜ彼だけ不遇な扱いを受けるのか?
という謎について迫るとともに、不遇が彼に何をもたらすのかについて考察していきたいと思います。ではいってみましょう。
ウォーズマンの落日―不遇クロニクル
まずはウォーズマンが、これまでにどのような不遇な扱いを受けてきたかを振り返ってみましょう。前回のその4でも書いた通り、彼の転落の発端である“ブラックマンデー”は『7人の悪魔超人編』でした。
以来、彼の人生はまるでジェットコースターのようでもあり、しかもそのコースターは“急降下ポイントマシマシ”というレイアウトが極めて特徴的でした。おそらく富士急ハイランドならば、このコースターに『エンドレス・フォール』という名をつけるに違いありません(笑)。

そしてその『エンドレス・フォール』の急降下ポイントである、彼の不遇な事件シーンを連載の時系列でピックアップをすると
- 悪魔超人洗礼事件
- こわい発言事件
- バッファローマンに完敗事件
- 体内リング事件
- アシュラマン手玉事件
- アワワ事件
- ネプチューンマンにコテンパン事件
- 竹藪闇討ち事件
- 大阪城で神隠し事件
- ウメーウメー事件
などがあげられ、枚挙にいとまがありません(泣)。
しかし今回これらを一つ一つ詳細に振り返るのは時間がかかりすぎるのと、ウォーズマンファンの皆さんがフラッシュバックを起こして倒れる危険性があるのでやめておきます(笑)。
ただこの羅列で一つ言えることは、
脇役にしては不遇事件が多すぎる
という、厳然たる事実でしょうか。
これによって『エンドレス・フォール』に強制的に乗せられたファンの胃は、あの不快な浮遊感を感じっぱなしなんですよ。これはもうたまったもんじゃないですって(苦笑)。
そしてこの不快な経験を40年以上もしているからか、ウォーズマンが闘うときに彼のファンが常々頭の片隅に置いている共通思考が

彼の試合はどんなに有利な展開でもゴングが鳴るまで油断するな
という、極めて懐疑的で後ろ向きな思考なんですね。こんな猜疑心あふれた試合観戦を強いられるのは、なかなかに辛いものです。
でもこれこそが、彼が今まで虐げられてきたという証明であり、40年という歴史の副産物なのだと思います。
不遇のカテゴライズ
望んでもいないのに富士急ハイランドの名物絶叫コースターにされてしまったウォーズマン。
ただどんなジェットコースターも、全部のギミックが絶叫ポイントというわけではなく、そこに必ず緩急をつけることで売りの絶叫ポイントを際立たせているわけです。
同様にウォーズマンの不遇シーンもよくよく見れば、その不当な扱いに緩急があると思うんです。それを無視して彼の不遇を一緒くたにし

彼は不遇だ、不幸だ、ないがしろにされたキャラだ!
と声高に主張しても、オーバーだなあという謗りを受けかねません。
ですので、ここは先ほど挙げた10の不遇を性質によって4つの絶叫レベルにカテゴライズし、彼は本当に不遇キャラなのかどうか、客観的に評価してみたいと思います。
4つの絶叫レベルはコースターの傾斜角になぞらえることで、それを可視化してみましょう。
- 絶叫S 85~121度 理不尽すぎる不遇
- 絶叫A 70~ 84度 惨めさが際立つ不遇
- 絶叫B 50~ 69度 扱いが悪い不遇
- 絶叫C 30~ 49度 物語の進行上致し方ない不遇
これを見ると、S~Bについてはキャラクターの尊厳を傷つける“許せない不遇”、そしてCは許容できる部分がある“許せる不遇”といえるかと思います。つまりS~Bの割合が多ければ多いほど、その不遇ぶりを大手を振って主張できる(苦笑)、というわけです。
では実際に仕分けをしてみましょう。
- 悪魔超人洗礼事件…絶叫B
- こわい発言事件…絶叫A
- バッファローマンに完敗事件…絶叫B
- 体内リング事件…絶叫C
- アシュラマン手玉事件…絶叫B
- アワワ事件…絶叫A
- ネプチューンマンにコテンパン事件…絶叫A
- 竹藪闇討ち事件…絶叫S
- 大阪城で神隠し事件…絶叫B
- ウメーウメー事件…絶叫S


