ファミコン『三國志』の思い出。

オレ流ゲームレビュー
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 ナムコ版三国志のレビューで書いたように、光栄の三國志はリリースが遅れたこともあいまって、その発売を心待ちにしていたタイトルです。

 当時は吉川英治の『三国志』から始まり、横山光輝の『三国志』、そしてナムコの『三国志 中原の覇者』と、三国志に対するお勉強は万全でした。学校のお勉強は抜けまくりでしたけど(笑)。

 そしてとうとう本命の光栄版『三國志』を手に入れます。ソフトの値段がファミコン本体とイコール(14,800円)という衝撃も何のその、待たされた気持ちはそんな値段さえ乗り越えます。

 「光栄のソフトは高いのが当たり前」という刷り込みもあり、その価格が逆に「データがみっちりと詰まってるんだろうなあ」といった、SLGとしての箔をつけていた感もあります(笑)。

 君主は劉備でプレイです。吉川英治の『三国志』を読んだばかりだと、どうしても劉備に肩入れしてしまいますよね。

 まずは呂布を董卓から引き抜くことから『三國志』は始まります。基本中の基本ですね(笑)。そして内政と外交をチマチマと行うのですが、春先に『信長の野望 全国版』をプレイしていたこともあり、操作についてはいうほど戸惑いませんでした。

▲まだカタカナフォントは採用されていません(笑)

 このゲームは武将の知力が90を超えると軍師となり、プレイヤーの選択したコマンドに対してアドバイスをしてくれます。「よいおかんがえです」とか「ほかにやることはないのですか」といった感じです。

 このコンピューターがアドバイスをくれるというのが、当時は新鮮でしてね。ちょっとした人工知能感といいますか、コンピューターならではの未来感が感じられて、21世紀に向けた電脳社会を垣間見ることができました…ってちょっと大げさだけど(笑)。

 そうなると、がぜん興味が出てくるのが、本来バカと言われている脳筋武将を、軍師に仕立て上げることです。呂布とか張飛がインテリっぽくアドバイスをくれたら、さぞかし痛快だろうなと(笑)。

 で、せっせと彼らを教育しちゃうんですよ。1ターンで知力は1しか上がらないから、まあ時間がかかります。それだけに彼らが軍師としてアドバイスをしてくれた時は、ものすごい達成感がありました。偏差値30からの東大合格じゃないけど、「あの張飛がよくぞここまで…」みたいな(笑)。

▲合成ですけどね。こんな感じです

 そんなキャラクター達のグラフィックは素晴らしかったです。色数は少ないけど、パソコン版等と比べても、出色の出来なんじゃないでしょうか。ファミコン版のドット絵を担当したデザイナーさん、素晴らしい仕事をしましたよね。リアル系できちんと書き分けができていて、イケメンキャラはとてもカッコいい。

 個人的には趙雲、馬超、周瑜、陸遜が好みでしたね。イケメンは使っていて気持ちがいいんですよ(笑)。彼らは特に能力値も高いし。

 ただ他のキャラクターもそれぞれ味があってよかったです。董卓なんて本当に悪そうな顔してるし(笑)、その他のおっさん然としたキャラも、そこら辺を歩いていそうなリアリティがあります。

 そうなんですよ、最近のゲームキャラクターは、こういった自然なおっさん顔が皆無なんですよね。アニメ顔イケメンばかりで。そこら辺、個人的にはつまらないなあと感じています。

▲誰が誰だかわかりますか?

 クリアはできました。その後は当然の如く弱小君主でプレイしたり、しばりプレイをしたりと、やり込み要素溢れるプレイを楽しみました(笑)。その他、キャラを題材にしたくだらない落書きマンガを描いて、授業中友人を笑わせたりしたのも、いい思い出ですね。

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