ファミコン『アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃』の思い出。

オレ流ゲームレビュー
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 ゲームセンターで人気を博していた『アルゴスの戦士』のファミコン版です。当時のファミコンは、ハード発売からすでに4年が経過し、ハードスペック的にはやれることの限界に到達し始めていた時期だと思います。

 ですので、高性能なスペックを持つアーケードゲームとの差は開く一方であった時代であり、「ゲーセンのゲームタイトルの移植版」という触れ込みで発売されるファミコンタイトルは、往々にして“残念”という評価を受けるパターンとなりました。

 そんなパターンを避ける手立てとして、タイトル名や大まかな設定は使うけれども、中身を大幅にアレンジした別ゲームとして発売する、という手法も多数とられました。このタイトルは、後者の方ですね。

 結論的にいうと、このタイトルはアレンジ手法で成功したと思います。多彩なアクションと、絶妙な難易度で楽しめました。アクションが下手な私でもクリアすることができたので、絶妙な難易度というよりは、低い難易度だったのかな(笑)?

 個人的にはインドラという仙人に会っていくことでアイテムやヒントを獲得し、アクションパターンが増えていくのが楽しかったです。攻撃力や体力も徐々に上がっていく点とか、アクションRPGじみていましたね。

 アーケードのイメージを持たせるためだと思うのですが、有名な夕日のシーンをしょっぱなに持ってきていました。もうこれだけでアーケードとのリンクは完了って感じで。不満なユーザーもたくさんいたかと思うのですが、私はこの雰囲気だけで、それなりに満足していましたけどね(苦笑)。

 個人的に一番「う~ん」な感じだったのが、サブタイトルです。“はちゃめちゃ大進撃”って…恥ずかしくてお店に在庫確認できないよなあ(笑)。

▲“はちゃめちゃ”って…

『アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃』はありますか?

な~んて、いかつい顔のお父さんが、子どものためにおもちゃ屋に行ったりしたのかなあ? ハードル高かっただろうな(笑)。

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