いや~、仕分けだけで眩暈が起きそうです(苦笑)。そして仕分けした結果で彼の不遇の平均傾斜角を計算すると…
平均傾斜角71.5度、平均絶叫レベルA
なんと! 彼の不遇度合いは堂々の絶叫レベルAでした。ちなみに傾斜角70度超えは、ジェットコースターランキングの常連である後楽園の『サンダードルフィン』に相当します。
つまり客観的に見ても、ウォーズマンの『エンドレス・フォール』は“誇るべき不遇(笑)”であることがわかるのです。
他の主力メンバーとの差異
しかしそれでも

いやいやいや、それはウォーズマンファンの被害妄想が過ぎるでしょ
と、我々の苦しみを理解しがたく感じる方々もいるかと思います。
ですので、ここは他の正義超人主要キャラの絶叫レベルと比較をすることで、さらに客観的に不遇レベルを検証してみたいと思います。
ロビンマスクの絶叫レベル
- キン肉マンに敗北…絶叫C
- アトランティスに敗北…絶叫B
- ネプチューンマンに敗北…絶叫A
平均傾斜角58.6度、平均絶叫レベルB
ただし彼は王位争奪編における無双、特に

シリーズのベストバウト!
と評価の高いマンモスマン戦などが実際の傾斜角をかなり低く抑えていると思われ、その身が消滅する哀しい結末を迎えようとも、それは“不遇”ではなく“誇り”として描かれていた点に、彼のキャラに対するポジティブな側面を強く感じとれるかと思います。
テリーマンの絶叫レベル
- ロビンマスクに敗北…絶叫C
- 超人オリンピック予選敗退…絶叫C
- アシュラマン戦引き分け…絶叫B
- 『王位争奪編』セミリタイア…絶叫B
平均傾斜角49度、平均絶叫レベルC
基本的に彼には“尊厳を傷つける”ような扱いが少なく、なんといってもキン肉マンの正パートナーとして宇宙超人タッグトーナメントで優勝した実績には、多少の不遇などはリセットしてしまうほどのインパクトがあったと思います。
ラーメンマンの絶叫レベル
- キン肉マンに敗北…絶叫C
- ウォーズマンにコテンパン…絶叫A
- ネプチューンマンに敗北…絶叫B
平均傾斜角58.6度 平均絶叫レベルB
彼も新勢力に対する嚙ませ犬の経験が複数ありますが、その前に必ず一度は勝利するという、プラマイゼロの処置が施されています。
また、救世主(メシア)というジョーカー的助っ人の役割をあてがわれたり、王位争奪編では印象的な勝利を重ねるなど、特別な扱いを感じさせる描写が多く、その傾斜角をよりマイルドにしているように感じます。
ブロッケンJrの絶叫レベル
- ラーメンマンに敗北…絶叫C
- 乱入コンビにのされる…絶叫A
平均傾斜角58.3度 平均絶叫レベルB
彼は長い間“善戦超人”と揶揄されてきましたが、ご覧のように傾斜角はけっして急ではないです。
それどころか若手のホープとして成長描写を一身に任された感があり、そのような意味でも扱いの悪さとはほど遠い、緩やかな傾斜角のファミリーコースター感を読者に抱かせていると思われます。

以上のように、他のレギュラー正義超人と客観比較をしても、ウォーズマンの絶叫レベルAが突出していることがわかります。
よって彼の不遇が本物であると認定するのは、けっして暴論ではないと強く主張したいのです。そもそも論で、エントリーしている不遇が10って多すぎる…(泣)。
ゆで先生が彼に不遇をあてがう理由
ではなぜ彼だけにここまで厳しい扱いが集中するのか、制作面…つまりゆで先生の視点から考察してみましょう。なぜゆで先生は多くの超人コースターにおいて、彼だけ際立った傾斜角をあてがうのでしょうか?
結論から申し上げますと、

