やはり高いお金を出して買うならば、長期間にわたって遊びつくせるゲームがいいですよね。マルチエンディング、アイテム収集、ストーリーとは関係ないサブゲーム。一粒で二度おいしい、みたいな。一度エンディングにたどり着いたらあとはやることなし、みたいなゲームだと、ちょっと損した気分になります。
個人的にはレアアイテムやらレアキャラをコンプリートしたいし、当然レベルもMAXにしたいです。ゲーム内イベントはすべて見たいし、サブゲームがあればそれも極めたい。マルチエンディングならば、すべてのパターンでクリアしないと寝覚めが悪いです(苦笑)。

そういうわけで、やり込み要素が多いゲームというのは付加価値が大いにある商品だと思いますし、当然好きです…ってあれあれ? タイトルと真反対なこと書いていますよ? え~とですね…確かに好きなんですけど、最近のゲームが用意してくれているやり込み要素はディープ過ぎるんですよ(苦笑)。要素が多すぎるというか。サービス過多というか。
これは日常生活において、ゲームに割ける時間と密接に関係しているのですが、正直いってそこまでやり込める時間が捻出できないんですよ。仕事して、家族との時間をとって、近所づきあいをして、ゲーム以外の趣味や娯楽を楽しんで…となると、一日24時間じゃとても足りない。

当然ゲームにあてがった時間だけじゃ、そのゲームに用意されているすべてのコンテンツをしゃぶりつくせない。本音では上記のようにいろいろとやり込みたいのに、物理的にそれが不可能であるという矛盾。そうなってくると、やり込み要素が多すぎるゲームには逆にストレスすら感じてくるという、わけのわからない心境になってくるわけです。
例えるならば、時間制のバイキングに行って、まだまだあれもこれも食べようと思っていたのに、タイムアウトで退場せざるを得ない時の心境といいますか。消化不良的な苛立ちといいますか。メーカーさんは良かれと思っていろいろと盛り込んでくれるんでしょうけど、盛り込みすぎだよ、時間内に食べきれないよ、と(笑)。

じゃあゲームに割く時間を多くすればいいじゃないか、との意見も聞こえてきそうですが、正直この年になってくると、大学時代のようにアホみたいな時間の浪費をする度胸がなくなってきます。あ、ごめんなさい、けっしてゲームが時間の浪費とはいいたくないのですが…まあおおまかにいって浪費か(笑)。ようは極端に多くの時間をあてがうことに抵抗があるということです。
ですので、やり込み要素は少しでいいです。短時間ですべてやり切った、と満足できるようなさじ加減でお願いします。
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