今週のあらすじ
オメガ・ケンタウリの六鎗客に宣戦布告をした4王子。しかしアリステラは

邪悪神の手先ごときと闘う理由もなければヒマもない!
と、彼らをシカトする方向でピシャリ。
それに対してフェニックスが

招かれざる客なのはお互いさまだろう。
せっかくお前たちにふさわしい対戦場所も、既に見繕って用意してきたんだ
と指をスナップさせると、モニターには5つの世界各地の城と思しき風景が映し出されます。それを見て

お前たちがなぜそれらの場所を知っている…?
と動揺を隠せないアリステラ。

我々は全てを聞いたのだ。
お前たちの屈辱の過去、今の悲願とやら、さらにはその行動に秘められた問題点まで…こちらは全部お見通しの上でここに来ているということだ
とフェニックスが一喝すると、アリステラは態度を変化させます。

邪悪神どもめ、余計な吹き込みを。
だが筋は通っている。所詮アイツらもある意味、我ら一族の仇敵と同じ穴のムジナだからな。

そこまで知られているというのなら捨て置くわけにはいかない。いいだろう、望みどおり闘ってやろう
と対抗戦を受諾。
そして部下である六鎗客のメンバーに

命令だ。いったんこの地は放棄する。
そしてヤツらを蹴散らし再びここに戻ってくるまでこれ以上誰ひとり欠けることは許さん!
と、次の行動指針を指示。
するとメンバーは一致団結し臨戦態勢に入ります。さらに

その5つの場所はこちらとしては勝手に荒らされたくない土地だ。
ゆえに先行して待っていてやる!
とアリステラが言うと、にわかに暗雲がたちこめ、その中めがけて六鎗客は突入しました。六鎗客が消えた暗雲からは5本のロープが垂れ下がり、それを各々がつかんで戦場まで来るように誘います。

オレの所には邪悪神ではなく、キン肉マンが来ることを期待している
とアリステラはここでもスグル戦を熱望。
4王子はお互いアイコンタクトをしたあと、マリポーサ、ビッグボディ、ゼブラの3人が迷わずジャンプしてロープをつかみます。

残るロープは2本。
1本は当然オレが行く。
もう1本はお前たちの好きにするがいい

だがキン肉マン。
できればお前にはアイツと闘ってもらいたくはないのだがな
と、フェニックスは意味深な発言を残してロープに向かってジャンプ。
残ったロープは1本、

どうしますか王子!
というミートの問いかけにスグルが躊躇していると、横からウルフマンが

オレに任せやがれーっ、オレだってまだやれるーっ!
と連戦志願のジャンプ。しかし

いや、もう十分よくやってくれた
とスグルがウルフマンに体当たりし、

満身創痍のお前にこれ以上闘わせられんわい。
ここは万全の私が!!
と最後のロープをつかんで次回に続く、です。

今週の感想
今回もアリステラとフェニックスの問答が繰り広げられました。
ポイントとしては、4王子は謎となっている六鎗客の目的というか使命を、邪悪神から聞いてすべて知っているということですかね。邪悪神の事情通ぶりもなかなかのものであることが伺えます(笑)。
すべての背景を知った上で出した結論が六鎗客の鎮圧もしくは抹殺なので、彼ら4王子を止めることはかなり難しい状態だといえます。
そんな情報漏えいがあろうとは露知らず、一度は4王子を見事にスルーしようとしたアリステラも、なかなかの合理主義者ですけどね(笑)。
しかしそれに対するフェニックスの返しもたいしたもので、
- 招かれざる客はお互いさま
- お前らもこちらの都合に歩み寄れ
と、正義超人軍にとっての六鎗客の立場を逆手に取る論法を展開。

お前らだってやっていることは同じだろ。人のこと言えんのか
という論理的観点からのディベート術は、さすがは知性をウリにしているフェニックスの面目躍如たるシーンです。
ここで気になるのが、アリステラのいう