彼は使い勝手がいいんだよ
に集約されると私は感じています。

そんな使い勝手のよさ、求めてないよっ!
と猛抗議をしたくなりますけどね(苦笑)。
そしてその使い勝手のよさの真意には
ギャップ(物語的落差)を容易に生み出しやすい
があると思われます。ギャップは物語を作り出すのに重要なファクターですからね。そしてウォーズマンには
- 確かな実力が認知されている
- ロボ超人という個性が設定を創作しやすい
という、それを利することによって激しい落差を生み出せる素養があるんですよ。
1については圧倒的戦闘力によって成し遂げた“超人オリンピック準優勝”という実績であり、新たな敵キャラの強さをわかりやすく紹介するスケールとして、抜群の使い勝手を発揮するのだと思われます。
ほら、写真に写ったアイテムの大きさを想像しやすくするために、よく横にタバコを置くじゃないですか。そのタバコなんですよ、ウォーズマンは(笑)。要は実力の絶対比較として、抜群のスケールガイド性能を有しているんですね。

また、実績十分な実力者に敢えて「こわい」や「アワワ」と弱気発言させることはギャップ効果が抜群であり、その落差がそのまま敵キャラの強さに転化できるというお手軽さがあったことは間違いないと思われます。
それは裏を返せば

彼を比較対象とすれば万事OK
と、その基礎能力を高く評価されている証でもあり、間接的にゆで先生の強い信頼感を得ているともいえるわけです。
2については、黄金のマスク編において体内にリングを設置させられたことが顕著な例ですよね。彼が機械とデジタル表現との親和性が高いため、意外性のある舞台装置を提供できるんですよ。
また、その無機質感が有機体のグロテスクな表現を避けるため、万人が受け入れやすい描写を提供しやすいという強みもあるわけです。
さらには幼少期からロボ超人として差別され蔑まれてきた彼が、徐々に報われてきたところで再び谷底に落とされるという展開は、物語に絶望的な悲痛感を演出するうえではものすごく使い勝手がよいわけです。
このように、彼は物語に印象的な起伏をつけることにおいて、本当に重宝されるキャラであることがわかるんですよね。
ただそれは前述した通りゆで先生の深い信頼があってこそ成立する図式であり、ゆで先生にとって彼は
信頼感抜群の学級委員
なのかもしれません。ほら、なまじ仕事ができるがゆえに、あらゆる雑用を担任から任される学級委員っていたじゃないですか。

この資料を配ったらあの機材を用意しておいて
と、普通にマルチタスクを要求されちゃう学級委員。あれですよ。報酬ゼロなのに、なんて甲斐甲斐しいんだ。
そしてそれはゆで先生の彼に対する“甘え”の表れでもあり、その甘えに彼への“愛情”を感じとることもできるのではないでしょうか。
つまり彼の“不遇”はゆで先生の“愛情”の裏返しでもあるのです…って安西(ゆで)先生、そろそろ普通の愛情表現が…欲しいです(泣)。

ただその絶対的信頼感こそが、

彼のコースターは厳しい傾斜角にしても安心安全設計
という、『エンドレス・フォール』の構造を生み出しているのかもしれません。
でも先生、私たち乗客の、浮きっぱなしの胃にそろそろ気づいていただけませんか(苦笑)?
不遇だからこそのメリットを考えよう
厳しい傾斜角は信頼の表れ。とはいえ“不遇の自由落下”のストレスを相殺するには、もう少し“不遇のメリット”が欲しいところです。
不遇だからこそ得られる対価。そんなものが本当に存在するのでしょうか? いろいろと頭を捻って考えた末の、私なりの結論は
深みのある成長
でした。
というのも、彼は人生の谷底が多いだけに、そこからのリカバリー…つまり成長に対する深みや喜びが、他と比べてケタ違いに大きいキャラなんですよ。
特にシーズン2における彼にはそれが顕著であり、それについては前回のその4において、彼のアップデートという視点で深く考察した通りです。
その中でも特に印象深く描かれていた彼の成長には
- ユウジョウモードのバージョンアップ
- 素顔コンプレックスの払拭
- 機械の善悪は使う者の心がけ次第だという悟り
- 敵の持つ苦しみすら闘いを通じて救おうとする境地
というものがありました。

