解 説
当時は毎年のように発行部数の記録を更新していました。もはや年末号の風物詩と化すほどに当たり前の光景になっていた記憶があります。このあたり、80年代中期~90年代初期のジャンプが“黄金期”といわれる所以ですよね。
ちなみにお年玉くじナンバーはこの時も当たりませんでした(笑)。
広告1 とんねるず(メンズムース・資生堂)/プリンセスプリンセス(CBSソニー)
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解 説
- 吉田栄作人気の影響でしょうか、当時流行ったのが中分けのサラサラヘアーでした。でもこれって多分に髪質に左右されるから、いくら整髪料でサラサラをうたっても、「サラサラしね~よ!」と憤慨したユーザーも多かったんじゃないかな…?
- ガールズバンドとして不動の地位を得たプリンセスプリンセスです。しかし…見事なまでに各々ファッションがバラバラですな。しかも今見るとけっこうイタイかも(苦笑)。とくに中山加奈子のSMチックな衣装が浮いてますね。にしおかすみこみたい(笑)。
ジャンプオリジナルカードダス
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解 説
当時チビッコの間で流行っていたカードダスを模したオリジナルカードがおまけとして綴じ込まれていました。
ヒーローポイント(HP)なる数値をみていると、やはり人気と作家の力関係というものがあるんだろうなあと思いますね。
一番人気の孫悟空はやっぱりポイントがダントツで高いし、新参者の南方熊楠は低いし。ヒーロー内序列をヒシヒシと感じますね。
しかしこのためにイラストを描き下ろしたりして、マンガ家も大変だよねえ。
ドラゴンボール
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解 説
自信満々のベジータの鼻っ柱があっという間にヘシ折られるという、ベジータファンにとっては厳しい回ですね。
実はこの号は2話一挙掲載で、このあとには戦闘中にベジータが泣くという、なんともショッキングなシーンが登場します(笑)。でもその後ちゃんと超サイヤ人になれてよかったね、ベジータ。
ショートギャグランド
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解 説
こういった特別企画は率先して載せている『オレジャン』です。コミックスに載らないですからね。レア物ということで。井上雄彦のショートショートは貴重ですね。でも簡略化した絵が蛭子能収みたいです(笑)。
佐藤正はマンガ内に商品を入れ込むことが多いですね。これってある種の広告になるので、発行部数の多いジャンプでやると、メーカーも大喜びなんだろうなあ。マンガ家もその後にメーカーからお土産が届くんで役得なんでしょう。でも今回のは
スーファミ>PCエンジンGT>ゲームギア
という比較ギャグなんで、セガとNECにとっちゃ訴訟ものか(笑)?
切実なのは新沢基栄ですね。腰痛でマンガ家生命が短くなったのは有名ですが、こんなところで現状を訴えていたんですね。ギャグにしていますが、実際は深刻だったんだろうなあ。
ポンとコン
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解 説
kawasakiさんのリクエストによるアップです。当時『まじかる☆タルるートくん』を連載していた江川達也が描いた、昔話風の読切作品です。
ストーリーは人間の女の子・小春ちゃんに恋したキツネとタヌキが、お互いの変化能力を駆使して奪い合いのケンカを展開するも、結局はイケメン彼氏の存在を知り両成敗される、といったものでした。
15Pの短編なので単純な話ではあるのですが、随所に江川テイストが盛り込まれています。本来純粋であるべき恋心によこしまな感情が入っていたり(笑)。
最後のお互い傷をなめあってさし飲みしているシーンのオチが哀愁を漂わせていますね。
花の慶次-雲のかなたに-
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解 説
時の最高権力者・秀吉に呼び出され、それを相手に傾けるかという、ピリピリした緊張感を描いた回ですが、おもしろいエピソードなので掲載しました。
というか、あの髷のアイデアはいいですね。多分にこじつけではあるんだけど、権力者に対するおちょくりとしては爽快です(笑)。慶次の傾きエピソードの中では一番印象に残っていますね。
新ジャングルの王者ターちゃん
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解 説
前回に引き続き、ターちゃんです。
今回は「梁師範はホントは強かったの巻」ですね。普段の馬鹿さ加減とのギャップが見事に噛み合っていて、読んでいて爽快な回でした。
シリアスなんだけど、最後はきっちりとギャグで落としています。この絶妙なバランスが素晴らしいですね、徳弘正也(笑)。
幽遊白書
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解 説
ハートウォーミング時代の『幽遊白書』です。
一話完結型エピソードで構成されていたのですが、そのうち格闘マンガにシフトチェンジしました。やはりジャンプにおいてハートウォーミング路線で人気を確保するのは至難の業だったんだろうなあ。
しかしその方向転換が吉とでて、90年代のジャンプを代表するキラータイトルに成長しました。でも最後の魔界編がグダグダになっちゃったのが残念なんですけどね。ジャンプ格闘マンガの宿命を感じます。
広告2 東京切手センター/EDWIN
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解 説
- ジャンプでコインの広告は珍しいですねえ。天保通宝が2,400円ですか…高いんだか安いんだか、さっぱりわかりません(笑)。
- なんか60年代チックなアメリカの雰囲気を醸し出した、エドウィンの広告です。エドウィンが実は日本のGパンメーカーで、「江戸が勝つ(エド・ウィン)」というのがブランド名の語源だという説があります。ホントなんですかね?
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