邪悪神も我ら一族の仇敵と同じ穴のムジナだから闘ってやろう
という表現です。
同じ穴のムジナ、ということは、邪悪神の所属するカテゴリーがオメガの民の仇敵という風にもとれます。
邪悪神の所属は一応超人界の神ということなので、オメガの民の仇敵は超人の神々ということになるのかもしれません。
ザ・マンも昔は超人の神だったことを考えると、彼もまた同じ穴のムジナということになり、オメガの民の因縁の相手である可能性があります。
もしそうならばここでオメガの民と完璧超人始祖との関わりあいも出てきそうですね。
そんな情報を得て考えうる今回の闘いの背景は、先住民族と侵略者との闘いなのではないかと思いました。
ここでいう先住民族とはオメガの民のことで、侵略者が超人の神々、ということです。時系列的にいうと
①先住民族であるオメガの民の繁栄
②それを外部から侵略した超人の神々(含む邪悪神、サタン、ザ・マン)
③オメガの民への虐殺、迫害、排斥
④オメガの民の地球脱出
⑤新時代の超人の繁栄
⑥超人の堕落
⑦ザ・マンの降下。完璧超人始祖の選抜
⑧カピラリア大災害、ほとんどの超人の死滅
⑨生き残り超人の発展(下等超人)
⑩ゴールドマン、シルバーマンの離脱
⑪正義・悪魔・完璧超人軍のカテゴライズ
⑫サタンの堕落、超人の神からの追放
⑬邪悪5神の堕落
こんな感じで。
サタンはもともと超人の神だったが、堕落して追放されたと。それゆえ超人の神々への恨みつらみが激しいという設定予想です。
でもって侵略・排斥されたオメガの民の復讐相手は当然超人の神々ということで、サタンと六鎗客ともに闘うべき相手が一致したので今回は共闘戦線を張っている、といった感じです。
邪悪神はサタンとは旧知の仲だったが、神の立場から追放されるほどの悪さはしていなく、カテゴリー上はまだ超人の神にとどまっている立ち位置というか。
邪悪神がクラスの不良軍団だとすると、サタンは実刑を食らって退学処分になった不良、というニュアンスです(笑)。
知性の神が“古い友人”と話していたのは、退学処分になる前に悪仲間としてサタンとつるんでいた、という関係性を予想してみました。まあ全部妄想なんで当たらないと思うのですが(苦笑)。
そして問答の結果、4王子+キン肉マンと六鎗客との対抗戦が、4王子が用意した舞台で繰り広げられることになりました。
会場がどこの城なのかは判然としませんが、ゆで先生の名勝・景勝好きはぶれませんね(笑)。六鎗客にとっては大事な土地らしいので、サグラダ・ファミリア同様に何かの力が封印されている地なのかもしれません。
もしくは地球の先住民らしきオメガの民の、昔の主要都市だったという可能性もあります。
そして各会場へワープする穴に飛び込む、というお約束の展開(笑)。今回は天からのびてきたロープです。

本当に先端を向こう側に結びつけてあるんだろうな?
と疑念をもってしまうような危うさをもつロープ(笑)に、迷いなく勇壮に飛びつく4王子たち。
アリステラはスグル戦を熱望していますが、反対にフェニックスはそれは避けてもらいたい、と口にします。これも少し気になるところですね。
スグルvsアリステラは、4王子の行動目的にとってはプラスに働かない、ということなのか。それともスグルとアリステラの間に何か当人が知らない因縁があるのか。それによってスグルは棘の道を歩かざるを得なくなるため、老婆心で警告してあげたのか。
彼が闘いの背景を全て知っているだけに、そこから導き出された意見には重みがありますね。でもちょっとこれ以上予想がつきません。個人的にはスグルvsアリステラになると思うのですが…。
ただここでアリステラが敗北すると、六鎗客は空中分解なんだよな…つまり六鎗客以外の新キャラが襲来しないと物語が終わってしまう。その辺もどうなのかな?
その他気になった点は
- 地上から六鎗客をにらみつけるビッグボディ。カッコいいんだけど。
- 5箇所の会場にはいったい誰がカメラを設置したのか(笑)。
- ホッケーマスクに自在に表情をつけることができる天才・中井画伯。
- 自分らの使命の難しさを航海になぞらえるパイレートマン。さすがは海賊船長(笑)。
- 何気に部下思いなアリステラ。また、人望とカリスマ性もある様子。
- 地上から一気にサグラダ・ファミリア頂上までジャンプできる、超人たちのジャンプ力。
- 今回も勇敢パラメーターが上昇したウルフマン(笑)。
- ミートは必須。
こんなところですかね。
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