みなさん、こんにちは。
この記事は
というミッションに挑んだ記録ブログです。
ですので

体育館全体をすごろく⁉

ちょっと面白そう!
と感じた方は、ぜひご一読を。
前回までのおさらい
前回までで決まったことは以下のような感じです。
- ジャンルは王道正月系すごろくを採用
- スタートは混雑緩和で4角の4ヵ所設定
- すごろくレイアウトは外周、内周プラス4方向から中央ゴールへ
- 4分割したエリアをアクションエリアとして利用する
- 9種のミッションを配置する
- 遊戯王チックなカードをギミックとして絡ませる
- カードは“召喚獣カード”、“伝説の武器カード”、“魔法(攻撃)カード”、“魔法(補助)カード”を作成する




前回は“召喚獣カード”を作ったので、今回はよりすごろくをエキサイティングにするであろう
- 伝説の武器カード
- 魔法(攻撃)カード
- 魔法(補助)カード
といった3種類のカードを作っていこうかと思います。
“伝説の武器”を考える
実は…武器カードは作るつもりはなかったんですよね。仕事が増えるから(苦笑)。
ただ召喚獣カードやモンスターを作成するために使わせていただいた素材サイト様には、モンスターの他にもカッコいい武器が多数アップされていたんですよ。

こちらのサイト様ですね。
ここを見ちゃうともう、作りたくなってきてしまうわけですよ、“伝説の武器”カード(笑)。

おおっ! 武器カードでモンスターを一撃だぜ!
なんて状況があったら、ちびっ子もテンション上がるでしょ、おそらく。
能力としてはレベルと属性についてそれぞれ個性づけをし、状況がハマれば大きな結果を出せるようにチューニングしました。
その結果、こんな伝説の武器を5種類も作っちゃいましたよ(笑)。



武器のネーミングは、基本は神話に頼ることにしました(笑)。今までやってきた数々のゲームもそうでしたからね。馴染みもあるし。また

実際の話、神話で伝わる武器名ってカッコいいんだよな♪
という事実もあります。
ネーミングの時間短縮とカッコよさ、そして自己満足も兼ねられる、ということで
- ティルフィング…北欧神話の古エッダ、サガに登場する魔剣。
- ゲイボルグ…アイルランドの説話に登場するクー・フーリンの持つ槍。
- フェイルノート…アーサー王伝説の中の『トリスタン物語』に登場する弓。
の3つが決まりました。
ただ斧と杖は神話でも有名どころがなかったので、特性と形状の英語を合体させました。
- ヴォルタックス…“ボルト(電圧)”דアックス(斧)”
- シャイニーワンド…“シャイニー(光る)”דワンド(杖)”
やや中二病発症ですね(苦笑)。また自分自身

シャイニーワンドて…プ●キュア臭がすごいな…
と思ったのは秘密です(苦笑)。
“魔法(攻撃)”を考える
伝説の武器があるファンタジーすごろくであるならば、やはり“魔法”もなければダメでしょう。
魔法は攻撃魔法と補助魔法に分かれるので、まずは攻撃魔法を考えます。
ただ今回はモンスターに炎氷雷風の属性を持たせているので、それぞれの属性に勝てる魔法を4つこしらえるというシンプル案にしました。具体的には
- ファイア…氷属性モンスターに強い
- ブリザード…炎属性モンスターに強い
- サンダー…風属性モンスターに強い
- トルネード…雷属性モンスターに強い
といった仕組みです。わかりやすくていいかな、と。
魔法の名前もあえてそのままにしました。ここでも中二病を発揮してこだわってもいいのですが、

単純な名前の方がちびっ子もイメージしやすいかな?
と思ったわけです。
あとザコ敵を蹴散らせる、レベル対応の攻撃魔法も一枚追加し、都合5枚の攻撃魔法カードができあがりました。

“魔法(補助)”を考える
補助魔法のコンセプト

実は“召喚獣カード”に次いで力を入れないといけない
と思っていたのが、この“魔法(補助)カード”です。“お助けカード”と言い換えてもいいかもしれません。
イメージ的にはドラクエで言うところの
- ルーラ
- バイキルト
桃鉄でいうところの
- 特急カード
- ぶっとびカード
にあたるでしょうか。

すごろくという性質上、“進む”や“戻る”、さらには“ふりだしに戻る”といった指令があるので、思うように進めないことがあると思うんですよ。
しかも今回のイベントは初物の一発勝負なので、ゲームバランスを検証し、難易度をチューニングする機会がないんですよね。つまり