1はパラレルながら“裏切り”という凄惨なる不遇を経験した彼が、それとは真逆の友情パワーに迷いなくリソースを全振りするというギャップあふれる行動に、純粋さ際立つ成長を見てとることができます。
2は素顔そのものが辱めの対象であり、噛ませ犬的敗戦でそれを晒されたという不遇がありながらも、覚悟をもってそれをかなぐり捨てたという精神的成長は、見るものに大きな感動を与えたはずです。
3は物語全編を通して“ロボ超人”という差別的不遇を受けて生きてきた彼が、その先天的な部分について腐るどころか、逆に前向きな思考を確立したという成長に、思想的美しさを感じさせます。
4は彼の今までの不遇への対価としては、最も価値が高いものだと、個人的には感じています。というのも

不遇だったからこそ相手の辛さや哀しみが理解できる
と、自分の不遇を他者、それも敵への働きかけに転化させるという、なんとも高尚極まりない成長を手にしているからなんですね。これは本当に眩いばかりの成長だと思います。
以上のように、彼は不遇という谷底を経験したからこそ
- 本当に大事な物(=友情)の明確化
- 折れない心という精神的タフネスの獲得
- ネガティブな価値観のポジティブな転換
- 共感力の向上を経た他者への貢献
という、深く輝かしい成長を手にできたと思うのです。

そして彼が手にした何よりも大きい対価とは、その深い成長が多くの感動と共感を呼び、どんなに扱いが悪くて不遇でも、
決して見捨てずに熱く彼を応援するファン
を獲得したことなのではないでしょうか。
ただその熱いファンは、彼を応援し続ける最中にはたと気づくんですけどね。

あ、私『エンドレス・フォール』の年パス手にしてる…!
と、知らぬ間に苦手なはずの絶叫コースターの常連になっているということに(笑)。
不遇は主役の証?
不遇だからこそ得られる深みのある成長。つまり彼に課せられた数々の苦難とは、実は密度の高い成長へのチケットだったわけです。
ただそれはなかなかにしんどいチケットでもあります。できればもっと楽して対価を得たい所ですよね(苦笑)。
ただ皆さん、よ~く考えてください。少年マンガ、特にヒーロー物の作品における主人公って、基本的に苦難の連続じゃないですか?
スグルだってそうです。ダメ超人と蔑まれ、次々と現れるライバル達に苦戦し、平穏を脅かす悪辣な侵攻者やアイデンティティを奪おうとするニセモノと、命を賭けた闘いを繰り広げる…そんな数々の苦難を次から次へと突きつけられ、しんどい闘いを強いられるのです。
しかしながら、それは主人公たるキャラの宿命でもあります。当たり前ですよね。ピンチが発生しないと物語は紡げないわけですから。
…なんてことを考えたときに気づいたんです。我らがウォーズマンは

脇役なのに、主役級の苦難を与えられてね?
ということに。そしてその事実を論理的に解釈した結果…

ウォーズマンってほぼ主役だよね?
という結論に至りました。だってそうじゃないですか。
主役=苦難を与えられる…➀
ウォーズマン=苦難を与えられる…➁
➀、➁より
ウォーズマン=主役
ほら! 中学生の証明問題レベルで解ける(笑)!

