【自動車保険? 自腹?】車のドアの凹みと傷を、思ったより安く修理できた話。

オレ流近況報告-2021年
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 人生で呆然とする瞬間の一つに、車をこすったり凹ませたりした瞬間ってのがあると思うんですよ(笑)。

 今回の記事は、そんな呆然とした事態に対する

中古部品でのお得な車修理

という解決方法のご紹介です。

 同じ悩みで困っている方がいらしたら、ぜひご覧になってみてください。

呆然とした瞬間は突然に

 先日、仕事中にハミコおくさんが泣きそうな声で、以下のような連絡をしてきたんです。

…イ○ンに買い物に行ったら、駐車場の柱でこすった…

 なんてこった。どのくらいのひどさなのだろうと、状況写真が送られるのを待っていたのですが、しばし待ってもいっこうに送られてきません。

 おそらく私に怒られると思ったのでしょう。そんな彼女の遅延行為に、被害の大きさを逆にリアルに感じとることができます(苦笑)。

 ちなみに帰宅してから確認した、実際の惨状がこれです。

 う~む。なかなかにやっちまったレベルですな…(苦笑)。

自動車保険のジレンマ

 これはちょっと見ないふりして放っておくレベルではありません。とりあえずディーラーに状況を伝え、修理費用の見積もりをとることにしました。

 出てきた結果は…!

¥\ 約40万円也 ¥\

 …ちょっと魂が抜けかけました(笑)。どうやら板金等で修理できるレベルではなく、左リア側のドアごと新品と交換する必要があるので、このような金額になるそうです。

 まあディーラー値段ってことで、こんな感じになるのでしょうけど。

 ここで保険を使うかどうかの選択肢がでてきました。ただ保険を使う場合、メリットとデメリットがあります。

メリット

自己負担額が少なめで、ほとんどの費用を保険でカバーできる

デメリット

せっかく無事故で積み上げた等級が下がり、次年度から保険費用が高くなる

 当然皆さんご存知の仕組みだとは思いますけどね。

 ちなみに私の保険は自己負担額が10万円のプランでした。ですので、30万円は保険会社が負担してくれるわけです。

 で、デメリットの保険料増額について詳しく確認しようと思い、私が入っているイーデザイン損保に連絡をしてみました。

 結論を言うと、

  • 等級は3等級下がる
  • 保険料は年間で大体2万円強上がる

だそうです。

 等級を元に戻すには、無事故という前提で3年かかるので、2万円 × 3年で6万円ほどの負担増ということになります。

 以上の結果、保険を利用した今回の修理の総額は

10万円(自己負担額)+ 6万円(3年の保険料増額分)= 16万円

ということになります。まあ40万円クラスの修理が16万円でできると思えば、この選択肢も十分アリだと思いますよね。

 ですが…ど~~しても積み上げてきた保険の等級を下げる、というのが気に食わないんです。もうこれは精神論の世界です(苦笑)。

ドア移植交換という提案

 なんとか保険を使わず、修理費を安く済ませられないかと、イーデザイン損保に食い下がってみました。だいぶ面倒くさい客です(笑)。

 するとイーデザイン損保の方が、以下のような提案をしてくれました。

  • そもそも交換のドアは、新品である必要があるのか
  • 同車種で廃車予定の車のドアを移植交換するという方法がある
  • 廃車予定なので、当然部品代が安い
  • イーデザイン損保では全国に提携している契約整備工場が多々あり、そういった修理の融通が利く

 …ドア移植交換…!! まさかこのような方法があるとは想像だにしていませんでした。

 なにやら光が見えてきたように感じ、とりあえずその契約整備工場に相談をしてみようと思いました。

 するとイーデザイン損保がすぐに提携している、近所の整備工場に連絡を入れてくれました。どうやらウチから自転車で5分くらいしか離れていないところに、契約整備工場があるようでした。

 う~ん、イーデザイン損保のネットワーク恐るべし、と感じましたね(笑)。

中古部品交換の注意点

 イーデザイン損保から連絡を受けた整備工場さんは、その日の夕方にすぐに来てくれました。自宅から近いという利点がここで最大限に発揮された感じです。

 そして損害状況を見ていただくと

大丈夫です。十分移植交換でいけます

という力強いお答えが。ただし

  1. 同じ色の廃車がある場合
  2. 違う色の廃車しかない場合

で修理費用が変わるそうです。

 そりゃそうですよね。2は塗装が必要ですから。しかも1は運が良ければ、という前提です。この時期に同色廃車がない場合もありますからね。ちなみにざっくりとした修理金額は

  1. 同じ色の廃車がある場合…8万円くらい
  2. 違う色の廃車しかない場合…12万円くらい

という、初期値の40万円から比べると、夢を見ているかのような金額提示がありました(笑)。

 そして同色廃車が出ているか確認をとってもらうと、運がよいことに

同色廃車、ありました!

とのことだったので、即決でその整備工場さんに修理をお願いすることになりました。

 ただし、廃車のドア移植交換においては、注意すべき点が1点あります。それは

廃車のため多少の擦り傷、飛び石凹み、色あせ等がある可能性があります

ということで、それらを理解し、納得した上で修理依頼をする、ということになります。

 私は納得しました。多少のことは気にしないという理解をもって、お願いをした次第です。

修理の結果

 修理は1日で終わりました。一応その間の代車は無料でお貸しいただけました。このあたりのスピード、サービスもありがたかったです。そして修理が終わった車がこちらです。

 どうですか。ぱっと見ではまったく廃車ドアを移植交換したとは思えないでしょう。

 もちろんアップで見ると、うっすらとしたこすれがあったりしますが、まったくもって許容範囲以下です。大満足ですよ。

 そして最終的にお支払いする費用をうかがうと、66,000円という、事前見積りよりもさらにお安い額を提示されました。うわ~、すげえ嬉しい。

 これにて

  • 保険の等級を下げたくない(=保険を使いたくない)
  • 可能な限りお安く修理をしたい

というこちらの要望がすべてクリアされ、この選択でよかったなあと、しみじみ感じた次第です。

 いや~、イーデザイン損保に食い下がってみてよかった(笑)。ありがとう、イーデザイン損保さん。

 以上、車のドアの凹みと傷を、思ったより安く修理できた話でした。皆さんのご参考になれば幸いです。ではまた。

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