今週のキン肉マン第279話-オメガ・ケンタウリの四鎗客!!

今週のキン肉マン
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 神との融合により、1億パワーのブーストを得た『マッスル・リベンジャー』を仕掛けるフェニックス。「ここさえ…凌げば!」と、アリステラは先ほど脱出したやり方同様、オメガハンドの爪を立てようとします。

 しかしフェニックスは「今度はさっきとは違う!! 誰が時間をやるものかっ!」と、それを足でロックして防御。完全にアリステラの動きを封じて「この一撃でお前ごと数千万年にわたるオメガの企みはすべて終わりだアリステラーッ!」と、鉄柱をめがけて落下体勢に入ります。

 なされるがまま、何も抵抗ができないアリステラ。このままアリステラ敗北かと思われましたが、「お前だけは死なせるわけにはいかない!」と声がし、肩口のオメガフィンガーの3本が反応。鉄柱への落下寸前に指先がルナイト、ヘイルマン、ギヤマスターの顔に変化し、鉄柱や左右のロープをくわえて『マッスル・リベンジャー』の激突を阻止していました。発光したその姿は正義超人の友情パワーの発動そのもの。

 予想外の救出劇に「お…お前たち…!」と驚くアリステラ。「カキカキ…死んで役に立つこともあるんだな」「ああ…オレたちの命などどうでも構わぬ。しかしお前だけは」「オメガ唯一の希望なんだ…簡単に死なせるものか」と、ヘイルマン、ギヤマスター、ルナイトは、オメガの総帥であるアリステラを意地でも守る気概を見せます。

 彼らの友情パワー的な力の発動を見たアリステラが「その力…吸収できていたのか!?」と問うと、「つくづく妙な力だぜ。これが“友情パワー”ってやつなのか?」とヘイルマンが答え、ルナイトは「完全なものではないと思う。だが…オレたちが得た力の片鱗をお前に託す。頼んだぜ。すべてはオメガのために!」と分析をした上でアリステラにエールを送り、3者ともに消えていきました。

 すると今度はアリステラの身体が激しく発光。みるみる生気を取り戻していきます。アリステラの身体の変化にフェニックスは「クッ、死の直前まできてこんな方法であの力を覚醒させられるとは!?」と動揺。「オメガの願いが我に生きよと光をくれたーっ!」と、アリステラは凄まじい力で『マッスル・リベンジャー』のフックを解いていき、完全に技から脱出することに成功。「今のは危なかった。お前がその身に神の力を宿したあの瞬間!…それを見過ごすかどうかは危険な賭けだった」と、雪崩式フランケンシュタイナーでフェニックスをリングに放り投げたあと、リング上でフェニックスと対峙。

 「そして今の奇蹟がなければ、オレは今頃マットに這いつくばっていたことだろう。だがギリギリでオレはその賭けに勝利した。オレがそこまで危険をおかした理由は、おそらくお前はもうわかっているのだろうな」とアリステラが尋ねると、疲労の色が激しいフェニックスは「お前がなぜオメガの希望たりうるか、その特異性は聞いている。それを知ったうえでもなお…先に潰せると踏んだのだがな」と、自身の計画が思い通りに運ばないことをこぼします。

 そしてアリステラは「そこが賭けだった。それでもオレはどうしてもお前にこの試合中、1億パワーの力を手にしてほしかった。そう、並みの超人では到達不可能な、オレ以上の超人強度を手にする可能性のあるお前に!」と、フェニックスと知性の神との融合が望みであったことを告白。「お前の限界を超えるため…か」とフェニックスが返すと、「さすがは知性の超人だな。そのとおり。そしてその先にあるものは超人界初の…自力による“神超え”だ!!」と、アリステラは己の野望を宣言して次回に続く、です。

 まあ予想通りというか、早い仕掛けのフェイバリットは破られましたね。しかしさすがはフェニックス。オメガフィンガーによる抵抗は、2度目ということできちんと攻略しています。このあたり、ゼブラの『真マッスル・インフェルノ』のパターンと同じですよね。ただゼブラのその後を知っている我々としては、このパターンは不安でしかない(苦笑)…あれ? オレってばあんだけ嫌いだったフェニックスのこと心配してる(苦笑)。

 結果、キン肉族三大奥義の一つである『マッスル・リベンジャー』は、奇蹟の力で打ち破られることになります。この奇蹟の力がね…なんとオメガ版友情パワーですよ。この展開は予想できなかったなあ。オメガフィンガーに死んだ超人の顔が浮かび上がる絵面はディクシアのときにも見た記憶がありますが、あの時はこんな高尚な形ではなかったですよね。相手に噛みつくだけの、非常に野卑で下品な扱われ方でした。

 しかし今回のそれはもう…今まで我々が何度も見てきた光景で。死してなおスグルに寄り添う仲間たち。悪魔将軍戦のジェロニモ、ウルフマンがそうだった。ヘル・ミッショネルズ戦のカメハメ、ウォーズマン、バッファローマン、ドクターボンベ、ウルフマンがそうだった。なんか2回名前が出てきている人がいますが(笑)、あの少年時代に感じた感動。そんな正義超人の専売特許をオメガの六鎗客にやられた感じです。

 そして我々はオメガの悲壮な決意を知ってしまっているだけに、彼らの行動を非難することができないんですよね。彼らだって命をかけて守るものがあって、そのために散ったとしても惜しくはない。そしてその大願を成就するために、彼らのカリスマであるリーダーを死してなお助ける志の高潔さ。

 前からちょっと思ってたんですけど、彼らはオメガの正義超人なんじゃないかな、と。彼らを主体として物語を見ると、そう感じませんか? 残虐で侵略と復讐をしているけど、志の高さは正義超人と遜色がない。

 彼らの真摯でブレない行動と、その彼らにすべてを託されているアリステラがだんだんとカリスマに見えてきましたよ。ひょっとしたら彼はオメガのスグルなんじゃないかなあ?

 ここまでくると、『マッスル・リベンジャー』を防がれたフェニックスの勝機はゼロですね。しかもアリステラには友情パワーの萌芽が見える。フェニックスはドーピングをしても力負けしてゼイゼイいっている。キン肉族三大奥義という最高レベルのフェイバリットが破られた理由が“奇蹟の力”だったということが、技の価値を何とか守ったことになり、ブランドの面目だけは保てましたが、もう後がない。

 そして最後にアリステラが宣言した“神超え”も、勝利フラグとしては強力無比。“1億パワーを自力で超える”という行為がイコール“神超え”であるとの理論に説得力があり、そもそも彼らの野望の一つが“神々への復讐”であったので、まずはフェニックス(知性の神)にこの実行がなされるという予告に他なりません。

 フェニックスは最後にもう一太刀くらい浴びせるかもしれませんが、そこまででしょうね、残念ながら。一皮向けたアリステラ、もう手がつけられないかもしれないっす。

 その他気になった点は

  • 鉄柱担当のルナイトが一番辛いのかな(笑)?
  • フェニックスはパワーの燃費が悪いのかな? ガス欠のように見える。
  • “神超え”というフレーズは、飯伏幸太の“カミゴエ”を思わせる。

 こんなところでーす。

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