意地悪すぎる!
難しすぎる!
という現象が起こり得る可能性があるわけです。となると、相手はただでさえちびっ子なので、早々に飽きちゃうんじゃないかなと。
ですので上記のような“お助けカード”を用意し、復活支援を手厚くしようと思いました。その結果

なんだよ、すごく簡単じゃ~ん!
あっという間にクリアしちゃったよ!
という現象が起きる可能性もあるのですが

意地悪すぎる!
難しすぎる!
となるよりは、達成感を得られていい気分で帰途についてもらえるから、それはそれでいいのかな、と。
もしも速攻でクリアしたチームが時間を持て余しそうだったら、

2周目、チャレンジしていいよ!
と言えばいいことですからね(笑)。
あと何度も言っていますが、すごろくに『HUNTER×HUNTER』の『グリードアイランド』的なニュアンスを出したいんですよね。

あれもいろいろなカードがあって、プレイヤーの行動選択量を増やし、ストーリーに深みを増しているじゃないですか。
プレイヤーにはカードホルダーを渡して、収集したカードを格納してもらい、使用するときは

ブック!
なんつってそのカードホルダーを開くんです。テンション、上がりません(笑)?
というわけで、プレイヤー救済を前面においたカードの内容を考えていきます。
ワープ系
なんといってもすごろくで萎えるのは、“ふりだしに戻る”でしょうか。それに対する救済カードとして、ルーラ的なワープカードは必須です。
ここで考えたのが
- 好きなマスに飛べるカード
- 他のプレイヤーがいる場所に行けるカード
です。ワープの方法に差をつけたんですね。

前者は自由度が高く万能なのに対し、後者は制限があり、運に左右されるのですが、

あいつの横にくっつくぜ~!
みたいな演出ができ、それが友達同士だったら盛り上がるかな、と。

カッちんの隣までワープだ!

あっ、ミツルくんがやってきたぞ!
てな感じで(笑)、ワイワイ、キャアキャアとなればいいんですが。
サイコロ系
すごろくなので、サイコロに付随するギミックは欲しいところです。
王道はやはり“特急カード”的な、サイコロが増えるやつでしょう。桃鉄ほどマップが広いわけではないので、今回は“サイコロ2つ”にしておくことにしました。
あとは“振りなおし”ができるカードを作りました。

また1かよっ!!
に対する救済措置ですね(苦笑)。

これで少しでもすごろくのテンポがよくなればいいかな、と思います。
ズル系
このすごろくにはすべてのマスに“~しろ”という指令があるのですが、それをすべてやるのもしんどいです。ですので
- やりたくないミッションは飛ばせるカード
- ミッションを誰かにやってもらうカード
という2種類を作りました。

特に“誰かに押し付ける”は、会場に来ているお父さん、お母さんも参加しやすくなり、保護者の方々も盛り上がるかな、と。
また、友達同士で

やっちゃん、これやってくれよ!

なんでだよ!
みたいな光景が目に浮かんで、面白そうじゃないですか(笑)?
増殖系
お助けカードの最後は、手持ちのカードを増やすカードにしました。
このすごろくでは、運が悪ければカードを得る機会が少ない場合もあります。
ですので、一度手にしたカードをコピーする、もしくは使ってしまったカードを復活させる、という救済策も考えました。

これらがあれば、だいぶユーザーフレンドリーになるのではないかと。しかも

『クローン』で『リバイバル』を増やし、使った『クローン』を復活させれば…永遠にカードが…あれ? これ裏ワザじゃね?
みたいなコンボも可能です。気づけば、の話ですけどね(笑)。
ある意味バグ技ですけど、プレイ中に気づけばあっぱれです。
おわりに
以上、“武器・魔法(攻撃)・魔法(補助)”カードの作成でした。
これにてカードの制作は完了です。はたして実際にどれくらいカードが乱舞するのかはわかりませんが、せっかくの機会ですからね。ちびっ子には余るほどカードを獲得してもらいたいものです。
そしてプレイ後に、友達同士でダブりカードのトレーディングなんてしてくれたら嬉しいですねぇ(笑)。作った甲斐があったってもんですよ。
そしてもしこの企画が好評で、第2回がある場合には

第1回で獲得したカードを持ってきていいよ!
なんていう、経験者権益を許可してもいいのかな、なんて思っています。それでリピーターになってくれたら最高でしょ(笑)。
というわけでとうとう次回、運命のイベント本番レポートに続きます。お楽しみに!

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