【注意】
この記事には
作品の感想が記載されています。
場合によっては
意としないネタバレとなりうるため、
読み進める場合には
十分ご注意ください。
また、著作権保護の見地から
この記事をご覧いただく前に
①Webサービス版
②紙媒体の購入
等でオリジナルの作品を読み終えてから
以下の記事を読み進めることを
お勧めいたします。
お互いのわだかまりを解消し、チームとしての勢いが出てきた瞬間、相手の強烈なツープラトンを食らってしまったBP砲。超神チームにより、まさに“出る杭は打たれる”状態にされてしまいます。
しかし今回はこれでくたばることはないと、安心して見ていられます。
偉そうな物言いのインテリと後先考えない筋肉バカの、鋭角この上ない凹凸が奇跡的にピッタリとはまった爽快なチームワークの披露が確定しているわけですからね。
案の定、超神たちの自信満々なフェイバリットから立ち上がってくるBP砲。

立てるか?
とビッグボディを気づかうフェニックスに対し、

もちろんだぜ…バァーカ
と答えるビッグボディ。知性を売りにしている相方に対し、正面切って“バカ”と言い切る言動が素敵すぎます(笑)。
さらにマイティハーキュリーズのフェイバリットに対しても“ショボイ”と言い放ち、江戸っ子気質の意地っぱりキャラを大爆発させます。いいなあ、このやせガマン(笑)。
そしてイデアマンとフェニックスの“どっちが偉そう”論争が始まります。それを見た読者の

どっちもどっちだよ!
という総ツッコミを受けた後(笑)、今度はフェニックスの“オレの計算すげぇだろ”プレゼンが始まりました。
そして“理性”と“知性”の優劣において、自分の“知性”の方が勝っているという結論を、自信たっぷりに展開するフェニックス。
このくだりのこまっしゃくれ具合、ひじょうに彼らしいです。顔つきも含め、見事に敵をイラッとさせますね(苦笑)。
それだけに今回は味方でよかったですよ。彼の鼻もちならなさが、そのまま超神にダイレクトインですからね。これにイデアマンが

小賢しい!
とブチ切れるのも、仕方がないよねぇ。あれは腹立つわ(笑)。
そんなフェニックスの危機を、体を張ってガードしたのがビッグボディ。自分が壁になっている間に戦略を練れと、自分の役割をベストなタイミングで全うします。
これですよ、これ。前回の名言である

タッグとは…そういうものだろ
を具現化した、凸凹コンビの真骨頂。現場監督のビッグボディがいい動きをするんですわ。そして相方を“インテリジェンス・モンスター”と呼ぶワードセンスもキレッキレです。
でもこれ、半分イジってますよね、フェニックスを(笑)。いや~、まさかビッグボディがフェニックスをイジる時代がくるとはね~。感慨深いなあ。
そして最後はイデアマンの心の隙をおびき寄せてからの、『マッスル・リベンジャー』発動で次回に続く、です。これ…決まるかな~?
超人タッグの結末って、基本相手二人をKOしないといけないわけですよ。だからツープラトン決着が多いんですね。
でも『マッスル・リベンジャー』は一人を相手にした必殺技なので、これで決着がつくとは考えづらいです。
となると、イデアマンの救出に入ったノトーリアスをビッグボディが捕えて『メイプルリーフ・クラッチ』に移行し、『マッスル・リベンジャー』との共演でマイティハーキュリーズを同時KO、なんてシナリオも考えられます。これはこれで胸熱です。
でもやっぱりBP砲独自のツープラトンが見たいじゃないですか。ひょっとしてゆで先生、『マッスル・リベンジャー』×『メイプルリーフ・クラッチ』の複合ツープラトンを考えているのかな? 『メイプルリーフ・リベンジャー』とか(笑)。もしそうだったらたまんないな。
その他気になった点は
- フェニックスは技だけ見ると、“知性”よりは“飛翔”っぽいよな。
- 超神のツープラトン、フェニックスは計算でダメージを最小化したかもしれないけど…ビッグボディはモロ?
- ということは、ビッグボディは頑丈さと根性だけで立ち上がったのかな?
- スグルに断ってから『肉のカーテン』を使うフェニックス。大人になったなぁ。
こんなところでしょうか。


コメント
本当にこの凸凹コンビは、見ていて面白いですね。
ここまで相反する個性がぶつかった上で、役割分担がきっちり分けて噛み合ってるコンビも珍しい。
名コンビという点では、キン肉マン世界でも1、2を争うタッグじゃないでしょうか。
ゆで先生は、やはり天才だと思います。
勝ちは確定してるからどう超神組を沈めるかに焦点が行くのは自然なこと
BP砲のツープラトンは某渋で書いた人がいたようないなかったような