…まあこれは大げさだとしても、彼って理不尽すぎる扱いを受けている反面、その後にきちんと成長譚を丁寧に描写する機会を与えられているキャラであることは、疑いようのない事実なんですよ。
特に第2シーズンでは脇役でありながら、ポーラマン戦、オニキスマン戦、ペシミマン戦と、三試合もそのような機会を与えられ、それぞれにたくさんの時間を割いてその生き様を克明に描写してもらえているんです。
もちろんそこで“勝利”というカタルシスを得ることは少ないかもしれませんが、その描写密度はスグルに引けをとらないですよ。そしてその描写には、前述した“深みのある成長”が、ふんだんに描かれているのです。
そう考えると、彼は不遇どころかかなり優遇されたキャラであることに気づかされます。主役と同じくらいの密度でその成長を描かれる脇役…なかなかいないですよね、こんな破格待遇のキャラ。

ですので、彼の不遇については以下のように考えてもよいのではないでしょうか。

だって仕方ないじゃん、主役なんだからさ
と、存分に上から目線で(笑)。その不遇の先に、必ずゆで先生がその対価たる成長を描いてくれると信じて。
だって彼は作者自身が絶大なる信頼を抱く“安心・安全なコースター”なんですから。不遇扱いされっぱなしの大事故なんて、起きるわけがないんです(笑)。
だから皆さん、安心して彼の不遇を楽しみましょう!
おわりに
以上が私なりに考えた“なぜ彼だけ不遇な扱いを受けるのか?”に対する考察でした。彼の不遇の裏側には

