今週のキン肉マン第252話-紫禁城の嵐!!

今週のキン肉マン
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今週のあらすじ

 ジェノサイドギヤをフル回転させ、ビッグボディに止めを刺そうと突進するギヤマスター。するとビッグボディは

これが最後の賭けだ。

あのギヤをこれで止められなかったらオレの負け…それにはコイツが必要

と、左手に握っていた砂状のものを空中に放出します。そしてギヤマスターを至近距離まで引きつけてからのドロップキックで迎撃。

ギヤマスター
ギヤマスター

そんな悪あがき通用せん

とギヤマスターが踏みとどまると、

これは悪あがきなどではないーっ!

と、ビッグボディは体を旋回させてジャンプ。この『強力ジェットトルネード』によって、リングの四方から竜巻のような形で砂状のものを自身の足元に吸い寄せていきます。

あれはいったい…?

と委員長が疑問を口にすると、

ありゃ砂だ! 砂でできた竜巻だ!

とウルフマンが回答。さすが超人横綱、職業柄土や砂には詳しいのか(笑)。

 そしてビッグボディは空中で旋回をストップすると、そのまま上空からギヤマスターめがけて落下。

ギヤマスター
ギヤマスター

体力が切れて失速したかーっ! 空に逃げてもそうなることすらわからんとは!

と、結果的には自分のジェノサイドギヤに取り込まれるんだとばかりに、ビッグボディの無策を笑うギヤマスター。

ギヤマスター
ギヤマスター

せめてもの情けだ。

一切の苦痛なくあの世へ送ってやる!

とスタンバイOKです。

 しかしビッグボディは落下しながらも渦状に巻き上げた砂を回収し、大きな球形にしてギヤマスターに迫ると、

そうはいくか!

これでも食らえーっ

と、砂球をギヤマスターめがけてスローイング。見事にヒットする砂球。

ギヤマスター
ギヤマスター

脅かしやがって~っ、なんだこれは痛くも痒くも…

と攻撃が効いていないことを主張するギヤマスターでしたが、徐々にジェノサイドギヤの回転が落ちていくと

ギヤマスター
ギヤマスター

テ…テメェ、何をしやがった!?

と、己の異変に動揺し始めます。

さっきお前を『強力エクスプロイダー』で投げた時に、リング全体を覆った土埃で気がついた。その正体は…黄砂だ!

この紫禁城のある北京は内陸部の砂漠で巻き起こった砂嵐が都市部まで流れこみ、大量の砂が降ってくる

そこでその黄砂を球にして、お前のギヤに投げ込んだのだーっ!!

と、ビッグボディは種明かし。

 しかしギヤマスターは

ギヤマスター
ギヤマスター

…それがどうした!

この程度で…このギヤは潰せはしない…! オメガの誇りが潰(つい)えることなど~~~ありえるはずが…ない…

と強がりを言いますが、その言葉に反してとうとうジェノサイドギヤは完全停止。

 ビッグボディは相手のフェイバリットが機能不全に陥ったこの瞬間を見逃すことなく、

この賭け…オレの勝ちだーっ!

と、ギヤマスターを背中越しに抱えながらジャンプすると、見たことのない関節技にギヤマスターを固めていきます。そして

見ているか、ペンチマン、レオパルドン、ゴーレムマン、キャノン・ボーラー!

あの日お前たちに見せてやれなかったこの技を…とうとう万人へ目にモノ見せてやる時がやってきたーっ

食らえーっ、強力の申し子キン肉マンビッグボディの誇る最強必殺技ーっ!!『メイプルリーフクラッチーッ!!!』

と、強烈な勢いでリングに落下。ものすごい砂煙とともに、ギヤマスターの細かいギヤが飛び散り、ギヤマスターは完全にダウン。

 ここでビッグボディの勝利を告げるゴングが打ち鳴らされ、ビッグボディは積年の恥を払拭する会心の勝利に両拳を挙げて次回に続く、です。

今週の感想

 やりました! 30年もの間、馬鹿にされ続けたビッグボディが、積年の恥を雪ぐ会心の勝利!

 日本中がこの瞬間を待っていたんだよ、ねえ、皆さん(笑)。まあ勝ちフラグはビンビンに立っていたんで、予想通りといえば予想通りなんですけどね。最後までわかんないとこあるじゃないですか、ゆで先生って(苦笑)。

 順を追って見ていくと、まずはジェノサイドギヤの攻略法ですよね。砂を浴びせて回転停止というのは、なかなかに物理的で納得です。しかも地域の特質である黄砂を使ってのもうまい。

こんなスマートな攻略法、ビッグボディには似合わない?

なんて思いもあるんですけどね(笑)。

 でもこの攻略法が有効ってことは、相手がサンシャインだったら楽勝だったってこと(笑)? ペインマン戦で

相性最悪じゃねえか

とジャンクマンが言ってたけど、そんなもんじゃないレベルだったかもしれませんね、ギヤマスターにとっては(苦笑)。

 そしてフィニッシュムーブに移るのですが、この流れがまたいいのよ。ゆで先生、大サービスです。読者需要を超えるくらいの過剰サービスですよ。

見ているか、ペンチマン、レオパルドン、ゴーレムマン、キャノン・ボーラー!

ですから! ビッグボディチームでまるまる1ページですから! 主要正義超人の専売特許である、“お空から見守ってるぜ”構図使用ですから!

 これはもう、不遇超人大救済祭りですよ! 罪人でいうなら恩赦ですよ! ゆで先生からの恩赦発令ですよ! お前ら平成30年にして “ヘタレ罪”に恩赦が出たんだよ! よかったなあ(笑)!

 さらにフィニッシュホールドが、幻の『メイプルリーフクラッチ』です。原作では登場せず、その後のメディアで後付け設定された技が原作に逆輸入という、非常に珍しい形でのお披露目となりました。

 こんな演出方法も『キン肉マン』という作品ならではですかねー。こんな形、他にありますかね? おそらく業界初なんじゃないかな…?

 さあこれで運命の王子の2連勝です。次はおそらくゼブラvsマリキータマンですかね? それとも中間でスグル登場かな? この調子だと王子軍の全勝もあるかも…いや、フェニックスまさかの敗退、ってのもあるかもなあ。

 その他気になった点は

  • ギヤマスターは最後までビッグボディをバカ扱いだったな(笑)。
  • ビッグボディの砂球は、アタルの灰を思い出させる。
  • ビッグボディチームって意外と絆が強かったんだなあ。
  • ちなみにこの時点で存命なのはキャノン・ボーラーのみ?
  • 『メイプルリーフクラッチ』も“6を9にする”理論で反転できそうだ。

 こんなところですかね。

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