新キャラの実力比較スケールとして超優秀

物語の起伏をつけるのにとても便利
という、制作側の“使い勝手のよさ”という側面の他に

深みのある成長描写ができる
という“成長譚描写”へのあくなき探求心が折り重なることで生じた結果だったのかもしれません。
そしてそれを図らずしも彼を“主役級の脇役”に押し上げたと解釈することで、その不遇を優遇と捉え、その溜飲を下げてもよいのではないでしょうか。あくまで私からの提案ですけどね(苦笑)。
そう考えると、ウォーズマンというキャラクターは
カタルシスを得ることに特化したキャラ
なのかもしれません。
いつかは報われる。胸のすく勝利を手にしてくれる。普段は不遇な扱いが多いだけに、それを乗り越えた時に得られる芳醇で濃厚な満足感を一緒に味わいたい。
そんなカタルシスを求め続ける人々こそが、私を含めた彼のファンであり、彼の生き様と伴走することを決めた人たちなのではないでしょうか。
そしてそのカタルシスはいつ訪れるかわからない。だからこそ我々は、この不快極まりない『エンドレス・フォール』であろうとも、それに乗り続ける。絶叫系が苦手でも乗り続ける。
だってカタルシスを得るまでは、もう降りられないから。もうね、半分意地ですよ、これは(苦笑)。
そんな覚悟をあなたも決めたのならば、今後も私と一緒に楽しみませんか? 作品が誇るこの『エンドレス・フォール』を。その先で得られるはずのカタルシスを目指して(笑)。
今回も私の考察にお付き合いいただき、ありがとうございました。あなたのご意見や感想も、ぜひXやコメントにお寄せくださいね。
次回はウォーズマン批評その6として、彼のロマンスについてフィーチャーしたいと思います。そう、ファンの間でもいまだに取り沙汰されている“ビビンバ問題”についてです(笑)。
ファイティング・コンピューターのラブロマンス。その解釈を、時代的な側面を踏まえて私なりに考察したいと思います。お楽しみに。ではまた。
※今回はサカモトさん、アツシさん、高橋さん、長野さん、戦争Loveさん、サナさん、準決勝、ネプチューンマンの末路が心配さんほか、たくさんの方からリクエストをいただきました。ありがとうございました。
コメント
アキラさんこんにちは
今回も楽しく読ませていただきました。
彼の不遇をジェットコースターの絶叫度に例えるとはさすがです!
絶叫Sは彼を代表するというかウォーズ=絶叫Sと認識できるくらい有名ですが(苦笑)ポジティブに考えてみると
作中最強クラスのマンモスマンが奇襲をしなければいけないと思った。つまりこれはリングで戦ったら負けると思ったからではないでしょうか?おそらくビッグタスクドリルで仮面を破壊してもスグルやロビン、観客の声援で持ち直してバージョンアップや「超人はツラで〜」のセリフが一足早く登場して勝利なんてこともあったかもしれません。
もう一つの絶叫Sなんですが当初はウォーズマンを勝利させる予定だったのではないでしょうか?マンモスマンが時間超人コンビのエキゾチック物質を凍結させて加速能力を封じた策はおそらくウォーズマンが考案したんじゃないかと思うんですよね。
なのでゆで先生はおそらく
試合序盤 ウォーズを勝たせよう
中盤 なぜか謎の迷いが生じてしまう(笑)
終盤 やっぱりネプを勝たせよう
なんて思ったんじゃないでしょうか?ただ最大の難関が強くなったウォーズにマンモスという二台巨頭相手にネプを勝たせる方法がない…
仕方なく伝家の宝刀マンモスマンの裏切りっていうストーリーになってしまったのではないでしょうか?(笑)長文失礼しました…
アトールさん、こんにちは。
彼の不遇を直感的に示すには、傾斜角がわかりやすいかな、と思いまして。やってみたらやっぱり彼が一番絶叫ランクが高かったです(泣)。
マンモスマンがプレッシャーを受けての奇襲、というのは、ウォーズマンの名誉が少し回復した気分になりますね。
ウメーウメー事件はどれくらい前からゆで先生がそのストーリーを決めていたか気になります。マジでウォーズマン勝てる! と思いましたから…その直後、奈落に突き落とされましたが…(泣)。
アキラさん、たびたび失礼します
私も「ウメーウメー」が起こるまでは「今回のウォーズマンは一味違う!マンモスマンもいるし大丈夫だろう」と勝利を確信してたのでマジで絶叫しちゃいました(苦笑)ただこれだけ不遇にも関わらず登場キャラ、読者共に「強豪、実力派超人」って言われる彼ってスゴいですよね!そしてウォーズ=スグル。考えてみると似てますね。ただウォーズはガチで悪意がある蔑み、迫害であったのに対してスグルはバカにされるけど心の底から嫌っている人はそんなにいなかったんじゃないかなと思います。牛丼愛好会の会員といった仲の良い人達もいましたし。
ウォーズは長官、やさぐれたロビンなど出会う人達も不遇でしたね(苦笑)
まあ、ぶっちゃけウォーズマンの成長が描かれ出したのって、完璧超人始祖編に入ってからで、旧シリーズだけなら、ただ雑に扱われたり、いつの間にか消えてただけですけどねw
邪悪超人神を投げ飛ばす面子からウォーズマンを外し、ウルフマンやメイビアを入れたのは、ゆで先生のウォーズマンへの悪意すら疑う所業でしたw
ウォーズマンの扱いが多少なり向上し、その成長が描かれるようになった裏にはⅡ世の第一回人気投票でウォーズマンが第3位を取り、作者を驚愕させた事が影響してると思われます
それまではⅡ世でも序盤で他の伝説超人と一緒に悪行超人にボコられ、スグルと少し漫才をした後、ヘラクレスファクトリーの教官にもならずにフェードアウトしていました
しかし、人気投票の割とすぐ後に人気1位のケビンマスクの謎の師匠兼セコンドのクロエとして活躍しました
あのウメ~ウメ~の一件ですら、その前にセイウチンを撃破して未来での確かな成長を描写し、見せ場を作ってるので、ロクな見せ場も無くネプチューンマンにぶっ殺された旧シリーズのタッグ編に比べればはるかにマシです
まあ、現代に帰る際は一人だけ究極球根で回復されずにボロボロのまま寝かされてましたけどねw
通りすがりの幻想殺しさん、こんにちは。
たくさんの知見、書き込んでいただいてありがとうございます。
二世の人気投票での「君がこんなに人気があるとは…」発言が当時のゆで先生の正直な感想だとしたら、たしかにクロエ登場直前までの彼は、先生にとってそこまで重要ではないキャラだった、ともいえますよね。
でも第二シーズンではリザルトはアレですが、かなり優遇されているようにも感じます。なにせピンでコミックスの表紙を飾る超人、スグル以外ではほとんどいませんからね!